虫歯はないのに甘いものでしみたり痛くなったりしますか?

相談者: かんかんたさん (42歳:女性)
投稿日時:2019-10-12 18:29:14
先生方、よろしくお願いいたします。

半年以上前から、甘いものを食べると左上の6番あたりが痛くなることがあります。
毎回ではなく、ならない時もあります。


左上の6番あたりだとは思いますが、左上あたり他の歯も何となく痛いような気がすることもあります。
(甘い物を食べた時、たまにだけ)

左上6番は銀歯がつめてあり、上のような症状があったため、銀歯を取り替えてもらいました。
(その時虫歯があったかどうかは聞いていません)
しかしその後も、甘いものがしみるような痛いような感覚があります。

詰めなおしてもらってから、3か月ほどたちますが、今もたまに甘い物を食べた時だけ、痛くなることがあります。



実は右上6番も同じ症状だったことがあり、銀の詰め物の下が虫歯になっていたため、治療してもらい、また銀を被せました。
すると、右の方はどんな時も全く痛くなくなりました。

右を適切に処置して下さったため、今の歯医者さんは左も適切に処置して下さったと思っています。
そうだとすると、虫歯ではないのに甘い物を食べると痛むのは、知覚過敏なのでしょうか?


ちなみに、右の方が虫歯も深く、歯茎の根っこも見えているのに、全く痛みません。

それとも、左は、まだ虫歯が残っている可能性があるのでしょうか?

ちなみに、左上は4番も銀を詰め直し、虫歯も治療済みです。


今のかかりつけ医には、もう虫歯は治療したと言われているため、ここで他の可能性を聞いてみたいと思いました。
どうぞよろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-10-13 01:21:30
こんにちは。

右の歯は神経は残っているのでしょうか?

歯は長年使っているとヒビが入ってきたり歯根部が出てきたりして外部からの刺激に対する防御が弱まって来ます。

甘いものは浸透圧の違いで痛みを誘発する事に繋がるとされていますから、何処かに防御が弱い所があるのでしょう。


4番も6番も虫歯の治療があると言うことは虫歯になりやすかったか、なりやすい方ということになるでしょう。
5番はどうなのでしょうか?また虫歯の治療跡は隣接面を含みますか?咬む面だけですか?
歯茎の根っこが見えているのは右上6番だけですか?

歯並び噛み合わせのバランスはどうなのでしょうか?


色々な面からどうして虫歯の再治療をしたのに甘いものがまだしみるのか?についての答えを見つけ出してくれるのは、おかかりになっている歯科医でしょうからよくみてもらう事が必要ですね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: かんかんたさん
返信日時:2019-10-13 10:16:40
船橋先生

ご回答ありがとうございます。

神経は、全て残っています。
治療跡は、左上4番と6番、左下6番と4番、右上6番、右下6番です。
全てインレーアンレー?)で、銀と白い詰めものです。

小学生低学年の頃に作ってしまった虫歯がほとんどで、大人になってからは親知らずぐらいでしたが(親知らずは抜歯しました)、全然できない人もいるそうなので、虫歯菌はもっているのだと自覚しています。。


また、歯周病があり、歯石取り歯磨きを頑張ったため、症状はかなりよくなり、全く血もでなくなりましたが、その代わり歯茎が下がってしまったところも結構あります。

一番下がってしまったのが右上6番、また質問している左上6番も下がっています。


治療跡が隣接面に及んでいるかは、奥歯の方はよくわからないのですが、及んでいるかもしれません。

歯並びかみ合わせは、特に歯医者さんに指摘されたことがないので、一応問題ないのかなと思っています。
(今まで、引っ越しもあり7〜8件の歯医者さんに通ったことがあります)


どこかに防御が弱いところがあるとご回答頂きましたが、それは詰め物がうまく入っていない、もしくは虫歯の取り残しがある、または知覚過敏の可能性もある、ということでしょうか。

何人かの先生に診て頂いているのに、虫歯を発見できないのは、自分としては考えづらく(考えたくないのもあります)、知覚過敏なのかなあ、なんて思っています。
その方が、安心するのですが・・。


長々と申し訳ありません。
引き続きよろしくお願いいたします。
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-10-13 10:45:13
今の状態に回答を試みてくださってありがとうございました。
しかし、残念ながら色々想像することしかできません。

虫歯が残っているのに詰め物がされたら緊密なシーリングではなくなる為外界からの刺激に対する防御は弱くなります。
また虫歯がなくても治療が上手くいっていない場合も同じようになります。

ただ、既に治療されていると一見問題が見いだせない場合は多々あります。


大抵はしばらく様子見になります。
再治療はより侵襲する治療の選択に繋がることが多くなるからです。
様子見してもらって症状が収まったほうが患者さんにとって長期的によいですからね。。

歯根が露出していれば象牙質口腔内に露出している状態に繋がるので知覚過敏になります。
知覚過敏の場合できる事は樹脂のコーティング等で象牙細管を塞ぐことくらいになります。

楔状欠損になっていれば樹脂やグラスアイオノマーセメントで修復します。


また稀に歯は問題ないのに神経が誤作動して痛む事がありますが、甘いものという誘発物があるので歯に実際に何か問題がありそうに思います。


実際に診てもらってもわからないならばネットでは診てもいないし検査もしていないのにわからないので想像する程度になります。

出来ればおかかりの歯科医(実際に歯の治療をしているのですから予後は想像しやすい)にもう一度相談してみてはいかがでしょうか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: かんかんたさん
返信日時:2019-10-13 11:43:11
船橋先生

再度丁寧なご回答ありがとうございます。

色々な可能性が考えられること、また、それを発見するのは簡単でない場合もあることがよくわかりました。


>再治療はより侵襲する治療の選択に繋がることが多くなるからです。
>様子見してもらって症状が収まったほうが患者さんにとって長期的によいですからね。。

そうですね。
私もそれは思いました。

甘い物を食べた時、しかもいつもではなく、たまに痛くなるので、しばらく様子見の方がいいのかなと思いました。
原因がわからないのに、また詰め直したりしても、歯に負担がかかりますよね。。

ただ、おっしゃる通り、甘い物という原因があるため、虫歯か、詰め物に原因があるのかなあと感じてはいます。
それだとやっかいなので、知覚過敏だったらまだいいなあと考えておりました。。


少し様子見して、痛みが度々出るようなら、また歯医者さんに診てもらおうと思います。
ありがとうございました!
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2019-10-13 12:06:35
かんかんた さん

こんにちは。
「治療をしてもらったけれどもまだ甘いもので痛い」

それは、以前と同じような感覚でしょうか?
ちがうけど、あるいは弱くなったけど、まだある?でしょうか。


症状からすると、「知覚過敏」のように感じられるかもしれませんが、「歯髄炎」といって歯の中の神経が悪くなった場合も「知覚過敏の症状」が出ます。

いずれにしても、もしも「象牙質知覚過敏症」であれば、原因歯を見つけ、原因となる露出部を探しだし、そこを簡単に埋めることで、麻酔も無く治療終了できるはずなので、良く診断して頂いた方がいいと思いますよ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: かんかんたさん
返信日時:2019-10-14 14:17:58
宮下先生

ご回答ありがとうございます。


感覚に関しては、「以前より弱くなったけど、まだある」が当てはまると思います。

左上6番は、処置をされる前から、甘い物で痛くなったり、フロスを通した時に痛むような感覚が少しありました。

処置後、知覚過敏の症状も出ましたが(歯ブラシ歯間ブラシが当たると痛かったり)、だんだん収まり、今はフロスや歯間ブラシを通しても、痛みません。

なので、大方良くなったとは思っているのですが、たまーに、チョコレートや砂糖菓子など、甘さの強いものを食べた時だけ、痛みます。
知覚過敏もあったため、この「甘い物で痛む」ことが、知覚過敏のせいなのが、虫歯なのか、詰め物の不適合なのか、しばらく悩んでいました。

ご回答頂いたように、歯髄炎の可能性もあるのですね・・・。
そういったものがあると怖いなあと思っています。


近いうちに、かかりつけ医に診てもらい、それでまだ原因がわからないようでしたら、他の歯医者さんに診て頂くことも検討しようと思います。

丁寧にご回答頂き、ありがとうございました!



タイトル 虫歯はないのに甘いものでしみたり痛くなったりしますか?
質問者 かんかんたさん
地域 非公開
年齢 42歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯、知覚過敏の痛み
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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