金属土台の材質の違いと保険適応内・適応外の治療の相違

相談者: kingofpainさん (45歳:男性)
投稿日時:2012-04-04 17:44:10
参考:過去のご相談
差し歯の土台を入れる前の仮詰めが取れました
他多数


前歯犬歯の根元の治療を終えて、金属の土台を装着する段階です。

私が通ってる歯科医院では、保険適応内だと柔らかい金属、保険適応外だと固い金属になると先生から言われました。
どちらも一長一短があると言ってましたが、どちらがいいのでしょうか?

この掲示板の先生方は身内の方が同じ状況にあり治療が必要な場合はどの金属の土台を勧めますか?



本体の差し歯の方はハイブリッドセラミックの方が保険適応内の材質よりも確実にいいと言えるのでしょうか?

私が通ってる歯科医院では全て保険治療内で治療を進めていこうとします。
先生は「保険適応の治療で十分です。」と保険適応の方を勧めるのですが。

コーヒーを毎日沢山飲むので、保険適応内の材質ですと経年着色が
目立つのでは?と懸念してます。
保険適応内の材質を入れて、数年経って気になるようなら保険適応外のにしたらどうですか?と言われてます。


同一歯科医で保険適応内、保険適応外だと保険適応外の方が治療もより丁寧になり患者からするとより満足できるものでしょうか?
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-04-04 18:03:50
保険適応内だと柔らかい金属、保険適応外だと固い金属


実際には何の指すのか・・?ですが、もし私なら、例えば12%金銀パラジウムのような固い金属は避けますね。
歯の根っこが折れる可能性が高くなりそうで・・。

おそらく通常使われている保険適応の銀合金よりも少しだけ値段が高くはなります(それでも金合金に比べたら遥かに安価)が、土台(コア)用の銀合金などもありますから相談されたら如何でしょうか。

担当の先生が使い慣れているものが良いと思いますよ。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-04-04 18:32:47
kingofpainさん こんばんは。


〉私が通ってる歯科医院では、保険適応内だと柔らかい金属、保険適応外だと固い金属になると先生から言われました。

固すぎる物にあまりメリットがないように思います。
土台周辺の歯にかかる力の影響や根管治療のやり変え時の土台の除去しづらさがとても気になりますね。



〉この掲示板の先生方は身内の方が同じ状況にあり治療が必要な場合はどの金属の土台を勧めますか?

歯の状態にもよりますが高い確率で今ならファイバーコアを勧めると思います。



〉本体の差し歯の方はハイブリッドセラミックの方が保険適応内の材質よりも確実にいいと言えるのでしょうか?

上記と一緒です。
100%とは言い切れませんが身内にはハイブリットやセラミックを勧めると思います。



〉コーヒーを毎日沢山飲むので、保険適応内の材質ですと経年着色が目立つのでは?と懸念してます。

その通りだと思いますが、保険内で良いという事は何か理由があるかもしれません。
担当の先生によく確認してみてください。



〉同一歯科医で保険適応内、保険適応外だと保険適応外の方が治療もより丁寧になり患者からするとより満足できるものでしょうか?

その先生の得意なやり方が一番満足できると思いますよ。
よく相談してみてください。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-04-04 19:32:39
被せるものとしては、セラミック冠ですとプラークの付着が少ないように感じます。
これは表面性状の違いによるものだそうです。

ご参考まで。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-04-04 20:38:58
こんばんわ。カワサキです。

悩む、お気持ち、お察しします。

一般に、保険適応外の方が(お金がかかる分?)

@ 生体親和性がいい(体になじむ)
A 適合精度がいい(ぴったりフィットする)
B 耐久性・審美性に優れる

という、特色があります。


自分の医院の患者さんですと、(または、自分の身内ですと)
※ ファイバーポストコア
※ セラミック
を勧めます。

ご参考までに。
担当の先生に、予後・メンテナンスを含めて、相談してみましょう。
うまくいくと、いいですね。
お大事になさって下さい。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2012-04-05 11:12:27
保険適応内だと柔らかい金属、保険適応外だと固い金属になると先生から言われました。
>どちらも一長一短があると言ってましたが、どちらがいいのでしょうか?

んん!(@_@;)
「硬い金属」ってパラコアの事でしょうか…。

個人的には「百害あって一利なし」のような気がしますが…。
(三留先生も書かれているように「硬い事」にメリットを感じません)



>この掲示板の先生方は身内の方が同じ状況にあり治療が必要な場合はどの金属の土台を勧めますか?

三留先生、川崎先生と同じでファイバーポストレジンコアを勧めると思います。

この辺りは先生の考え方にもよるとは思います。

ファイバーポストコアは比較的新しい技術のため「長期の実績が無い」と言う事から好まれない先生もいらっしゃいます。



>同一歯科医で保険適応内、保険適応外だと保険適応外の方が治療もより丁寧になり患者からするとより満足できるものでしょうか?

これは難しい問題ですね…。

保険外診療に対する考え方の違いで結果は大きく違うと思います。

保険外治療を希望された患者さんには特別に時間を取って診ると言うスタンスの先生もいらっしゃいますし、時間のかけ方(丁寧さ?)は保険と同じで、材料だけが違う、と考える先生もいらっしゃいます。
(コレはこれで裏表が無いと言えますが…)


ただ、担当の先生が

「全て保険治療内で治療を進めていこう」
「保険適応内の材質を入れて、数年経って気になるようなら保険適応外のにしたらどうですか?」

とお考えのようですから、後者のタイプの先生なのかもしれません。
(真意は解りません)


もし、保険外診療を検討されるのであれば、そのあたりについても担当の先生とディスカッションされてみてはいかがでしょうか。




タイトル 金属土台の材質の違いと保険適応内・適応外の治療の相違
質問者 kingofpainさん
地域 非公開
年齢 45歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ その他(保険と保険外)
お勧めの土台(コア)
お勧めのクラウン(被せ物・差し歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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