「酸蝕症」というのを知り不安になったので、舌廻しの健康法を知りたい
相談者:
tamiyさん (54歳:女性)
投稿日時:2012-02-09 13:05:51
参考:過去のご相談
※歯科医院によってインプラント治療の違いがあり迷います
他
他の方の書込みで「酸齲症」というのを知り、自分も毎日黒酢とビタミンレモンの飲料水を飲んでるので歯が溶けるのでは・・と不安になりました。
唾液の量が少ないと以前病院で言われたことがあります。
飴とかなめているのも虫歯になりそうですし、
「クエン酸摂取のためのドリンク(酢+レモン+砂糖)は歯に悪い?」に、Dr.ふなちゃん先生が「舌廻しの健康法で唾液がよく出るように・・」と書かれていたのですが、どんな方法なのでしょうか?
よかったら教えていただきたいのですが。
※歯科医院によってインプラント治療の違いがあり迷います
他
他の方の書込みで「酸齲症」というのを知り、自分も毎日黒酢とビタミンレモンの飲料水を飲んでるので歯が溶けるのでは・・と不安になりました。
唾液の量が少ないと以前病院で言われたことがあります。
飴とかなめているのも虫歯になりそうですし、
「クエン酸摂取のためのドリンク(酢+レモン+砂糖)は歯に悪い?」に、Dr.ふなちゃん先生が「舌廻しの健康法で唾液がよく出るように・・」と書かれていたのですが、どんな方法なのでしょうか?
よかったら教えていただきたいのですが。
[過去のご相談]
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2012-02-09 18:01:05
回答が遅くなり失礼しました。
私が患者さんにご紹介しているメジャーな舌廻しの健康法は、2種類あります。
@舌をぐるぐる回す方法
唇を軽く閉じたまま、舌で歯茎の外側(つまり、頬粘膜の内側と歯槽堤の境あたり)を、ぐるりぐるりと舌先で舐めまわす方法です。
先日も「日本一受けたい授業」というTV番組で日本歯科大学新潟生命医学部の小出馨教授が、紹介しておられましたが、様々な口腔機能を改善できるとても効果的な健康法です。
(唾液の分泌を促す以外にも、小顔になったり、リフトアップできたりと、よいことづくめです)
ただし、顎関節症の方は無理しないで様子を見ながら行った方がよいでしょう。
小出教授は、右回り30回、左回り30回程度行うとよいと言われていましたが、いきなりこの回数をこなすのはかなり難しいので、5回程度から行われてはいかがでしょう?(運動というものは、必ず左右同数行うことが大事です。舌は大きな筋肉ですから左右のバランスを保っておくことが大切です)
また、歯や修復物が欠けていたり尖っていると、舌が傷つくこともありますから、健康法を試す場合は無理は禁物です。歯科でそれらをちゃんと治してもらいましょう。
参考までに、http://ameblo.jp/funahashishika/entry-11101929802.html
と言っても、この舌廻し健康法は、昔からある有名な口腔機能向上法ですから、検索されれば他にもたくさんの掲載があると思います。
A「あいうべ体操」
これは、福岡のとあるクリニックの今井先生が考えられた健康法です。
「あいう」と、大きな口の形で言い、最後に「ベー」と舌を思いっきり前に出すのです。
1セット4秒前後のゆっくりとした動作で、1日30セット(3分間)を目標に行います。
しばらく続けていると、唾液があふれ出るようになってきます。
今井先生は、リウマチなどの自己免疫疾患を診察されている先生で、この「あいうべ体操」と、足指ソックスと簡単な点鼻薬で様々な症状を実際に治しているちょっと変わった先生です。
個人的にこういうアプローチ法で治療を進めていく先生は好きなのですが、投薬治療がメインの西洋医学の枠からは、はみ出ていますね。。もっとも、最近の医科はリハビリや機能療法を盛んに取り入れ効果を上げているので完全にはみ出ている訳でもなさそうですが。。
@.Aいずれも、舌を動かすだけの非常に簡単な健康法ですが、実際に行ってみると効果は高いようです。
逆にいえば、私たち現代人は、軟らかく丁寧に加工された食生活に慣れ切ってしまい、本来の人間として備わっていた健全な口腔機能を使うことがなくなっているので唾液も少なくなってきているのかもしれません。
不調を感じられたら、それを機会に生活を反省してみられるといいでしょう。
「災い転じて福となし」、悪循環を断ち切り好循環に是非変えていって下さい。
私が患者さんにご紹介しているメジャーな舌廻しの健康法は、2種類あります。
@舌をぐるぐる回す方法
唇を軽く閉じたまま、舌で歯茎の外側(つまり、頬粘膜の内側と歯槽堤の境あたり)を、ぐるりぐるりと舌先で舐めまわす方法です。
先日も「日本一受けたい授業」というTV番組で日本歯科大学新潟生命医学部の小出馨教授が、紹介しておられましたが、様々な口腔機能を改善できるとても効果的な健康法です。
(唾液の分泌を促す以外にも、小顔になったり、リフトアップできたりと、よいことづくめです)
ただし、顎関節症の方は無理しないで様子を見ながら行った方がよいでしょう。
小出教授は、右回り30回、左回り30回程度行うとよいと言われていましたが、いきなりこの回数をこなすのはかなり難しいので、5回程度から行われてはいかがでしょう?(運動というものは、必ず左右同数行うことが大事です。舌は大きな筋肉ですから左右のバランスを保っておくことが大切です)
また、歯や修復物が欠けていたり尖っていると、舌が傷つくこともありますから、健康法を試す場合は無理は禁物です。歯科でそれらをちゃんと治してもらいましょう。
参考までに、http://ameblo.jp/funahashishika/entry-11101929802.html
と言っても、この舌廻し健康法は、昔からある有名な口腔機能向上法ですから、検索されれば他にもたくさんの掲載があると思います。
A「あいうべ体操」
これは、福岡のとあるクリニックの今井先生が考えられた健康法です。
「あいう」と、大きな口の形で言い、最後に「ベー」と舌を思いっきり前に出すのです。
1セット4秒前後のゆっくりとした動作で、1日30セット(3分間)を目標に行います。
しばらく続けていると、唾液があふれ出るようになってきます。
今井先生は、リウマチなどの自己免疫疾患を診察されている先生で、この「あいうべ体操」と、足指ソックスと簡単な点鼻薬で様々な症状を実際に治しているちょっと変わった先生です。
個人的にこういうアプローチ法で治療を進めていく先生は好きなのですが、投薬治療がメインの西洋医学の枠からは、はみ出ていますね。。もっとも、最近の医科はリハビリや機能療法を盛んに取り入れ効果を上げているので完全にはみ出ている訳でもなさそうですが。。
@.Aいずれも、舌を動かすだけの非常に簡単な健康法ですが、実際に行ってみると効果は高いようです。
逆にいえば、私たち現代人は、軟らかく丁寧に加工された食生活に慣れ切ってしまい、本来の人間として備わっていた健全な口腔機能を使うことがなくなっているので唾液も少なくなってきているのかもしれません。
不調を感じられたら、それを機会に生活を反省してみられるといいでしょう。
「災い転じて福となし」、悪循環を断ち切り好循環に是非変えていって下さい。
回答2
川崎歯科クリニック(中野区大和町)の川崎です。
回答日時:2012-02-09 19:25:23
はじめまして。
カワサキです。
ふなちゃん先生の回答、歯科医の僕にも、参考となる、いい回答だと思います。
補足的に回答しますと、
『ストレス』を感じても、交感神経・副交感神経の働きで、唾液の分泌量が減り、粘性のある(ねばねばした)唾液が分泌されます。
リラックスして、笑顔を作るようにすると、ホルモンバランスもよくなるそうです。(ハピネスホルモン)
ご参考までに。
カワサキです。
ふなちゃん先生の回答、歯科医の僕にも、参考となる、いい回答だと思います。
補足的に回答しますと、
『ストレス』を感じても、交感神経・副交感神経の働きで、唾液の分泌量が減り、粘性のある(ねばねばした)唾液が分泌されます。
リラックスして、笑顔を作るようにすると、ホルモンバランスもよくなるそうです。(ハピネスホルモン)
ご参考までに。
相談者からの返信
相談者:
tamiyさん
返信日時:2012-02-10 12:19:46
タイトル | 「酸蝕症」というのを知り不安になったので、舌廻しの健康法を知りたい |
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質問者 | tamiyさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 54歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
その他(その他) 酸蝕歯(酸蝕症) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。