神経の処理をした歯に将来炎症が起きる可能性を言われたが、予防できますか

相談者: chopinさん (49歳:女性)
投稿日時:2009-09-04 00:43:58
こんばんはChopinです。
たびたびすみません。

参考:過去のご相談
担当医に自費で美しくレジン充填を頼むのは失礼ですか?


歯髄炎症を防ぐ方法を教えていただけますでしょうか。


自分で気をつけられる事としては、正しい歯磨きブラキシズムをしないようにすること、歯科健診、体調管理…ですが、おおざっぱです。


歯髄炎は、どのようなきっかけで炎症しはじめるのでしょうか。

というのは、現在治療中の小臼歯ファイバーコアを入れた際、先生から、

「神経の形が、分かれてから寄り添って細くなり再び離れているとのご指摘があり、さらに20数年前の処理が不十分だったので、正しく処置してから土台を入れる。」

ということで2回薬品で処理して、コアを入れました。


治療のあと先生は、

「洗浄したときに神経の壁にそうようなスジが見られ、現在は問題はないけれども将来炎症が起きることがあるかもしれません。現段階で神経の治療は行わず、今できる限りのことをしましたから大丈夫です。

将来問題が起きたときには土台は外さずに歯茎を切る方法で治療します」

と仰ったのですが…


実は、その場では理解できていませんでした。
とりあえず大丈夫なのだと安心して帰宅したのですが。。

私は、喉とか関節に炎症を起こしやすいのですが、髄炎も起こしやすい体質ではないかと心配になってきました。


問題のスジが変化して、ばい菌が入り炎症を起こすのでしょうか。
そうならないためにはどんなことに気をつけたらいいか教えていただけるとありがたいのですが…

どうぞよろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-09-04 02:27:21
chopinさまこんばんわ。

歯髄炎の原因のほとんどはむし歯による歯髄感染です。
稀に歯周病歯槽骨が吸収して根尖から髄に感染が及ぶことがあります。

個人的にはブラキシズムで歯髄炎を起こすことはないと考えています。

従って虫歯と歯周病にかからないように気をつけられることです。
砂糖の摂取量に気をつけられるのが一番効果的だと思います。


ところで、御質問の文面では現在の状況がいまいち把握できません。

ファイバーコアを入れたのなら通常抜髄しているはずなのですが・・・
神経の治療を治療は行わずということは根管治療をしないと仮定したらすでに抜髄して有るように見受けられます。

将来炎症を起こす可能性に触れているので歯髄は残っていそうにも思えます。
あるいは感染根管の可能性について話されたのかも知れません。


つまり抜髄してあれば歯髄は無いわけで歯髄炎は起こりようがありません。

有髄なら歯髄炎の可能性は有るでしょう、どちらなのでしょうか。

なんとなく無髄歯のように感じるのですが・・・・。

>歯髄炎も起こしやすい体質ではないかと心配になってきました。

個人的には関係ないと考えています。


参考:間食をなさらない方 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=435

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-09-04 04:45:17
私も山田先生と同じように思います。

コアを入れたということは、通常は歯髄は処置(取り去られて)されており歯髄炎を起こすことはありません。

稀に髄を残したまま生活歯支台築造をする事もありますが、

>将来問題が起きたときには土台は外さずに歯茎を切る方法で治療します

というお話から察するにやはりこれは無髄歯であるように思えます。


>問題のスジが変化して、ばい菌が入り炎症を起こすのでしょうか。
そうならないためにはどんなことに気をつけたらいいか教えていただけるとありがたいのですが…


ご自身で出来る事はかぶせた後に二次的に虫歯を作らない事と、咬み合わせなどに異常がないか等をこまめな定期健診で調べてもらう事くらいでしょうか。


根管内の問題は日常何かを気をつけていると起こらないという類のものではありません。
むしろ今この時にきちんとした歯内治療を受ける事が最善と思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: chopinさん
返信日時:2009-09-04 20:14:16
こんばんは
山田先生 田中先生 ありがとうございます。

歯髄を正しく理解が出来ていなくて、間違ったことを書いてしまいまして申し訳ありません。

歯髄炎と書きましたが、髄は取っていただいたと思いますので
歯根が病気になる可能性」があるという意味です…たぶん
(あやふやですみません!!)


ところで、歯髄は神経だと思うのですが、先生がその神経をきれいにした後に洗浄して観察されたところ、細いスジが少し見えたそうです。

神経の壁にそってスジがあった…と聞こえました。


神経の壁の外側は…象牙質でしょうか。

歯の構造図を見ると、歯髄腔の中に血管と神経が描かれています。
神経の壁は、歯髄腔の内側のことか、細い神経の外側のことなのかよくわかりませんが…


治療では、歯の神経を抜いて、洗浄殺菌して、ファイバーコアを埋めてもらいました。(次回は型どりでその次はセラミックを被せる予定です)

ファイバーコアの下には歯根があると思うのですが、コアの下の歯髄腔の外側で、歯根の内側のあたりに、将来なにか炎症が起きるのでしょうか?

歯茎を切って治療するということは病院で外科手術になるのでしょうか?(ちょっと怖いです…)
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-09-04 20:43:37
>神経の壁の外側は…象牙質でしょうか。
歯の構造図を見ると、歯髄腔の中に血管と神経が描かれています。

その通りです。

解りやすく説明するために「神経」と言う場合が多いのですが、実際はその神経が生きてゆくためには血行がなければならないため、の中の神経や血管等を含めた組織を「歯髄」と呼びます。

いわゆる抜髄とはその歯髄組織を全て取り除きます。


>将来なにか炎症が起きるのでしょうか?

そうなってしまった場合、原因は多くの場合根の中にありますが、病変が起こるのは骨に埋まった根の先の骨内です。
こちら↓↓↓をご覧になってみて下さい。

根尖の病変



外科処置で対応する場合ですが、特殊なケースで無い限りは一般的な診療時間の中で行われます。

通常の局所麻酔下にて行われるものであり、簡単とは申しませんが大手術というわけではありません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: chopinさん
返信日時:2009-09-04 22:54:44
田中先生
根尖の病変の項を見ました。

顎の骨が黒く溶けているのがわかります。
溶けた骨は何かで埋めるのですか?
顎骨歯槽骨はどのように区別されるのか、実はよくわかりませんが歯根膜のそばにある部分が歯槽骨ですか?)


骨が溶けるのはとても怖いですし、外科手術も怖いです。
でも、病巣が縮小することもあるのですね…。

やはり病巣について理解することはとても難しいので、の周辺で違和感が起きたらすぐ歯医者様に診ていただかなければいけませんね。

骨が溶けたら大変なので、虫歯を作らないように気をつけて、定期健診をきちんと受けることが大事だということがよくわかりました。

要領を得ない質問で申し訳ありませんでした。
お忙しい中、本当にありがとうございました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: chopinさん
返信日時:2009-09-04 23:19:48
山田先生

本当にいつも要領を得ない質問にお答えいただきまして、ありがとうございます。

たぶん無髄なので、感染根菅の事を先生は説明されたのだと思います。

の病気については複雑でとても難しく、手術も怖いのですが私の変な小臼歯歯医者様にお任せして、他の歯まで歯髄炎根尖病巣にならないように、とにかく出来る限り虫歯にならないようにお砂糖を控えます。


とはいえ…甘党なのでつらいです。(;_;)
(特にチョコレートとアイスクリーム…)

最近は筋力アップとストレッチをしておりまして関節炎(変形性→膝腰頚指)の進行を抑えています。
なので、BMIが22になりました。v(^o^)v

なんて、調子に乗っているとまた、やや肥満に戻るのでアイスクリームを控えて、体調管理と歯を正しく磨きます。

お忙しい中、本当にありがとうございました。



タイトル 神経の処理をした歯に将来炎症が起きる可能性を言われたが、予防できますか
質問者 chopinさん
地域 非公開
年齢 49歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療その他
ファイバーコア(プラスチックとファイバーの芯の土台)
歯軋り(歯ぎしり)
根の病気・異常その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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