非定形歯痛について
相談者:
sayaさやさん (20歳:女性)
投稿日時:2014-01-17 14:15:44
埋まっている親知らずや、虫歯のない歯があまりに痛く眠れないことが半年ほど前からあり、色々な歯医者に行き、大学病院で抜こうと決意したところ、隣の歯そんなに押してる感じではないし、歯茎も腫れていない。
今はまだ抜かない方がいいと言われて、3ヶ月ほど前から抗うつ剤を飲んでいます。
顎関節症だったので、その痛みとも区別がついていないのではないかと言われました。
今は眠れないほどの激痛はおさまりましたが、違和感や時々まだズキズキすることがあります。
痛みはよわくなり、慣れもあって月に一回の診察ではもう顎関節症やスプリントの調節と投薬だけになりました。
歯がない、または埋まっている歯茎が違和感や痛みがあるのに、レントゲンでは問題ないということはよくありますか?
非定形歯痛は投薬治療で治るものでしょうか?
親知らずの痛みで、非定形歯痛が原因になることもありますか?
とても心配で何度か過去に聞きましたが、
「大丈夫、ゆっくり体を休めて」
と言われたので、言わないようになりました。
このままずっと歯痛はおさまらないのではと不安です。
親知らずが隣の歯を押すときは痛みは出ないものですか?
親知らずは下は内側に傾いて生えていて、上はおかしな方向を向いているから、当たってはいるけど押して痛むことはないそうです。
今はまだ抜かない方がいいと言われて、3ヶ月ほど前から抗うつ剤を飲んでいます。
顎関節症だったので、その痛みとも区別がついていないのではないかと言われました。
今は眠れないほどの激痛はおさまりましたが、違和感や時々まだズキズキすることがあります。
痛みはよわくなり、慣れもあって月に一回の診察ではもう顎関節症やスプリントの調節と投薬だけになりました。
歯がない、または埋まっている歯茎が違和感や痛みがあるのに、レントゲンでは問題ないということはよくありますか?
非定形歯痛は投薬治療で治るものでしょうか?
親知らずの痛みで、非定形歯痛が原因になることもありますか?
とても心配で何度か過去に聞きましたが、
「大丈夫、ゆっくり体を休めて」
と言われたので、言わないようになりました。
このままずっと歯痛はおさまらないのではと不安です。
親知らずが隣の歯を押すときは痛みは出ないものですか?
親知らずは下は内側に傾いて生えていて、上はおかしな方向を向いているから、当たってはいるけど押して痛むことはないそうです。
[過去のご相談]
回答1
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2014-01-17 23:46:34
>非定型歯痛は投薬で治るものでしょうか?
痛みが軽減・消失する可能性はあると思います。
>親知らずが隣の歯を押すときは痛みは出ないものですか?
今のところ、そうした訴えは経験していません。
親知らずの影響で手前の歯が大きな虫歯になれば、当然、症状は出ることが多いはずです。
痛みが軽減・消失する可能性はあると思います。
>親知らずが隣の歯を押すときは痛みは出ないものですか?
今のところ、そうした訴えは経験していません。
親知らずの影響で手前の歯が大きな虫歯になれば、当然、症状は出ることが多いはずです。
回答2
ひぐち歯科クリニック(大阪府茨木市)の樋口です。
回答日時:2014-01-18 00:57:00
こんにちは。
>歯がない、または埋まっている歯茎が違和感や痛みがあるのに、レントゲンでは問題ないということはよくありますか?
痛みや違和感の症状があっても、その原因となる異常が見つからないことしばしばみられます。
エックス線写真や視診、触診、打診などで何の異常も見当たらないわけです。
このような痛みが全て歯に問題がなく、歯が原因ではないとは言い切れません。
いくら調べても見つからない隠れた歯の異常も中にはあるのでしょう。
歯肉を切開して粘膜下の状態を調べるとか、抜歯をして歯の状態を調べるとかすれば、ようやく原因が分かったということも中にはあります。
一方でやはり歯に原因がない歯の痛みもかなりの割合であることは間違いないと思います。
抗うつ剤が効いていることから考えても、歯が原因ではないことが推測されます。
>歯がない、または埋まっている歯茎が違和感や痛みがあるのに、レントゲンでは問題ないということはよくありますか?
痛みや違和感の症状があっても、その原因となる異常が見つからないことしばしばみられます。
エックス線写真や視診、触診、打診などで何の異常も見当たらないわけです。
このような痛みが全て歯に問題がなく、歯が原因ではないとは言い切れません。
いくら調べても見つからない隠れた歯の異常も中にはあるのでしょう。
歯肉を切開して粘膜下の状態を調べるとか、抜歯をして歯の状態を調べるとかすれば、ようやく原因が分かったということも中にはあります。
一方でやはり歯に原因がない歯の痛みもかなりの割合であることは間違いないと思います。
抗うつ剤が効いていることから考えても、歯が原因ではないことが推測されます。
回答3
アンドウ歯科クリニック(世田谷区世田谷)の安藤です。
回答日時:2014-01-18 02:10:14
sayaさやさん、こんばんは。
>親知らずが隣の歯を押すときは痛みは出ないものですか?
>親知らずは下は内側に傾いて生えていて、上はおかしな方向を向いているから、当たってはいるけど押して痛むことはないそうです。
そうですね、親知らずの部位に何らかの感染(齲蝕や歯肉炎・歯周炎)が無い限り、「圧迫」のみで痛みが出る事は考えにくいと思います。
>歯がない、または埋まっている歯茎が違和感や痛みがあるのにレントゲンでは問題ないということはよくありますか?
パノラマX線やデンタルのようなレントゲンは、歯や骨のような硬組織を描写する事には優れていますが、神経や粘膜などの軟組織を描写する事はほぼできません。
ですので、レントゲンが痛みの状態をしっかりと反映しない事はあります。
>非定形歯痛は投薬治療で治るものでしょうか?
非定型歯痛の治療は薬物療法がメインになります。
その他のブロック治療や、外科治療などの効果は限定的であると考えられているため、リスク対効果で考えた時に、それらの治療はあまり選択されない傾向にあります。
ただ、薬物療法といっても、以前sayaさやさんが服薬しているとおっしゃっていた、ベンゾジアゼピン系抗不安薬は第一選択としてはあまり使われません。
それよりも先にN型カルシウムチャネル拮抗薬や三環系抗うつ薬、SSRI、SNRIなどが主に用いられます。
>埋まっている親知らずや、虫歯のない歯があまりに痛く眠れないことが半年ほど前からあり…今は眠れないほどの激痛はおさまりましたが、違和感や時々まだズキズキすることがあります。
非定型歯痛の痛みの特徴とは異なる印象を受けます。
その他の歯に原因が無いか、顎関節や咀嚼筋の痛みに起因する関連痛の疑いは無いか、などを診査して、診断を見直す必要があるかもしれません。
以前にも同じことを言ったかもしれないので申し訳ありませんが、やはりしっかりと診断をしてもらい、そして病態に沿った治療方針をたてる事が、痛みをコントロールするための最善の道だと思います。
早く痛みが治まると良いですね。
お大事になさってください。
>親知らずが隣の歯を押すときは痛みは出ないものですか?
>親知らずは下は内側に傾いて生えていて、上はおかしな方向を向いているから、当たってはいるけど押して痛むことはないそうです。
そうですね、親知らずの部位に何らかの感染(齲蝕や歯肉炎・歯周炎)が無い限り、「圧迫」のみで痛みが出る事は考えにくいと思います。
>歯がない、または埋まっている歯茎が違和感や痛みがあるのにレントゲンでは問題ないということはよくありますか?
パノラマX線やデンタルのようなレントゲンは、歯や骨のような硬組織を描写する事には優れていますが、神経や粘膜などの軟組織を描写する事はほぼできません。
ですので、レントゲンが痛みの状態をしっかりと反映しない事はあります。
>非定形歯痛は投薬治療で治るものでしょうか?
非定型歯痛の治療は薬物療法がメインになります。
その他のブロック治療や、外科治療などの効果は限定的であると考えられているため、リスク対効果で考えた時に、それらの治療はあまり選択されない傾向にあります。
ただ、薬物療法といっても、以前sayaさやさんが服薬しているとおっしゃっていた、ベンゾジアゼピン系抗不安薬は第一選択としてはあまり使われません。
それよりも先にN型カルシウムチャネル拮抗薬や三環系抗うつ薬、SSRI、SNRIなどが主に用いられます。
>埋まっている親知らずや、虫歯のない歯があまりに痛く眠れないことが半年ほど前からあり…今は眠れないほどの激痛はおさまりましたが、違和感や時々まだズキズキすることがあります。
非定型歯痛の痛みの特徴とは異なる印象を受けます。
その他の歯に原因が無いか、顎関節や咀嚼筋の痛みに起因する関連痛の疑いは無いか、などを診査して、診断を見直す必要があるかもしれません。
以前にも同じことを言ったかもしれないので申し訳ありませんが、やはりしっかりと診断をしてもらい、そして病態に沿った治療方針をたてる事が、痛みをコントロールするための最善の道だと思います。
早く痛みが治まると良いですね。
お大事になさってください。
タイトル | 非定形歯痛について |
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質問者 | sayaさやさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 20歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 原因不明の歯の痛み |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。