上6番、根管治療後の副鼻腔炎

相談者: ぶらうんさん (39歳:女性)
投稿日時:2022-03-14 20:04:59
上6番の根管治療が終わりました。

2月22日に、1回目の根管治療で膿と血が出てきました。
3月1日に、2回目の根管治療で濁った液も出てこないということで根充、土台が入りました。

その後10日程経ってから、疼痛やチクッとした痛みを感じるようになりました。
継続的ではなく時折という感じです。
痛み止めが必要な程ではありません。

また、治療している側の左の鼻から後鼻漏の症状が出てきました。

治療前には後鼻漏はなかったと思います。

根充後のレントゲン

「ちょっとお薬が飛び出てますけど吸収されますので」

と言われました。

仮に歯性上顎洞炎だったとして、根管治療によって副鼻腔炎を発症したとしても、根管治療はすでに終わって根の中の細菌活動は抑えられているためこの症状は徐々に改善されると考えて良いものでしょうか?
10日経ってから症状がでてきたことに少し不安があります。

例え根の外側に細菌がいたとして、抗菌薬で様子見ということもできるのでしょうか?

ちなみに充填材はGPとバイオセラミックシーラーです。

よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2022-03-15 07:24:45
ぶらうんさん、こんにちは。

2月22日に1回目の根管治療で膿と血が出てきたが、3月1日に2回目の根管治療で濁った液も出てこないということで根充、土台が入ったが、10日程経ってから、疼痛やチクッとした痛みを感じるようになり、治療している側の左の鼻から後鼻漏の症状が出てきて困っているのですね。

流れから考えると上6番が原因歯の歯性上顎洞を疑いますね。
CTで状態を確認されると診断できるのではないかと思います。

必要に応じて、再度根管治療が必要になることもありますし、抜歯になることもありえます。
かかりつけで判断できない時は、根の治療の専門家や口腔外科でご相談になると思います。

まずは、被せ物をする前に、後鼻漏の症状についてよく診てもらうといいと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぶらうんさん
返信日時:2022-03-17 00:23:47
加藤先生、お返事ありがとうございます。

咬合痛もでてきてしまい、やはりだめだったかと落ち込んでおります。

根管治療でダメなら歯根端切除をすると言われていますが、それも7万円かかるということで悩ましいです。
現に16万円かけた自費の根管治療がだめだったので。

歯学部のある大学病院が隣の市にありますので、そちらで1度相談してみようと思います。
回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2022-03-17 16:46:38
上6番の歯根端切除術が7万円なら破格に安いですね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぶらうんさん
返信日時:2022-03-17 18:46:25
藤森先生 こんばんは。

そのクリニックでマイクロエンドを受け、2年以内に再治療となった場合はその金額で施術してもらえるそうです。

ただ16万円が水の泡になってしまったので、そのクリニックで再び大きな金額を支払うのは躊躇してしまいます。

大学病院抜歯宣告を受けたらまた考えようかなと思います。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2022-03-18 10:12:17
症状があれば、治療した先生に連絡して見てもらった方がいいですよ。
 
歯学部のある大学病院が隣の市にありますので、そちらで1度相談してみようと思います。
 
とりあえず抗生剤で散らしておけば、外科はそれほど急がなくてもいいのいで、一度他の医療機関でセカンドオピニオンを求めるのも1つですね。
 
再根管治療の成功率は専門医でも8割程度なので、どうしても治らない歯というのは一定数は存在してしまいます。
 
 
後、大学病院であると外科的歯内療法の術式ではなく口腔外科で切るだけの歯根端切除になることもあるので、その辺りの術式なども聞かれた方がいいでしょう。
 
歯内療法専門医が行う外科的歯内療法の方が、根の先を切るだけの歯根端切除より成功率が30%以上高いので、もし外科をする際は逆根管充填までしてもらった方がいいのですが・・・
 
おだいじに

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぶらうんさん
返信日時:2022-03-18 21:52:06
井野先生 こんばんは。
いつもありがとうございます。

土曜日に大学病院(正確には大学が展開している歯科医療センター)の初診を受けようかなと思いましたが、やはり疼痛がありますし、治療を受けたクリニックを先に受診しようと思います。

先に申しあげた歯科医療センターも、外科的処置の口腔外科根管治療の保存科、補綴の補綴科など細分されておりますので、やはり必要であれば紹介状を頂くようお願いしてみます。
紹介状がなくても1100円の特初で済むそうです。

大学病院での受診の心得、大変参考になります。術式のことも頭に入れて質問できるようにしておきます。

実は私がマイクロエンドをお願いした先生は歯内療法の専門医ではないのです。(力は入れていらっしゃるようです)
ホームページには治療実績がありますが、治療後の経過が一切ないので、成功例なのかどうか判断しかねるところはあります。。

県内に歯内療法専門医の先生は少なく、マイクロスコープを使って根管治療をされている先生はあまりいらっしゃいません。
ホームページをお持ちでないだけかも知れませんが…

また経過を報告させて下さい。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2022-03-19 09:18:12
顕微鏡歯科シバタの柴田です。
 
平成28年4月かその前から、歯科用顕微鏡とCTを併用して歯根端切除術をすると顕微鏡加算が算定できるようになっています。
不確かな書き方は、CTが自院になければいけなかった時代があったような記憶なので。
 
https://shirobon.net/medicalfee/latest/shika/r02_shika/r02s_ch2/r02s2_pa9/r02s29_sec1/r02s291_J004.html

どちらにしても当院では、この顕微鏡加算を平成28年4月から算定できるようになっています。
この加算には不確かですが三年以上の経験が必要で、かつ届出が必要です。
届出は地方厚生局に届出しますので各地方厚生局のHPに一覧があります。

私の住んでいる愛知県を管轄する東海北陸厚生局のHPへのリンクです。
https://kouseikyoku.mhlw.go.jp/tokaihokuriku/newpage_00349.html

その中の愛知県の分
https://kouseikyoku.mhlw.go.jp/tokaihokuriku/2203-06_01-23-03.pdf
を開いてもらって、194ページあたりに当院の情報がでてると思います。
そこの「根切顕微」という項目が該当すると思います。

ですから時間はかかりますが、お住まいの県の分で探せば届出をしている医療機関は探せると思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぶらうんさん
返信日時:2022-03-19 10:43:26
柴田先生 こんにちは。
いつもありがとうございます。
施設基準からの歯科の探し方という方法がありましたか!

目からウロコです。

実を申しますと岐阜在住のため、A大学の歯科医療センターを受診しようかと考えています。
ただ展開している施設が3つくらいありますので、ホームページで受診施設を確認中です。

新たな歯科の探し方として、じっくり施設基準の表を眺めてみようと思います。
ご親切にリンクまで貼っていただきありがとうございます。
すぐに見たいページへ移動出来ました!
ありがとうございました。



タイトル 上6番、根管治療後の副鼻腔炎
質問者 ぶらうんさん
地域 非公開
年齢 39歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療に関するトラブル
上顎洞炎(蓄膿症)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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