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タイトル かなり昔のRCT歯でRCF忘れが発覚。今更再RCTできそうでしょうか?
相談者 -ふみ-
年齢 48 歳
性別 男性
地域 非公開
職業 非公開

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質問 - -ふみ- 2025/04/03(Thu) 13:48
回答1 - Dr.ふなちゃん 2025/04/04(Fri) 11:02
回答2 - 柴田 (評価4.0) 2025/04/05(Sat) 22:48
返信1 - -ふみ- 2025/04/06(Sun) 16:56
返信2 - -ふみ- 2025/04/06(Sun) 17:10

  過去の質問 1 - 2025/04/04(Fri) 11:02 - かなり昔のRCT歯でRCF忘れが発覚。今更再RC…
  過去の質問 2 - 2025/04/02(Wed) 10:47 - 添付写真の黒い箇所はう蝕か?CTとデンタルの比較
  過去の質問 他42件


質問 -ふみ- 2025/04/03(Thu) 13:48

いつもお世話になっております。

次から次へと歯の疾患があり申し訳ございません。
今回の相談は結構深刻なものです。
今更という感じですが、「かなり昔のRCT歯でRCF忘れが発覚。今更再RCTできそうでしょうか?」というものです。

これまで、人生の中でCTを3回撮影してきましたが、どれも歯科医院で該当歯1本を見るだけしかしてませんでした。(もったいない話です)
今は自宅でCTを見れる環境になったため発覚したのですが、18年前の左下6番のRCTで、3根3根管のうち1根管にガッタパーチャが入っていないことが発覚しました。まさか、信じられません。Webで治療のレポートではたくさん同様のミスを読んだことがありますが、まさか自分がなっていたとは…
大臼歯で2根管だと思ったんでしょうかね?よう見つけなかったのか。
患者自身がCTで発見するなんて普通ないですよ(苦笑)
◎今時点では、患者の私が見つけたまでですが、そう思ってよろしいでしょうか?

その歯根の先には当然根尖病変ができています。近心根も少しなってますね(?)
根尖病変になっていることは、通院している医師は言ってましたが、RCF忘れには気付いていないかもしれません。
痛みや歯のぐらつき等はありません。

◎CTの画像を添付しますが、この歯は、メタルコア&ポストが入っていて、コア周囲の歯質は恐らくもうほとんどない状態で接着されていると思うのです。メタルを外すこと自体が結構怖いものですが、治療を進めてもいけるでしょうか?

18年も経過して、奇跡的に、それほど病変が大きくないところが救いかもしれません。途中まで1本の歯髄で生きていたのかな?
ガッタパーチャが詰まっていれば、根尖病変があっても、何年経過しても大きくならないこともあるようなので経過観察でもいいと思いましたが、さすがにRCFされていないとなるとこれはしておかないと今後酷くなるでしょうからね。


◎再RCTをする場合は、根尖病変の発生していない根管のガッタパーチャも全部一度取り除く必要がありますか?古いし取り除いて新しく詰め直す方がいいですか?


かなりショックな話です。

画像1相談左下7番-横から.jpg 画像2相談左下7番-上下から.jpg
回答1 Dr.ふなちゃん 2025/04/04(Fri) 11:02

船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。

こんにちは。

CTは撮影断層を動かす事で立体的な状態の把握を可能にしているため、画像だけで判断する事はないのですが、根尖病巣が確認できるのであれば再根管治療を受けた方が良いと考えるのが一般的だと思います。

再根管治療を行う際は古い根管充填材を除去しようとすることが多いと思います。

慢性の炎症疾患があると医科的な問題(お体の問題)の原因になるという事が知られていますから、治せるならば治したほうが良いのですが、治療に着手することで抜歯しかなくなるという場合も稀にあったりしますからその辺りの説明は受けられて納得された上での治療着手になっていくものと思います。
回答2 柴田 (評価4.0) 2025/04/05(Sat) 22:48

顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。

CTにおける根の先の黒い影(透過像)の検出率は高く信頼性も高いと思います。

ただ透過像=病変ではないので、経時的に変化をみてなかった透過像ができてきたのであれば病変と私は判断いたします。

その上で症状の有無を勘案して根管治療を開始するかの判断をすると思います。

また根管充填がされていないから病変ができたのか、クラウンやコアの適合が悪かったり、新たに虫歯ができた場合でも病変はできると思います。

>コア周囲の歯質は恐らくもうほとんどない状態で接着されていると思うのです

となると外すと保存不可能で抜歯という可能性もあると思います
返信1 -ふみ- 2025/04/06(Sun) 16:56

>船橋先生

お返事ありがとうございます。
見つかったならしておく方がいいですね。
今時点では、痛みやグラつきなどはありませんが、どうせ、5,6番の歯間が狭すぎてフロスが通らなかったためにCAD/CAMクラウンの端を自分でサンドペーパーで削って斜めになってるんですよ。そのため、どうせクラウンを交換するか補修するかが必要ですので、クラウンを外すのであればそのついでに再RCTをやってしまうと合理的ですからね。

ここの部分は過去にレントゲンも何回か撮ったことありますが、やっぱりレントゲンでは舌側根まで気付きませんね。

そして、この歯は、3根4根管かもしれません。
近心根は横長の根の形状で根管は2本隣同士に並走してる可能性があります。2本共抜髄をされているか、1本だけなのかは不明です。
4根管を3根管しか見つけられずという話はよく聞く話なのでまだ納得はできます。いくら18年前のCTが普及してなかった時代でも大臼歯で4根管のうち2根管しか見つけられなかったとしたらちょっと問題かなと思います。


通院している担当医に、1根管にガッタパーチャが入っていないことを伝えると、やはりCTを見た時に気付いていないようでした。患者の私の方が先に気付いてる状態でした。ガッタパーチャが古くなって、汚染されたりで白く写らないなんてことはないですよね〜?他の根管はちゃんと写ってるんですから。


18年も経過しながらその間に遠心根の状態が悪くなってこなかったのは、この歯は、近心横からのう蝕で歯が割れたのが早かったため、抜髄した部分も歯髄自体は生きている状態で取り除かれたはずなので、残された歯髄は部分断髄のような感じで生存したのかもしれません。


この歯の再RCTを進めるに当たっての一番の問題点は、大きなメタルコアが入っているところです。近心の歯質が歯肉縁下になったものを補うためにメタルで嵩上げされているので、それをうまく取り除けるかです。
引き抜かないで、金属を真ん中から少しずつ削って穴を周りに広げて行って金属を薄くしてから全部を除去した方がいいのでは?と私もお伝えはするつもりです。
そこさえ、無事除去できればあとは、いけるのではないかと思います。


この歯より、また転院をしますので、次のところでよく相談をしたいと思います。
返信2 -ふみ- 2025/04/06(Sun) 17:10

>柴田先生

いつもご回答ありがとうございます。

経時的に変化は見てきてませんでした。
自覚症状はありません。
CTで発見されたのみです。
5-6番間に隙間ができてしまっているので、再RCTとクラウンのやり替えが同時にできたらいいなと思っています。

根尖病変に気付けたのも、別にCTが家で見れるようになったからではなく、クラウンやり替えを検討する中で見つけたので、これまでの自分の経緯(歯間を広げるためにクラウンの端を削ったこと)があってよかったと思ってます。
クラウンやり替えを思わなかったら、ずっと気付けてませんでしたからね。
ずっと、歯台の歯質残量と接着の問題でクラウンを外さずに、CRで歯間を埋める方法しか考えてませんでしたので。
再RCTでどうせクラウンを作り替えないといけませんからいい機会です。

透過像=病変 でなくても、この場合は恐らく、まぁ、病変で間違いないのかなと思います。
できるだけ治療をしたいと思います。

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