70代、歯槽骨が溶けて感染した状態。抜歯を避けられないか

相談者: すさん (81歳:女性)
投稿日時:2022-07-25 20:10:01
70代の家族の歯のことでご相談です。
右上の歯茎が腫れ、食事の際に噛んだときに軽い痛みがあるとのことです。

かかりつけの歯医者さんに診ていただいたところ、歯の周りの骨が溶けてしまっており、その隙間にばい菌が入り込んだとのことです。
骨を再生する必要があるが、そのためには噛み合わせた衝撃が加わらないように歯を抜くのが1番だと言われています。
歯を抜いて骨が再生したら、入れ歯ブリッジにしようとのお話しです。

本人の歯をできるだけ 残してやりたいのですが、歯を抜く以外に何か考えられる方法は無いでしょうか ?
皆さまのご意見をご教示いただければ幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-07-25 22:13:42
こんにちは。

ご高齢の方でよくあるのが、歯根破折ではないかと思います。
歯の末期ですね。
ですからそうなってしまうと抜歯して腫れないように感染が広がらないようにしておく事が一番良い選択になる場合が多くあります。


または、重度歯周病で歯が末期という場合もあります。

とりあえず、おかかりの歯科医にできれば歯を残したいが治療法があるか?とお尋ねになり、抜くしかないと言われたならば諦める事も必要になります。

ご本人ではない為、歯科医からの説明が上手く伝わっていない可能性があると思います。
ご本人からの説明が難しく理解力に欠ける後見人が必要な状態であれば、代わりに説明を受ける必要があるのでしょう。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2022-07-26 00:51:59
重度の歯周病に対してリグロスを併用した歯周組織再生療法がありますが、適応症かどうかは分かりません。
また主治医がこの治療法を採用しているかどうかも分かりません。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2022-07-27 07:38:53
す さんこんにちは。

70代のご家族の歯で、右上の歯茎が腫れ、食事の際に噛んだときに軽い痛みがあり、かかりつけでは、歯の周りの骨が溶けてしまっており、歯を抜くのが1番だと言われているのですね。

歯を温存するには原因を除去することになりますが、膿んでいる原因が根の先にあれば根管治療歯石などの汚れが原因であれば歯歯石除去の治療になります。

しかし、抜歯提示されているのであれば、先生は保存は見込めないと診断されたのだと思います。
本人の歯をできるだけ残したいと思っても難しいのではないかと思います。

重度の歯周病に対してのリグロス、再植などの治療方法があっても、その治療が適応かどうか・・・

かかりつけで、「歯を温存したいのですが、どうにかならないか?」まずは聞いてみてはどうでしょうか?

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2022-07-27 19:00:15
す さん、今日は


>本人の歯をできるだけ 残してやりたいのですが、歯を抜く以外に何か考えられる方法は無いでしょうか ?

実際に診ていないのではっきりとはいえませんが、抜かない方法もあると思います。

>右上の歯茎が腫れ、食事の際に噛んだときに軽い痛みがあるとのことです。

生活に支障がない程度なら、そのまま様子を見たり、場合によっては噛み合わせを緩くしたり、1週間程度の投薬で痛みをコントロールすることも可能かもしれません。


ただ、最近のネットなどでは、「抜く歯医者は悪い歯医者」と煽るような内容を目にすることも多いのですが、抜かない事で将来大きな問題になることもよくあります。
特にお年を取られてくると、苦労することになります。

歯を残すことよりも機能を残すことを重視した方が良いと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: すさん
返信日時:2022-07-30 10:19:37
お忙しい中、ご回答いただきありがとうございます。
参考にさせていただきます。
ありがとうございます。



タイトル 70代、歯槽骨が溶けて感染した状態。抜歯を避けられないか
質問者 すさん
地域 非公開
年齢 81歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯の痛み その他
歯茎(歯ぐき)の痛み
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい