右下6番、抜随後に保険のクラウンを入れるが素材で悩んでいます

相談者: マスカさん (40歳:女性)
投稿日時:2022-11-13 04:00:43
右下6番を抜髄クラウンの運びとなりました。

担当医から次回までにクラウンの素材を決めるように、と指示されましたが悩んでいます。
なお、自費は費用の面で少々苦しく、保険適用のもので考えております。

口腔内の状況としては今回が初クラウンではありますが、反対側の左下6、7番は金属のインレー、かつ咬合面はほぼメタルであり、特に7番はクラウンではないのですが、ほぼクラウンというか、咬合面以外もメタルが大部分です。(歯自体が出ている範囲が小さいのです)

両方とも以前はプラスチックの詰め物でしたが破折が頻繁におき、金属に変えた経緯があります。(噛み合わせ状況や、元々咬む力が強い等の状況を鑑みて)

担当医にも相談しましたが、一般的な事(プラは金属に比べ割れやすく、外れやすい。金属はプラより適合性がいい)しか言ってもらえず…。
今まで診ていただいた先生が退勤されてしまい、今回からなので、こちらのことを余り把握していないのかも。

費用は銀合金が一番安く、チタン合金の半分以下。
チタン合金より千円程度上昇してプラ、プラより少々値が張って、一番高いのが金銀パラジウム合金。
この四つから選択するように、と。

プラに対して主に破折の不安があるので金属にしようかな、であれば一番安い銀合金でもいいかな…と考えているのですが、銀合金に関してのデメリットや他の素材に対しての意見等があれば是非参考にさせて頂きたいです。
(デメリットとして、銀合金が黒くなりやすい、ということは一応教えて頂きました。
黒くなった銀合金の画像はまだ見れてませんが)

宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2022-11-13 07:28:51
金銀パラジウム合金よりも、銀合金の方が柔らかいと思います。
つまり摩耗しやすいと思います。

摩耗しやすいという点は、長所でもあり短所でもあると思います。

歯ぎしりが強い場合には、すり減ってくれることが良いこともあると思います。

ただすり減ると、かみあわせが低くなる可能性もあると思います。

回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-11-13 15:29:23
こんにちは。

奥歯噛み合わせが大切で、それを失うと前歯まで失っていきます。
また、噛み合わせはバランスが大切で左右均等である事が望ましいです。

ですから左下67の修復材料と、同一にしておかれたらいかがでしょうか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: マスカさん
返信日時:2022-11-14 02:01:15
柴田先生、船橋先生、回答ありがとうございます。

銀合金の特徴として柔らかくて削れ易い、硫化(黒く)なりやすい、と言われました。
咬む力は強いですが、歯ぎしり自体は目立ってしてません。
チタン合金は適合性が悪くなりやすいと言われたのですが、銀合金はチタン合金よりは適合性は悪くなりにくいのでしょうか。

左下67は恐らく金銀パラジウム合金だと思うのですが、主治医に確認してみます。
因みに、右下7も治療歯で、かつ現在はレジン充填(結構大きめ)です…。
バランスというと、かなりよろしくない感じになりますね…(右下6を金属にした場合、特に)

正直、新しい主治医との信頼関係が乏しく、保険適用でも結構な額になってしまう金銀パラジウムやプラでお願いする事に対しての躊躇がある点は否めません…
(仮封が食事に問題あるもの食べていないのに2,3日でまるっと取れてしまうことを繰り返す、など。
食事というか歯磨きでボロっと取れたりする)
回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-11-14 10:02:47
40歳でいれるクラウンであれば、上手く治療してもらえば30年、40年もってくれるので金銀パラジウム合金ならば一生使えたりします。

また、クラウンの場合、仮封ではなく仮歯を作って仮着すると外れたりのトラブルが少なくなります。

仮封という場合は、軟質樹脂素材でとりあえずの蓋をしただけかもしれませんね。
保険診療ではそうなる歯科医院もありそうです。
仮歯を作るとお金がかかりますからね。

保険診療は、日本国民の健康的な生活を保証する憲法の基必要最低限の歯科治療を受けられるように保証されているものですから、保険診療の中でも低いグレードを選択しない方が良いのではないか?と思います。

銀の食器やアクセサリーは黒くなりますし、傷だらけになりますよね?
そんなものを口に好んで入れたいか?になると思います。

金銀パラジウム合金にも銀がたくさん入っていますが、合金にしてありますから欠点を補うように高い金属が入っています。

CAD/CAM冠もチタン冠もミリング加工品になる為、銀冠や金パラ冠の鋳造冠よりミリング機械とデザイン設計により精度が低い場合がありそうです。

ただ、これらをどの程度で許容するのか?はその先生にかかっていますから、妥協的な治療レベルでしかしない歯科医であれば上手い治療に繋がり難いという事になります。

トラブル少なく長く持たせるには?と勧めをお尋ねしてみると良いかもしれませんね。
歯科医のこだわりレベルにも左右されます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: マスカさん
返信日時:2022-11-14 11:44:42
船橋先生、丁寧な回答ありがとうございます。

個人医院ではない病院での治療ですので、先生個人のこだわりレベルというより、医院全体の方針等の方が優先されるかもしれません。

結局の所、やはり担当医との信頼関係が築けてないまま治療が進んでいるのが問題のような気がします。

今回の担当医そのものというより、過去に受けた別の歯科医院での不信感に繋がる行為、言動の数々によるトラウマ。
現医院でもその事については把握済み、の筈ですが新担当医がその事について把握しているかは少々疑問。
今までの会話や治療の進め方からの印象ですが…。

>銀の食器やアクセサリーは黒くなりますし、(略)そんなものを入れたいか?

逆に言うと、自分で逃げ道を作りたいのだと思います。
そういうものを選んだのだから仕方ないよね、と。

今のような気持ちのまま、(保険適用とはいえ)高額なものの選択をした場合、何かあったときに歯科不信が進むことは確実なので。(そして起きる気がしてならない。こういった事の繰り返しと積み重ねで…)

ただ、両先生方の回答から言外に匂わす、お伝えしたいことは伝わりました。
悩める時間はあと僅かですがもう少し熟考してみます。
ありがとうございました。



タイトル 右下6番、抜随後に保険のクラウンを入れるが素材で悩んでいます
質問者 マスカさん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ お勧めのクラウン(被せ物・差し歯)
根管治療後の詰め物・被せ物
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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