痛みのある左上4番のレントゲンで歯根の先が黒く写る
相談者:
りんぐさん (47歳:女性)
投稿日時:2020-09-14 15:06:46
左上の4番が半年くらい前から痛く、歯周病だと思っていましたが、レントゲン(歯を部分的にとる方)で根の先が黒くとりまいているのを歯内療法先生に指摘を受けました。
しかしながら、神経の壊死はまだしていないようだから、ここで、神経をとってしまうのは、危険なので、1か月様子を見させてくださいといわれました。
フロモックスを3日分出されました。
先生は、根の先が黒いのは普通は神経が壊死をしてることが多いのに神経が残っていて、根の先が黒いのは原因がなんでしょう?とかしげていました。
私もわかりません。
原因はなんでしょうか?
歯周病ってことなんでしょうか?
歯周病が悪化すれば神経は死亡してしまうのでしょうか?
4番の上にできものがぷっくりできています。
とりあえず、これも緊急を要さないために1か月様子をみて、11月に予約をしました、という段階です。
しかしながら、神経の壊死はまだしていないようだから、ここで、神経をとってしまうのは、危険なので、1か月様子を見させてくださいといわれました。
フロモックスを3日分出されました。
先生は、根の先が黒いのは普通は神経が壊死をしてることが多いのに神経が残っていて、根の先が黒いのは原因がなんでしょう?とかしげていました。
私もわかりません。
原因はなんでしょうか?
歯周病ってことなんでしょうか?
歯周病が悪化すれば神経は死亡してしまうのでしょうか?
4番の上にできものがぷっくりできています。
とりあえず、これも緊急を要さないために1か月様子をみて、11月に予約をしました、という段階です。
回答1
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2020-09-14 16:05:31
一度、他の、フロモックスを出さない先生にも診ていただく方が良いかもしれないですね。
回答2
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2020-09-14 16:11:11
りんぐ さん、こんにちは。
>先生は、根の先が黒いのは普通は神経が壊死をしてることが多いのに神経が残っていて、根の先が黒いのは原因がなんでしょう?とかしげていました。
虫歯治療を受けた歯なのか、今まで未治療の歯なのか、などの情報がわかると良いですね。歯をぶつけたなどの既往は無いでしょうか。
外傷の既往があれば、トランジエントアピカルブレイクダウンという現象が起こることがあると思います。
>歯周病ってことなんでしょうか?
>歯周病が悪化すれば神経は死亡してしまうのでしょうか?
そういうこともあると思います。
>4番の上にできものがぷっくりできています。
既にサイナストラクトがあるのであれば、もしかしたら神経は生きていないという場合もあるかもしれないと思います。
お大事にしてください。
>先生は、根の先が黒いのは普通は神経が壊死をしてることが多いのに神経が残っていて、根の先が黒いのは原因がなんでしょう?とかしげていました。
虫歯治療を受けた歯なのか、今まで未治療の歯なのか、などの情報がわかると良いですね。歯をぶつけたなどの既往は無いでしょうか。
外傷の既往があれば、トランジエントアピカルブレイクダウンという現象が起こることがあると思います。
>歯周病ってことなんでしょうか?
>歯周病が悪化すれば神経は死亡してしまうのでしょうか?
そういうこともあると思います。
>4番の上にできものがぷっくりできています。
既にサイナストラクトがあるのであれば、もしかしたら神経は生きていないという場合もあるかもしれないと思います。
お大事にしてください。
相談者からの返信
相談者:
りんぐさん
返信日時:2020-09-14 20:07:14
藤森先生
質問ですが、フロモックスは、激しい痛みじゃないから、患者さんが困っていないですよね、ということで、食事が右側しかできません。
それが不自由です、といいましたら、それじゃあ、やれることはフロモックスでも飲んで、ください、という流れです。
私もいらないかと思いましたが、同じことの繰り返しになるので。
いちおう、引き受けました。
もう一人の先生にかかるとしたら、当てがありますが聞いてみますか?
その先生以外だと、ちょっとわからないですね。
しらみつぶしにあたってみるということでしょうか?
いや、それは効率が悪い。
歯内療法を看板に掲げている先生ということでしょうか?
そしてなるべく早めに、ということですか?
そして、保険で査定とかされないでしょうか?
月は変えたほうがいいですか?
質問ですが、フロモックスは、激しい痛みじゃないから、患者さんが困っていないですよね、ということで、食事が右側しかできません。
それが不自由です、といいましたら、それじゃあ、やれることはフロモックスでも飲んで、ください、という流れです。
私もいらないかと思いましたが、同じことの繰り返しになるので。
いちおう、引き受けました。
もう一人の先生にかかるとしたら、当てがありますが聞いてみますか?
その先生以外だと、ちょっとわからないですね。
しらみつぶしにあたってみるということでしょうか?
いや、それは効率が悪い。
歯内療法を看板に掲げている先生ということでしょうか?
そしてなるべく早めに、ということですか?
そして、保険で査定とかされないでしょうか?
月は変えたほうがいいですか?
相談者からの返信
相談者:
りんぐさん
返信日時:2020-09-14 20:19:59
滝野先生
自分の記憶では、治療してないと思いますが。
昔やってたのかもしれませんし。
どうなんでしょうか?
わかりません。
最近ではない、ということです。
歯をぶつけた記憶はないです。
どうして、黒くなっているか、その原因がわからないのに、神経をとるのはすぐはやめたほうがいい、ということを先生は言いました。
それが1か月経過をみる、と。
自分の記憶では、治療してないと思いますが。
昔やってたのかもしれませんし。
どうなんでしょうか?
わかりません。
最近ではない、ということです。
歯をぶつけた記憶はないです。
どうして、黒くなっているか、その原因がわからないのに、神経をとるのはすぐはやめたほうがいい、ということを先生は言いました。
それが1か月経過をみる、と。
回答3
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2020-09-14 21:47:00
> 歯内療法を看板に掲げている先生ということでしょうか?
もしそうなら賢い選択肢の一つになると思います。
>なるべく早めに、ということですか?
そのように思います。
>保険で査定とかされないでしょうか?
>月は変えたほうがいいですか?
全く査定されないし、月を変える必要もないと思います。
査定に関しては、次の歯科医が考えることで患者さんが考えることがらではないと思います。
当然ドクターショッピングと言われる、あっちこっちに次から次へと転院を繰り返す状況ではないと思います。
また藤森先生が暗に転院を促している点は大きなポイントかと。
もしそうなら賢い選択肢の一つになると思います。
>なるべく早めに、ということですか?
そのように思います。
>保険で査定とかされないでしょうか?
>月は変えたほうがいいですか?
全く査定されないし、月を変える必要もないと思います。
査定に関しては、次の歯科医が考えることで患者さんが考えることがらではないと思います。
当然ドクターショッピングと言われる、あっちこっちに次から次へと転院を繰り返す状況ではないと思います。
また藤森先生が暗に転院を促している点は大きなポイントかと。
回答4
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2020-09-15 10:01:20
根の先に黒い影がある場合、そこに病変がある可能性があります。
ただ、重要なのは、病変がある場合に黒い影ができる場合がありますが、黒い影があるから全て病変とは言い切れないということです。
ただ、今回の場合、歯茎にできものがあるということは、病変の可能性は高いかもしれません。
念のために神経が生きているかどうかを、電気歯髄診断などを併用して調べてもらってみてはいかがでしょうか?
ただ、重要なのは、病変がある場合に黒い影ができる場合がありますが、黒い影があるから全て病変とは言い切れないということです。
ただ、今回の場合、歯茎にできものがあるということは、病変の可能性は高いかもしれません。
念のために神経が生きているかどうかを、電気歯髄診断などを併用して調べてもらってみてはいかがでしょうか?
回答5
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2020-09-15 19:00:30
回答6
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2020-09-15 22:53:05
>自分の記憶では、治療してないと思いますが。
>どうして、黒くなっているか、その原因がわからないのに、神経をとるのはすぐはやめたほうがいい、ということを先生は言いました。
という経過からは、レントゲンでは根の治療の形跡が無いのはもちろん、虫歯の治療歴が無いか、少なくとも神経に近いような虫歯治療の痕跡は無いのだと想像します。
外傷や亀裂、歯周病など、虫歯以外の原因で神経が死んでしまう場合はあります。また、小臼歯であれば、中心結節という突起から感染を起こして神経が死んでしまう場合もあると思います。
神経が壊死していない、というのはどのように判断したのでしょう。担当医には明らかな原因が見あたらず、不可逆的な介入を躊躇されたのかもしれないと想像します。
ただし、感染を起こしているのであれば早いほうが良いですね。歯髄電気診で判定、サイナストラクトがあるのであればそこからガッタパーチャを挿入して部位を特定する、場合によってはCTを撮るなど、追加の検査も考えられるように思います。
ただし、主治医は経過観察という方針であったならば、他の先生方も指摘されているように、別の歯科医師の診察を受けるのも一案かと思います。
お大事にしてください。
>どうして、黒くなっているか、その原因がわからないのに、神経をとるのはすぐはやめたほうがいい、ということを先生は言いました。
という経過からは、レントゲンでは根の治療の形跡が無いのはもちろん、虫歯の治療歴が無いか、少なくとも神経に近いような虫歯治療の痕跡は無いのだと想像します。
外傷や亀裂、歯周病など、虫歯以外の原因で神経が死んでしまう場合はあります。また、小臼歯であれば、中心結節という突起から感染を起こして神経が死んでしまう場合もあると思います。
神経が壊死していない、というのはどのように判断したのでしょう。担当医には明らかな原因が見あたらず、不可逆的な介入を躊躇されたのかもしれないと想像します。
ただし、感染を起こしているのであれば早いほうが良いですね。歯髄電気診で判定、サイナストラクトがあるのであればそこからガッタパーチャを挿入して部位を特定する、場合によってはCTを撮るなど、追加の検査も考えられるように思います。
ただし、主治医は経過観察という方針であったならば、他の先生方も指摘されているように、別の歯科医師の診察を受けるのも一案かと思います。
お大事にしてください。
回答7
東京国際歯科六本木(港区六本木)の宮下です。
回答日時:2020-09-16 08:30:49
りんぐ さん
おはようございます。
よくあるあるですね。
結論から言いますと、診断にエラーが生じています。
ですから、治療すべきではありません。
診断がついていないけど、とりあえず何かしないと、という考えで出されたフロモックスです。
先生の頭の中では、「神経は死んでいるはずだけど」でも、詰め物も浅いし、矛盾することがあるのです。
その位置の歯が外傷を受けることは、まずないでしょうし、半年間もアピカルブレイクダウンが続くことはありません。
歯が動いているとか、特殊な状況でなければ、説明をつけにくいので迷っていらっしゃるのだろうと思います。
何名かも先生方がすでにお書きになられていらっしゃるように、その歯が刺激に対して反応するかどうか(生きているか)の検査が必要です。
きっと反応はないだろうと想像します。
そうでないと、根の先の部分が膨らんでくるなど、起こらないですから。
(まれに腫瘍の病変も考えられますが、その場合、膨らんでいて、歯は反応しますが、それこそ大変な問題です。)
ちなみに、歯内療法の先生に取って頂いたレントゲンは1枚でしょうか?
2枚でしょうか?
3枚でしょうか?
口腔内には、様々な空洞がありますし、骨の模様がありますので、そういうものも黒く写ります。
それらがどのレントゲンにも写っているのであれば、病変である可能性は高いです。
徹底的な診査を行えば、普通に矛盾点を解決することができると思います。
おはようございます。
よくあるあるですね。
結論から言いますと、診断にエラーが生じています。
ですから、治療すべきではありません。
診断がついていないけど、とりあえず何かしないと、という考えで出されたフロモックスです。
先生の頭の中では、「神経は死んでいるはずだけど」でも、詰め物も浅いし、矛盾することがあるのです。
その位置の歯が外傷を受けることは、まずないでしょうし、半年間もアピカルブレイクダウンが続くことはありません。
歯が動いているとか、特殊な状況でなければ、説明をつけにくいので迷っていらっしゃるのだろうと思います。
何名かも先生方がすでにお書きになられていらっしゃるように、その歯が刺激に対して反応するかどうか(生きているか)の検査が必要です。
きっと反応はないだろうと想像します。
そうでないと、根の先の部分が膨らんでくるなど、起こらないですから。
(まれに腫瘍の病変も考えられますが、その場合、膨らんでいて、歯は反応しますが、それこそ大変な問題です。)
ちなみに、歯内療法の先生に取って頂いたレントゲンは1枚でしょうか?
2枚でしょうか?
3枚でしょうか?
口腔内には、様々な空洞がありますし、骨の模様がありますので、そういうものも黒く写ります。
それらがどのレントゲンにも写っているのであれば、病変である可能性は高いです。
徹底的な診査を行えば、普通に矛盾点を解決することができると思います。
相談者からの返信
相談者:
りんぐさん
返信日時:2020-09-16 19:06:10
相談者からの返信
相談者:
りんぐさん
返信日時:2020-09-16 19:12:29
高田先生、ありがとうございます。
神経が全く元気なのではなく、死にかけているけど、まだ生きている、と言いました。
神経の検査は、棒を持って、それを歯にあてて、先生が、機械を操作する、何かを感じたら手をあげて、といったものです。
最初に若めの別の先生がやって、もう一度、(責任者?の)先生がやりました。
神経が全く元気なのではなく、死にかけているけど、まだ生きている、と言いました。
神経の検査は、棒を持って、それを歯にあてて、先生が、機械を操作する、何かを感じたら手をあげて、といったものです。
最初に若めの別の先生がやって、もう一度、(責任者?の)先生がやりました。
相談者からの返信
相談者:
りんぐさん
返信日時:2020-09-16 19:17:37
藤森先生、ありがとうございます。
いろいろ別の先生にあたり、予約が混んでいるので、もう少し早くならないか聞いて、もし全部がだめなら、フロモックスの先生に電話して、歯茎が現状こうなっていることを伝えて、指示をもらいたいと思います。
ぷっくらしていた腫れものが、ややしぼんできていて、歯茎が色が悪く、ぐちゃっとしていて、変な味がしています。
こういうのを膿んでるというのではないでしょうか?
体全体的にも熱をもっているようです。
ロキソニンとフロモックスを内科の先生に出してもらい、予約を早めてもらうか、明日来てくださいになるか聞いてみたいと思います。
いろいろ別の先生にあたり、予約が混んでいるので、もう少し早くならないか聞いて、もし全部がだめなら、フロモックスの先生に電話して、歯茎が現状こうなっていることを伝えて、指示をもらいたいと思います。
ぷっくらしていた腫れものが、ややしぼんできていて、歯茎が色が悪く、ぐちゃっとしていて、変な味がしています。
こういうのを膿んでるというのではないでしょうか?
体全体的にも熱をもっているようです。
ロキソニンとフロモックスを内科の先生に出してもらい、予約を早めてもらうか、明日来てくださいになるか聞いてみたいと思います。
相談者からの返信
相談者:
りんぐさん
返信日時:2020-09-16 19:26:23
相談者からの返信
相談者:
りんぐさん
返信日時:2020-09-16 19:36:25
宮下先生、ありがとうございます。
ちょっとお尋ねしますが、「治療すべきではありません」というのは、その病院では、ということですか?
歯茎の状態が、悪くなってしまい、ほかを探しても、見つからない場合、フロモックス先生に電話して、見てもらう、という選択にするしかないかと思っています。
たぶん急なので、こういった患者さんが多くいて、こみ合っているようです。
予約を待ってる患者さんが多くいるのに、優先的に診てもらうのは、無理なような、、気がしてきました。
そして、たたくと痛いのは、神経があるのでしょうか?
たたくとかなり痛いです。
死んでいても痛いんですか?
そして、レントゲンは1枚です。
4,5,6かな、3本くらいが写るやつで、とるときに、撮影室で、手で板のようなものを押し当ててとりました。
ちょっとお尋ねしますが、「治療すべきではありません」というのは、その病院では、ということですか?
歯茎の状態が、悪くなってしまい、ほかを探しても、見つからない場合、フロモックス先生に電話して、見てもらう、という選択にするしかないかと思っています。
たぶん急なので、こういった患者さんが多くいて、こみ合っているようです。
予約を待ってる患者さんが多くいるのに、優先的に診てもらうのは、無理なような、、気がしてきました。
そして、たたくと痛いのは、神経があるのでしょうか?
たたくとかなり痛いです。
死んでいても痛いんですか?
そして、レントゲンは1枚です。
4,5,6かな、3本くらいが写るやつで、とるときに、撮影室で、手で板のようなものを押し当ててとりました。
回答8
東京国際歯科六本木(港区六本木)の宮下です。
回答日時:2020-09-16 22:48:34
りんぐ さん
こんばんは、ご質問ありがとうございます。
「治療すべきではありません」というのは、「診断が正しくない状態では、治療すべきではありません」とご理解をお願いいたします。
もっと言うと、早く正しく診断して頂いて、それに基づいて治療をして頂きましょう、という意味です。
(薬を出すというのはもちろん治療に含まれます)
しかし、少し難しい回答だったようですね。
右上4番の神経が生きているとしましょう。
先のりんぐさんのご回答での歯髄を調べる機械で反応します。
そうすると、レントゲンで根の先に黒い影があることは普通ありません。
根の先が膨れたりもしないのが普通です。
そして、生きているのであれば、フロモックス等の抗生剤は必要ないです。
逆に、右上4番の神経がすでに死んで、歯の中の根管に細菌が侵入しているとしましょう。
そうすると、レントゲンで根の先に黒い影が映ることは良くあります。
根の先が腫れたりも良くあることです。
しかし、歯髄を調べる機械で反応しないことが多いです。
もちろん、死にかかっている場合も、反応することがあります。
さて、りんぐさんは、ご自身の右上4番が上記のどちらに近いと思われますか?
おそらく、答えは2番目の状況だろうと想像できますよね。
タカタ先生が書かれていますように、この状態を根尖病変と呼びます。
ですから、通常は「根管治療」という治療が必要です。
歯の中の根管に侵入してしまった細菌を全て取りのぞければ最高です。
そして、りんぐさんのように、通常の状態ではあまり痛みの無いような慢性的な状況の根尖病変には、抗生剤は効果が全くありません。
言い換えれば、フロモックスという抗生剤は、りんぐさんの状況では上記どちらであっても無効となります。
ですので、藤森先生は、フロモックスを出さない先生を探してくださいと遠回しに回答されています。
上記、どちらの状況でも、フロモックスは効果がありません。
根管治療のみが効果がある可能性が非常に高いと思われます。
ですから、柴田先生が歯内療法を看板に掲げている先生を選択するのは、賢い選択と述べられているのです。
なんとなく、理解して頂けましたでしょうか?
少し痛みが増してきましたか?
膨らみが潰れると、痛みも楽になりますけどね、心配ですよね。
こんばんは、ご質問ありがとうございます。
「治療すべきではありません」というのは、「診断が正しくない状態では、治療すべきではありません」とご理解をお願いいたします。
もっと言うと、早く正しく診断して頂いて、それに基づいて治療をして頂きましょう、という意味です。
(薬を出すというのはもちろん治療に含まれます)
しかし、少し難しい回答だったようですね。
右上4番の神経が生きているとしましょう。
先のりんぐさんのご回答での歯髄を調べる機械で反応します。
そうすると、レントゲンで根の先に黒い影があることは普通ありません。
根の先が膨れたりもしないのが普通です。
そして、生きているのであれば、フロモックス等の抗生剤は必要ないです。
逆に、右上4番の神経がすでに死んで、歯の中の根管に細菌が侵入しているとしましょう。
そうすると、レントゲンで根の先に黒い影が映ることは良くあります。
根の先が腫れたりも良くあることです。
しかし、歯髄を調べる機械で反応しないことが多いです。
もちろん、死にかかっている場合も、反応することがあります。
さて、りんぐさんは、ご自身の右上4番が上記のどちらに近いと思われますか?
おそらく、答えは2番目の状況だろうと想像できますよね。
タカタ先生が書かれていますように、この状態を根尖病変と呼びます。
ですから、通常は「根管治療」という治療が必要です。
歯の中の根管に侵入してしまった細菌を全て取りのぞければ最高です。
そして、りんぐさんのように、通常の状態ではあまり痛みの無いような慢性的な状況の根尖病変には、抗生剤は効果が全くありません。
言い換えれば、フロモックスという抗生剤は、りんぐさんの状況では上記どちらであっても無効となります。
ですので、藤森先生は、フロモックスを出さない先生を探してくださいと遠回しに回答されています。
上記、どちらの状況でも、フロモックスは効果がありません。
根管治療のみが効果がある可能性が非常に高いと思われます。
ですから、柴田先生が歯内療法を看板に掲げている先生を選択するのは、賢い選択と述べられているのです。
なんとなく、理解して頂けましたでしょうか?
少し痛みが増してきましたか?
膨らみが潰れると、痛みも楽になりますけどね、心配ですよね。
相談者からの返信
相談者:
りんぐさん
返信日時:2020-09-17 20:06:54
宮下先生、ありがとうございました。
フロモックスの先生は、神経がまだあるのに、それをとるのは、まだあった神経をとっちゃった、ということで、それは、残念なことだから、とらないでおきます、という感じに聞こえました。
おかしいな〜と首をかしげていました。
次に行った時までに調べておいてくれるのかな〜っと思ってましたが、神経があるのにぷくっとできることがあるのか。
ちょっとこちらの先生方の見解だと、根幹治療をするべきだってことなんですね。
宮下先生の上げた例ですと、やはり2番目のほうだと思います。
始まりは歯でも体のほうにまで影響が出てきているような感じがするので、内科の先生に言って、歯茎もみせて、ロキソニンとフロモックスを、歯内内科の先生が見つかるまでの応急処置として出してもらいました。
というわけで、近所に開業していて、自費で歯内療法をやってる先生がいらしたので、こちらに明日電話します。
そして歯周病やその他の虫歯は、予約がいっぱいの自費の病院でもいいかなとか考えてました。(こちらは急ぎじゃないので)
フロモックスの先生は、神経がまだあるのに、それをとるのは、まだあった神経をとっちゃった、ということで、それは、残念なことだから、とらないでおきます、という感じに聞こえました。
おかしいな〜と首をかしげていました。
次に行った時までに調べておいてくれるのかな〜っと思ってましたが、神経があるのにぷくっとできることがあるのか。
ちょっとこちらの先生方の見解だと、根幹治療をするべきだってことなんですね。
宮下先生の上げた例ですと、やはり2番目のほうだと思います。
始まりは歯でも体のほうにまで影響が出てきているような感じがするので、内科の先生に言って、歯茎もみせて、ロキソニンとフロモックスを、歯内内科の先生が見つかるまでの応急処置として出してもらいました。
というわけで、近所に開業していて、自費で歯内療法をやってる先生がいらしたので、こちらに明日電話します。
そして歯周病やその他の虫歯は、予約がいっぱいの自費の病院でもいいかなとか考えてました。(こちらは急ぎじゃないので)
タイトル | 痛みのある左上4番のレントゲンで歯根の先が黒く写る |
---|---|
質問者 | りんぐさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 47歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
原因不明の歯の痛み 歯医者への不信感 抗生剤(抗生物質)・化膿止め 歯茎の出来物(できもの) 根の病気(根尖病変・根尖病巣) 歯茎の婁孔(ろうこう・フィステル) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。