生後10ヶ月、右の歯だけが反対咬合で心配。指で引っ張ったりしています
相談者:
みゆうママさん (31歳:女性)
投稿日時:2009-10-17 16:24:32
いつもお世話になっております。
参考:前回のご相談
・7歳、生えてきたばかりの6番が虫歯。歯茎の中で虫歯になることがある?
他
今度はもうすぐ11ヶ月になる子供の歯並びについての相談です。
現在上2本、下3本が生えている途中なのですが、上の右Aは左隣の歯より内側にずれて生えてきてしまっており、下の右Aも外側にずれて生えている状態です。
よって、左上下は正常なのですが、右上下の歯だけが反対咬合のようになり、この状態では歯が当たってうまく噛み合わせができなくなるのでは・・・と不安です。
また、歯ぎしりもひどく、右上前歯がすり減って白く変色しております。
また、下の右Bの歯はAより内側から生えてきております。
少しでも治らないかと、たまに上前歯を指で引っ張ったりしているのですが、やめた方が良いのでしょうか?
顎を少し押すと、かろうじて正常の噛みあわせになります。
放っておいても、この先正常の位置に歯が動く事もあるのでしょうか?
ちなみに、下のAは生えきった感じですが、上Aは生えている途中です。
上の子が反対咬合の為、下の子もか・・・と心配しております。
分かりずらい文章で申し訳ありませんが、ご返答お願いします。
参考:前回のご相談
・7歳、生えてきたばかりの6番が虫歯。歯茎の中で虫歯になることがある?
他
今度はもうすぐ11ヶ月になる子供の歯並びについての相談です。
現在上2本、下3本が生えている途中なのですが、上の右Aは左隣の歯より内側にずれて生えてきてしまっており、下の右Aも外側にずれて生えている状態です。
よって、左上下は正常なのですが、右上下の歯だけが反対咬合のようになり、この状態では歯が当たってうまく噛み合わせができなくなるのでは・・・と不安です。
また、歯ぎしりもひどく、右上前歯がすり減って白く変色しております。
また、下の右Bの歯はAより内側から生えてきております。
少しでも治らないかと、たまに上前歯を指で引っ張ったりしているのですが、やめた方が良いのでしょうか?
顎を少し押すと、かろうじて正常の噛みあわせになります。
放っておいても、この先正常の位置に歯が動く事もあるのでしょうか?
ちなみに、下のAは生えきった感じですが、上Aは生えている途中です。
上の子が反対咬合の為、下の子もか・・・と心配しております。
分かりずらい文章で申し訳ありませんが、ご返答お願いします。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-10-17 19:21:06
みゆうママさま、こんばんわ。
お子さんの乳歯の歯並びが気になっていらっしゃるのですね。
11ヶ月とのことですから放っておいてください、指で引っ張ったりしたら子どもさんが泣き出しませんか。
そんなことしてはいけません、子どもさんがかわいそうです、お子さんにとっては拷問以外の何物でもないと思います。
歯並びなどよっぽどのことがない限り、永久歯になれば何とかなります。
今から心配していてはこれからの子育てが大変でしょう、これからもっともっと深刻なことが起きてくるかも知れません。
少々のことには動じないタフな気持ちをを持っていただいて、おおらかな子育てをなさってください。
>右上下の歯だけが反対咬合のようになり、この状態では歯が当たってうまく噛み合わせができなくなるのでは・・・と不安です。
反対咬合であろうと正常咬合であろうと、人間はそれなりに物を食べて生き延びていきます、強い生き物です心配には及びません。
>右上前歯がすり減って白く変色しております。
少々磨り減った所で永久歯に生え変わります、大丈夫です。
>顎を少し押すと、かろうじて正常の噛みあわせになります。
こういうかみ合わせのさせ方は、構成咬合と言いますが矯正治療が判らない素人はなさらないほうがいいでしょう。
幾ら早くても4歳くらいまでは触らないほうがいいと思います。
それより味覚形成のために3歳まではお菓子を与えない育児をなさったほうが今後の健康のためにずっと有効だと思います。
肩の力を抜いて育児楽しんでください。
味覚形成 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=369
予防歯科 http://yamadashika.jp/prevent.html
お子さんの乳歯の歯並びが気になっていらっしゃるのですね。
11ヶ月とのことですから放っておいてください、指で引っ張ったりしたら子どもさんが泣き出しませんか。
そんなことしてはいけません、子どもさんがかわいそうです、お子さんにとっては拷問以外の何物でもないと思います。
歯並びなどよっぽどのことがない限り、永久歯になれば何とかなります。
今から心配していてはこれからの子育てが大変でしょう、これからもっともっと深刻なことが起きてくるかも知れません。
少々のことには動じないタフな気持ちをを持っていただいて、おおらかな子育てをなさってください。
>右上下の歯だけが反対咬合のようになり、この状態では歯が当たってうまく噛み合わせができなくなるのでは・・・と不安です。
反対咬合であろうと正常咬合であろうと、人間はそれなりに物を食べて生き延びていきます、強い生き物です心配には及びません。
>右上前歯がすり減って白く変色しております。
少々磨り減った所で永久歯に生え変わります、大丈夫です。
>顎を少し押すと、かろうじて正常の噛みあわせになります。
こういうかみ合わせのさせ方は、構成咬合と言いますが矯正治療が判らない素人はなさらないほうがいいでしょう。
幾ら早くても4歳くらいまでは触らないほうがいいと思います。
それより味覚形成のために3歳まではお菓子を与えない育児をなさったほうが今後の健康のためにずっと有効だと思います。
肩の力を抜いて育児楽しんでください。
味覚形成 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=369
予防歯科 http://yamadashika.jp/prevent.html
回答2
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2009-10-17 22:57:28
>少しでも治らないかと、たまに上前歯を指で引っ張ったりしているのですが、やめた方が良いのでしょうか?
発想としては必ずしも間違ってはいないとは思いますが、弱い力を継続的に が基本ですから、みゆうママさんが思いついた時にではあまり意味はないと思います。
>放っておいても、この先正常の位置に歯が動く事もあるのでしょうか?
乳歯列の時に反対咬合であった場合、永久歯が自然に反対咬合でなくなる確立は数%といった報告もあるくらいですから、(上の子が反対咬合ならなおさら)自然治癒しない可能性のほうがかなり高いものと考えていただいたほうがよいと思います。
また、片側の上の歯と下の歯の交差が奥歯にまでおよびますと、顎の成長が左右非対称になり、下顎がゆがんでしまう場合もありますので、ある程度早い時期に対応したほうがリスクを減らせるので良いのではないかと思います。
ただ、矯正治療は、患児の協力なしには行なえませんので山田先生も書かれているように、3、4歳からでないと治療を開始するのは難しいように思います。
発想としては必ずしも間違ってはいないとは思いますが、弱い力を継続的に が基本ですから、みゆうママさんが思いついた時にではあまり意味はないと思います。
>放っておいても、この先正常の位置に歯が動く事もあるのでしょうか?
乳歯列の時に反対咬合であった場合、永久歯が自然に反対咬合でなくなる確立は数%といった報告もあるくらいですから、(上の子が反対咬合ならなおさら)自然治癒しない可能性のほうがかなり高いものと考えていただいたほうがよいと思います。
また、片側の上の歯と下の歯の交差が奥歯にまでおよびますと、顎の成長が左右非対称になり、下顎がゆがんでしまう場合もありますので、ある程度早い時期に対応したほうがリスクを減らせるので良いのではないかと思います。
ただ、矯正治療は、患児の協力なしには行なえませんので山田先生も書かれているように、3、4歳からでないと治療を開始するのは難しいように思います。
相談者からの返信
相談者:
みゆうママさん
返信日時:2009-10-18 09:46:10
山田先生、森川先生いつもご親切にご返答ありがとうございます。
>11ヶ月とのことですから放っておいてください、指で引っ張ったりしたら子どもさんが泣き出しませんか。
泣かない程度にスキンシップを兼ねてしています。
>少々のことには動じないタフな気持ちをを持っていただいて、おおらかな子育てをなさってください。
自分でも心配症なのは分かってはいるのですが、心配が絶えません・・・
心のケアまでしてくださってありがとうございます。
>反対咬合であろうと正常咬合であろうと、人間はそれなりに物を食べて生き延びていきます、強い生き物です心配には及びません。
このようにおっしゃって頂いて、いくらか気持ちが楽になりました。
>発想としては必ずしも間違ってはいないとは思いますが、弱い力を継続的に が基本ですから、みゆうママさんが思いついた時にではあまり意味はないと思います。
とありますが、子供が泣かない程度に、一日どのくらいの回数・時間を行えば効果的なのでしょうか?
>乳歯列の時に反対咬合であった場合、永久歯が自然に反対咬合でなくなる確立は数%といった報告もあるくらいですから、(上の子が反対咬合ならなおさら)自然治癒しない可能性のほうがかなり高いものと考えていただいたほうがよいと思います。
永久歯に生え変りの際ではなく、乳歯が生え揃う過程で正常の位置に乳歯が動く事はないのでしょうか?
>また、片側の上の歯と下の歯の交差が奥歯にまでおよびますと、顎の成長が左右非対称になり、下顎がゆがんでしまう場合もありますので、ある程度早い時期に対応したほうがリスクを減らせるので良いのではないかと思います。
ある程度早い時期とありますが、それでもやはり3歳から4歳まで何もできないのでしょうか?
奥歯を物を噛む事に支障はないのでしょうか?
しつこく質問して申し訳ございませんが、再度よろしくお願い致します。
>11ヶ月とのことですから放っておいてください、指で引っ張ったりしたら子どもさんが泣き出しませんか。
泣かない程度にスキンシップを兼ねてしています。
>少々のことには動じないタフな気持ちをを持っていただいて、おおらかな子育てをなさってください。
自分でも心配症なのは分かってはいるのですが、心配が絶えません・・・
心のケアまでしてくださってありがとうございます。
>反対咬合であろうと正常咬合であろうと、人間はそれなりに物を食べて生き延びていきます、強い生き物です心配には及びません。
このようにおっしゃって頂いて、いくらか気持ちが楽になりました。
>発想としては必ずしも間違ってはいないとは思いますが、弱い力を継続的に が基本ですから、みゆうママさんが思いついた時にではあまり意味はないと思います。
とありますが、子供が泣かない程度に、一日どのくらいの回数・時間を行えば効果的なのでしょうか?
>乳歯列の時に反対咬合であった場合、永久歯が自然に反対咬合でなくなる確立は数%といった報告もあるくらいですから、(上の子が反対咬合ならなおさら)自然治癒しない可能性のほうがかなり高いものと考えていただいたほうがよいと思います。
永久歯に生え変りの際ではなく、乳歯が生え揃う過程で正常の位置に乳歯が動く事はないのでしょうか?
>また、片側の上の歯と下の歯の交差が奥歯にまでおよびますと、顎の成長が左右非対称になり、下顎がゆがんでしまう場合もありますので、ある程度早い時期に対応したほうがリスクを減らせるので良いのではないかと思います。
ある程度早い時期とありますが、それでもやはり3歳から4歳まで何もできないのでしょうか?
奥歯を物を噛む事に支障はないのでしょうか?
しつこく質問して申し訳ございませんが、再度よろしくお願い致します。
回答3
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-10-18 10:16:01
おはようございます。
>それでもやはり3歳から4歳まで何もできないのでしょうか?
長年矯正治療に携わってきましたが、今まで一番小さい方の矯正治療の開始は6歳前の子どもさんの反対咬合でした。
この方は今中学2年生の女の子ですが、もうそろそろ身長の伸びが終るので矯正治療も終りそうですが、長々と続いています。
矯正治療をするには本人の理解が必要です、したがって病識が無いのに矯正治療を始めるのはやめられたほうがいいと思います。
>奥歯を物を噛む事に支障はないのでしょうか?
全く問題はありません。
御心配なさらなくてもいいと思います。
>それでもやはり3歳から4歳まで何もできないのでしょうか?
長年矯正治療に携わってきましたが、今まで一番小さい方の矯正治療の開始は6歳前の子どもさんの反対咬合でした。
この方は今中学2年生の女の子ですが、もうそろそろ身長の伸びが終るので矯正治療も終りそうですが、長々と続いています。
矯正治療をするには本人の理解が必要です、したがって病識が無いのに矯正治療を始めるのはやめられたほうがいいと思います。
>奥歯を物を噛む事に支障はないのでしょうか?
全く問題はありません。
御心配なさらなくてもいいと思います。
相談者からの返信
相談者:
みゆうママさん
返信日時:2009-10-18 13:54:26
回答4
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2009-10-18 23:43:39
>とありますが、子供が泣かない程度に、一日どのくらいの回数・時間を行えば効果的なのでしょうか?
お母さんの指では難しいと思います。
そういった目的の器具とその使用方法を、歯科医院で指導してもらってください。
>永久歯に生え変りの際ではなく、乳歯が生え揃う過程で正常の位置に乳歯が動く事はないのでしょうか?
あります。
2〜3歳くらいで大体判断できることが多いです。
しばらく経過をみて、改善がないようであれば、3〜4歳で治療を検討するとよいのではないかと思います。
>ある程度早い時期とありますが、それでもやはり3歳から4歳まで何もできないのでしょうか?
奥歯がかみ合わないうちは、噛み合わせが逆かどうかはっきりとは判断できませんし、繰り返しになりますが、本人の協力がないと難しいですから、少なくとも3歳までは経過をみるのが一般的だと思います。
>奥歯を物を噛む事に支障はないのでしょうか?
反対咬合等、咬み合わせが悪いと、咬み合わせに問題がない子とくらべて咬む力が弱いという報告がありますので、歯並びが悪いと咬むことに悪影響があると考えたほうがよいと思います。
ただ、現実的には軟らかいものしか食べない食生活が浸透していますので、将来的にも硬いものを食べる見込みがないのであれば、支障はないと考えることもできなくもないと思います。
また、咬み合わせが悪いと歯を支える骨も密度が低く、薄くなることがあるといった報告もありますので、永久歯列での不正咬合が確定してから治療を行うことには、見た目だけでなく、咬む力や骨の成長発育にまで悪影響を与える可能性があると思います。
あと、下顎がゆがむというのは、顔が左右非対称になるかもしれないという意味なんですが、心配ではないんでしょうか?
現状が本当に安心できるのであれば、安心してもらって良いのですが、必ずしもそうとは言い切れない状況であると個人的には考えますので、安心してくださいとは私には言えません。
お母さんの指では難しいと思います。
そういった目的の器具とその使用方法を、歯科医院で指導してもらってください。
>永久歯に生え変りの際ではなく、乳歯が生え揃う過程で正常の位置に乳歯が動く事はないのでしょうか?
あります。
2〜3歳くらいで大体判断できることが多いです。
しばらく経過をみて、改善がないようであれば、3〜4歳で治療を検討するとよいのではないかと思います。
>ある程度早い時期とありますが、それでもやはり3歳から4歳まで何もできないのでしょうか?
奥歯がかみ合わないうちは、噛み合わせが逆かどうかはっきりとは判断できませんし、繰り返しになりますが、本人の協力がないと難しいですから、少なくとも3歳までは経過をみるのが一般的だと思います。
>奥歯を物を噛む事に支障はないのでしょうか?
反対咬合等、咬み合わせが悪いと、咬み合わせに問題がない子とくらべて咬む力が弱いという報告がありますので、歯並びが悪いと咬むことに悪影響があると考えたほうがよいと思います。
ただ、現実的には軟らかいものしか食べない食生活が浸透していますので、将来的にも硬いものを食べる見込みがないのであれば、支障はないと考えることもできなくもないと思います。
また、咬み合わせが悪いと歯を支える骨も密度が低く、薄くなることがあるといった報告もありますので、永久歯列での不正咬合が確定してから治療を行うことには、見た目だけでなく、咬む力や骨の成長発育にまで悪影響を与える可能性があると思います。
あと、下顎がゆがむというのは、顔が左右非対称になるかもしれないという意味なんですが、心配ではないんでしょうか?
現状が本当に安心できるのであれば、安心してもらって良いのですが、必ずしもそうとは言い切れない状況であると個人的には考えますので、安心してくださいとは私には言えません。
相談者からの返信
相談者:
みゆうママさん
返信日時:2009-10-23 20:15:06
タイトル | 生後10ヶ月、右の歯だけが反対咬合で心配。指で引っ張ったりしています |
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質問者 | みゆうママさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 31歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
小児矯正(子供の矯正) 子供の歯並び 子供の歯列矯正 下顎前突(受け口) 歯並びが悪い |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。