歯医者にかかるとき先生方が知りたい情報とは?

相談者: 桜娘さん (21歳:女性)
投稿日時:2010-08-15 00:43:19
参考:過去のご相談
〔写真あり〕虫歯は1〜2ヶ月で急に進行するものですか?
他多数

他のHNでのご相談
〔写真あり〕虫歯治療時の詰め物がデンタルフロスで薄く剥がれた

歯磨きに数時間かけたり虫歯にビクビクする私。歯科医から見て異常?



いろいろあって、近々歯医者さんを変わりたいと考えています。

そのとき、先生方はどのような情報を知りたいですか?

と言うのも、歯医者さんが恐くて(先生方の前でこんなこと言ってすみません)今のかかりつけ医にも診察室に入ったときに「しんどそうだね」といわれたことがあるほどです。


そのため、新しい歯医者さんとなれば緊張も重なって上手く伝えることができないかもしれないので、メモに書いて渡そうと思います。

その時に歯医者さんがどんな情報があればやりやすいのか?との疑問が浮かんだので質問させてもらいました。
一応薬は飲んでます。

メモを書くときに、今後薬の増薬が予測される場合、先生にその旨を伝えて、かつその薬剤名を知らせたほうがいいのでしょうか?
(薬ついて触れておきますと、ワーファリンとかそういう薬ではなくて、精神科系の薬です。)



あと、歯についての知識を持っているのと持っていないのとはどちらがいいのですか?

持っていたほうが話はしやすいかなぁ・・・なんて思ったりするのですが。



いろいろ質問してますし、まとまりのない文章ですみません。
よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-08-15 01:09:46
こんばんは。


>先生にその旨を伝えて、かつその薬剤名を知らせたほうがいいのでしょうか?

事前の問診票で聞かれたり、口頭で確認されることが多いと思います。



>歯についての知識を持っているのと持っていないのとはどちらがいいのですか?

どちらでも良いです。
あまり気になりません、私は。


伝えたいことは、メモしておくのは良いと思います。
(忘れないように)

ですけど、コミュニケーションを取ることが大切だと思いますから、
聞かれたことに率直に答えてもらって、質問があればその場で聞いてもらった方が「良い関係」を作れるんじゃないかなと思います。



で、「先生方が知りたい情報とは」への回答は・・・

「知りたい情報は、状況に応じてその場で聞かせてもらいます」です。


あんまり気張ることないですよ、ただでさえ緊張するんですから (^^)

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-08-15 01:10:23
桜娘さまこんばんわ。

歯医者さんが怖くて緊張してしまうのですね、お気持ちよくわかります、どのような情報が知りたいかについては患者さんに状況にもよるので一概に言えることではありません。


歯科医が患者さんを拝見すれば緊張なさっているのはすぐに判るでしょう、緊張していれば緊張をほぐすような話し方で接してくれるかもしれません。

そうすれば緊張もほぐれてお話もしやすくなるでしょう、個人的には現在の主訴と治療に対する御希望をメモしておいてそれを見ながらお話をなさるか、直接お渡しになってもいいように思います。


配慮の行き届いた歯科医院を選んで受診なさってみてはいかがでしょうか、桜娘さまにとって安心できる歯科医院が見つかることをお祈りいたしています、お大事になさいませ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 桜娘さん
返信日時:2010-08-15 01:23:33
吉岡先生、山田先生

まとめての返信すみません。
深夜にも関わらず御丁寧に返信くださりありがとうございました。

とりあえず、まずはコミュニケーションを取っていい関係を築くことを大切に頑張って行ってこようと思います。


ありがとうございました。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-08-15 01:32:47
こんばんは。

新しい先生にかかるときは不安になりますよね。

新しい患者さんが見える時も緊張しますけどね^^;



歯医者さんがどんな情報があればやりやすいのか?との疑問が浮かんだので


とのことですが、正直言って先生によってそれぞれ違うと思います。

少なくとも、最低限必要(だとその先生が考えている)なことについては受診した際の問診表に書いてあると思いますよ。

ただこれが、個人的には驚きなのですが、問診表がなくても平気な先生さえいらっしゃる様で、もう本当に医院によってマチマチですよね。



参考までに私の場合なら、ということで書いておくと、伝えたいと思ったことはいくらでも教えて頂きたいです。

一見関係なさそうなことまででも、可能な限り知っておきたいですね。


例えば精神科系のお薬についても、これは当院の場合は問診表にも記載する欄があるのですが、たぶん関係もなさそうだし書きたくもないというお気持ちもあるかも知れません。

ところが実は、昔から使用されている三環系抗うつ薬と呼ばれる薬などは副作用として唾液の量が著明に減り、むし歯の多発などに繋がることがあります。

あとバックグラウンドとして精神的な不安感が強いということが分かれば、その不安の原因を口腔内に求める様な方も多いですので、こちらとしては不安をあおる様な表現を避けたり、オーバーブラッシングにならない様に注意して見て行くなど、そういう配慮に繋がる大切な情報になります。



ただし、非常に限られた時間の中で頂いたメモを読んで、頭の中で整理しなくてはなりませんので、書き方は工夫してもらえると助かりますね。

私が考える分かりやすい書き方は、

・文頭に、自分が相談したいことを、一番気になっていることから順に箇条書きしておくこと

・専門用語は、自信のある言葉については存分に使う
(文字数も減りますし、分かりやすいので)

・可能な限り客観的な事実だけを書いて、主観的なこと、例えば「○○だと思っていたのに○○と言われたのでこの頃からなんとなく不安になった・・」みたいな表現は、最小限にとどめておく

・時系列を分かりやすく書いて、箇条書きにすること

歯科領域ではなくても、体調に大きな変化があった場合はそれも書いておくこと

・特に重要と思う出来事については、色を変えるのも有効

・先生がコピーをとらなくても良い様に2部用意しておいて、そのことを先に伝えること

・どれについてが、どこの医院で受けた処置かを分かりやすく書くこと。
(医院名で書いてもヒントになる場合もあるのですが、悪口みたいに聞こえる場合もありますので、岐阜市A歯科、名古屋市矯正歯科などとした方がいかも知れません)

・可能な場合は、これを予約の数日前ぐらいにメールもしておくと、ゆっくり読んで貰って、忘れない内に診察して貰えるかも知れません。


と言ったところでしょうか。



でも実のところは、こういうことをとても嫌う先生もいらっしゃいます。

それでどうするのが患者さんにとっていいのか私も色々考えたのですが、これはお見合いだと思ってもらえば分かりやすいと思います。

最初に偽って気に入ってもらったところで後でしんどくなるだけですから、最初から自分をさらけ出して、不快そうな対応をされたらやめておけばいいだけだと思いますよ。

逆に歓迎してくれる感じがもしもあれば、それだけで9割方その医院でOKだと思います。



マナー的なことは別として、変な気を遣う必要はありませんから、気楽に行って下さいね。

いい先生が見つかるといいですね。












・・・と、もたもた書いてる間に解決??

一応アップしておきますね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 桜娘さん
返信日時:2010-08-15 07:49:46
渡辺先生

深夜にもかかわらず、ご回答頂きありがとうございました。

私は、治療に関することならば(というより医療行為に関係するためならば)薬剤名も含め情報は全て提供したいと思っています。

三環系抗うつ剤が唾液の現象に関わるとは知りませんでした
(^^;;)

メモはカルテにつけること等を考え2部用意しといたほうが安全ですね。
いろいろ勉強になりました。

ありがとうございました。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-08-15 12:29:52
ご相談ありがとうございます。

解決したようですが、ちょっとだけ追加します。
基本的に先生方の回答に賛成です。




>そのとき、先生方はどのような情報を知りたいですか?

>あと、歯についての知識を持っているのと持っていないのとはどちらがいいのですか?




この二つはとても大切なことだと思います。

いろいろな先生がいらっしゃいますから、一般的ではないかもしれませんが、私の個人的な考えを書いてみます。

もちろんそんなやり方は共感できないという方もいらっしゃるかもしれません。

押しつけるわけではありませんし、初めでも途中でも向いていないと別れば他の方法にすぐ切り替えてしまい、無理に先に進めることもしていません。




まず、初めに。


>そのとき、先生方はどのような情報を知りたいですか?


できれば、さし支えない限り、全てです。




ふつう医院にいらっしゃるのは、何かにお困りだからです。
困る、って、お気持ちのことです。

そのお気持ちを私たち医院の職員全員で共有することから始めた方がうまくいくからです。

歯だけをいじって、気持ちをないがしろにしたら、治った気がしないかもしれません。

歯にむし歯の穴が開いているだけではなく、気持ちにも穴があいているかもしれません。
心のむし歯の穴も治すこともできれば、本当に治った!という気持ちになり、大きな効果が出るかもしれません。




基本的なことは申し込みの時に問診票にくわしく書き込んで頂いてはおりますが、二度手間に思えても、ご自分の口で話すことが重要です。
私たちも直接聞くことが大切だと思っています。

実はこれも治療です。

あらかじめ読みやすく紙に書いて頂くか、前もってメールを送って頂けると、とても助かります。



一番目は、歯で最も困っていることは何か。

その簡単な経過。
できれば渡辺先生の回答の通り、時間の流れの通り順番に。

次に、今の気持ちや体調について。
特に体の病気や飲んでいる薬は過去のことでも全部お話ししていただくことは歯の治療でも必要です。

医療に働く者は守秘義務があり誰にも漏らしません。



2番目には、それらを元にして、対話形式でお話のやりとりをして、お互いに、一緒になって、問題点を整理していきます。

そのときに、専門的に診断に必要と思われることを質問しますから、それについて全部話してください。

質問するだけではなく、対話を始めたもうその段階で治療が始まっていますから、質問内容や提供する話題は、治癒を目指す選択をしているとお考えください。

対話しているうちに、何かお気持ちに変化が起きたら、どんな話題でもかまいませんから、すぐにお話ししてみてください。

どんなことでもかまいません、どんな話し方でもかまいません。
私たちは全て、まず受け入れようと努力します。

それでも私たちが理解できていないと感じたならば、それもすぐにお話ください。

話したくないことは、これは話せない、と言っていただいてかまいません。



もちろん、私たちが解決できるかどうかは分かりません。
できないことはできないと、説明はできます。





>あと、歯についての知識を持っているのと持っていないのとはどちらがいいのですか?


基本的な知識は絶対に必要です。
それによって生活が大きく変わってしまうことがあるからです。

しかし、治療方法や道具や薬を詳しく突き詰めて知る必要は全くありません。
それは後で必要になってから研究しても遅くありません。



知識とは、たとえば、不動産取引には重要事項の説明義務が法律で定められています。

アパートを借りたり、家を買ったりするときにはうるさいくらいに説明してくれます。

それはその人の一生を左右する大きな買い物だからという意味もあります。



では歯の治療はどうでしょうか?
不動産に比べて、治療費は120円くらいの時もある、安い買い物でしょうか?

すぐに命を失うことはまれなことですが、うまくいかなかったら一生を棒に振ることだってありますし、私は実例を無数というほど知っています。

意外に少なくない大問題だとも思っています。

もし歯科治療も人生の大きな選択に関わることだとしたら、重要事項の説明義務を課すべきだと思っているくらいです。



さて前置きが長くなりましたが、基本的なことはたった二つだけです。


歯の治療の正しい受け方
そして、
お口の健康を守る正しい方法


他にはもっと基本的なこととして、ふつう前歯奥歯が何本くらいあり、どう並んでいるか、何のために使っているかとか、歯の周りには縁取るように歯肉がありピンク色をしているとか、そしてご自分はどうなのかと治療する前に鏡を良くのぞき込んでおくくらいは必要です。



ポイントはいくつかありますが、その一つに、歯の治療で治すとはどういうことかを知る必要があります。



決して元通りにはなりません。
とても大事なことです。


ひどい風邪を引いて治療を受けたら完全に治った、バンドエイドを貼ったらきれいに治った、という治り方とは全く違います。




治療の目標設定によって結果は大きく違いがでますが、全ての治療には良くなることと同時に、欠点や将来のリスクが付いてきます。

たとえ治療しないという選択肢にも必ず付いてきます。


治った、と思うでしょうが、歯の治療には、実は時限爆弾のようなおまけが、サービスとしてどなたにももれなく付いてきます。

時限爆弾が、爆発しないようにとか、もし破裂してもポップコーン程度にしたいとかを計画することはできますが、そんな仕掛けをしなくてもすむ天然のすばらしい歯を再現することはできないのが、歯の治療です。




ありきたりの言葉ですが、予防に勝る治療はありません。

治療にもおまけを増やさないようにする予防の配慮が欠かせません。
また、けっして一人で磨いていても予防になりません。
予防にも通院が必要です。


治療も予防であり、予防も治療です。
私たちはその専門家で、そのために働いています。

何でもご相談ください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 桜娘さん
返信日時:2010-08-15 21:55:28
さがら先生

御丁寧に返信頂きありがとうございます。

先生方によって考え方が違うのは重々承知の上で御質問させていただいております。

医療関係者(特にお医者様方)に守秘義務が課せられているのは以前から承知しております。


今回、ご質問させていただいた理由の一つとして「歯医者さんの中でこれを話すのは・・・」ということがあるのか?との疑問がありました。

私の中では、生活習慣や服用している薬に関してしか話してはいけないのか・・・?と考えていました。



歯に関しましては、こちらでいろいろ勉強させていただき口の中は口の中のリスクは伴うし、経過観察の場合もあるし、セルフケアだけでは完全には虫歯等を予防できないことも分かりました。

悪くなった歯をたとえレジン(詰める白いもの。間違ってたらすみません)で埋めたとしても二次カリエス等の問題を一生抱えていかなければならないということも頭の片隅にあります。

薬や器具に関しては、あまり詳しく突き止めようとは思っていません。
周辺に医療に関することは奥深いですので素人の私なんかが詳しく分かるはずもないというのは、身をもって感じていますので(^^;;)



と、私も前置き(?)が長くなりましたが、以前歯隣接面に虫歯ができたことをきっかけに、1日に一回は口の中を見るようになり歯肉炎も改善しつつあります。
(改善傾向にあるのは、歯医者さんも認めてます。)

一応、口の中全体のレントゲンも撮ってもらって親知らずがどこにどのように生えてるかは解りました(レントゲンのコピーを先生が下さったので・・・。)。



今度、新しい歯医者さんに行くときは、
・前もってメモを用意し、自分の状況を素直に伝えること
・こちらは、素人なのでとりあえず何でも伝えてみること
そして何より
・先生とのコミュニケーションを取ることを大切にしたいとおもいます。



今までお答えいただいた先生方皆様へ

今回は、お忙しい中疑問にお答えくださりありがとうございました。
おかげで不安が少し和らぎました。
また、御相談するときはよろしくお願いします。



タイトル 歯医者にかかるとき先生方が知りたい情報とは?
質問者 桜娘さん
地域 大阪
年齢 21歳
性別 女性
職業 大学生・短大生・専門学生
カテゴリ その他(その他)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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