歯軋り・顎関節症がある場合、前歯のクラウンの種類でお勧めは?
相談者:
tomokoさん (32歳:女性)
投稿日時:2008-04-05 15:49:40
以前に、前歯の差し歯治療中に拍動が生じてご相談させて頂きました。
上前歯(左1・2番)が硬質レジン前装冠だったのを、矯正装置が外れるのを待ってオールセラミックにする予定だったのですが、再根管治療により拍動が生じてしまったため、とりあえず今は保険の歯(硬質レジンジャケット冠)を被せてあります。
ちなみに、左上3番も失活歯でかなり変色していますが、前歯ほどは見えないので放置してます(クラウンの不便さを身にしみているので、審美性がさほど気にならなければ何もしない方がましかな、と・・・)
まだ時々、特に入浴時に脈打つ感じが出てしまいますが、最初に比べればおさまってきました。
ちなみに痛みはありませんので、拍動痛とは違うと思います。
硬質レジンジャケット冠は、前装冠よりはきれいで違和感もましですけれど、それでもかなり厚みがありますし、見た目も隣の天然歯からは浮いてしまうのでいずれは自費のクラウンに替えたいと思います。
そこでご相談なのですが、私は元々歯軋りがある上に、差し歯の対合歯(下前歯)が歯髄炎の予後不良の歯でちょっと咬合面が当たるとすぐに違和感や痛みが増してしまいます。
(当たらなくても常に違和感はありますが、さらに悪化します)
仮歯の時も、今入っている硬質レジンジャケット冠も、何度も咬合調整が必要でした。
このような状態の場合、自費のクラウンだとどの種類がベストでしょうか?
セラミックは天然歯より硬いので、もっと対合歯を悪化させてしまう危険が高いでしょうか?
過去ログ等から判断すると、ハイブリッドセラミックスならば天然歯と同じように削れるみたいですし、見た目も今の保険の歯よりは良いみたいなので、私の場合はこれが良いのかな?と思ったのですが・・・
セラミックだと、私の場合は折れてしまうということよりも対合歯を悪化させてしまうことや顎関節症への影響の方が心配なんです。
先生方、宜しくお願いいたします。
上前歯(左1・2番)が硬質レジン前装冠だったのを、矯正装置が外れるのを待ってオールセラミックにする予定だったのですが、再根管治療により拍動が生じてしまったため、とりあえず今は保険の歯(硬質レジンジャケット冠)を被せてあります。
ちなみに、左上3番も失活歯でかなり変色していますが、前歯ほどは見えないので放置してます(クラウンの不便さを身にしみているので、審美性がさほど気にならなければ何もしない方がましかな、と・・・)
まだ時々、特に入浴時に脈打つ感じが出てしまいますが、最初に比べればおさまってきました。
ちなみに痛みはありませんので、拍動痛とは違うと思います。
硬質レジンジャケット冠は、前装冠よりはきれいで違和感もましですけれど、それでもかなり厚みがありますし、見た目も隣の天然歯からは浮いてしまうのでいずれは自費のクラウンに替えたいと思います。
そこでご相談なのですが、私は元々歯軋りがある上に、差し歯の対合歯(下前歯)が歯髄炎の予後不良の歯でちょっと咬合面が当たるとすぐに違和感や痛みが増してしまいます。
(当たらなくても常に違和感はありますが、さらに悪化します)
仮歯の時も、今入っている硬質レジンジャケット冠も、何度も咬合調整が必要でした。
このような状態の場合、自費のクラウンだとどの種類がベストでしょうか?
セラミックは天然歯より硬いので、もっと対合歯を悪化させてしまう危険が高いでしょうか?
過去ログ等から判断すると、ハイブリッドセラミックスならば天然歯と同じように削れるみたいですし、見た目も今の保険の歯よりは良いみたいなので、私の場合はこれが良いのかな?と思ったのですが・・・
セラミックだと、私の場合は折れてしまうということよりも対合歯を悪化させてしまうことや顎関節症への影響の方が心配なんです。
先生方、宜しくお願いいたします。
回答1
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2008-04-06 06:43:08
上前歯(左1・2番)のクラウンでしたら、噛み合わせの力も弱いですし、かみ合う方向も垂直ではありませんから、普通の噛み合わせであればセラミックで対合歯がガンガンに削れるということはまず無いと思いますよ。
以下は個人的な意見ですが、前歯、特に女性の場合は審美性が大事だと思いますので、ハイブリッドセラミックよりもオールセラミックやジルコニア、またはメタルボンドが良いのではないかと思います。
ただ、他の相談でも何度も書いていますが、材料や治療法よりも歯科医師・歯科技工師のテクニックのほうが審美性や適合に影響を与えますので、クラウンをやり直す際には過去の症例写真を見せてもらうなどして、慎重に歯科医院を選ばれたほうが良いと思います。
ちなみに、前歯のセラミッククラウンが割れないようにするためには、犬歯や奥歯の噛み合わせが重要になりますので、場合によっては奥歯の治療などが必要になることもあります。
この辺りは患者さんの状態によりますし、歯科医師の考え方にもよりますので、治療前に十分にご相談されてみて下さい。
以下は個人的な意見ですが、前歯、特に女性の場合は審美性が大事だと思いますので、ハイブリッドセラミックよりもオールセラミックやジルコニア、またはメタルボンドが良いのではないかと思います。
ただ、他の相談でも何度も書いていますが、材料や治療法よりも歯科医師・歯科技工師のテクニックのほうが審美性や適合に影響を与えますので、クラウンをやり直す際には過去の症例写真を見せてもらうなどして、慎重に歯科医院を選ばれたほうが良いと思います。
ちなみに、前歯のセラミッククラウンが割れないようにするためには、犬歯や奥歯の噛み合わせが重要になりますので、場合によっては奥歯の治療などが必要になることもあります。
この辺りは患者さんの状態によりますし、歯科医師の考え方にもよりますので、治療前に十分にご相談されてみて下さい。
タイトル | 歯軋り・顎関節症がある場合、前歯のクラウンの種類でお勧めは? |
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質問者 | tomokoさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 32歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
保険のクラウン(前歯:レジン) ハイブリッドセラミッククラウン オールセラミック(陶器の被せ物) メタルボンド クラウンの作り直し・再治療 歯軋り(歯ぎしり) 顎関節症 ジルコニアクラウン お勧めのクラウン(被せ物・差し歯) |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。