インプラント矯正のアンカーについて
相談者:
SEDAさん (26歳:男性)
投稿日時:2014-04-04 09:26:06
インプラント矯正のアンカーについてお尋ねします。
スクリュー型アンカーとプレート型アンカーがありますが、大幅な遠心移動とかを行う場合、一般的に普及しているスクリュー型アンカーよりプレート型アンカーが必要と聞いたのですが・・・。
スクリュー型アンカーでも大幅な遠心移動とかは可能ですか?
スクリュー型アンカーとプレート型アンカーではどう違うのですか?
プレート型アンカーはどこの矯正歯科でも行っていますか?
プレート型アンカーの費用はどのくらいですか?
保険適応の外科矯正にアンカーは使えますか?
またアンカーのみ自費で使えますか?
よろしくお願いします。
スクリュー型アンカーとプレート型アンカーがありますが、大幅な遠心移動とかを行う場合、一般的に普及しているスクリュー型アンカーよりプレート型アンカーが必要と聞いたのですが・・・。
スクリュー型アンカーでも大幅な遠心移動とかは可能ですか?
スクリュー型アンカーとプレート型アンカーではどう違うのですか?
プレート型アンカーはどこの矯正歯科でも行っていますか?
プレート型アンカーの費用はどのくらいですか?
保険適応の外科矯正にアンカーは使えますか?
またアンカーのみ自費で使えますか?
よろしくお願いします。
[過去のご相談]
回答1
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2014-04-04 14:01:36
ご相談ありがとうございます。
> スクリュー型アンカーでも大幅な遠心移動とかは可能ですか?
可能です。
最近では治療技術が進歩したので、むしろデメリットの多いプレート型よりもスクリュー型を多用します。
最新のスクリュー型は特に大幅な遠心移動にも適していて、1000グラムもの非常に大きな力を発揮できるため、治療装置の簡略化や治療期間も短縮できます。
またコルチコトミーなどの外科処置を併用すると、スクリュー型との併用で、通常の半分とか4分の一とか、期間の非常な短縮も可能です。
>スクリュー型アンカーとプレート型アンカーではどう違うのですか?
まず術式、術後の経過、除去法が全く違います。
また当初は、その二つの役割に大きな違いを持たせていたために、過去では使い分けがされていました。
術式:局所麻酔の必要性は共通です。
前者は歯茎上から1本のネジをねじ込むだけなので1分間くらいで終了します。
後者は歯茎を切開し、大きく剥がして、奥の方の骨を露出させてから、プレート上の装置を数本のネジで固定し、最後に歯茎を縫合します。
術後の経過:
前者はすぐに矯正治療に移れます。
痛みも腫れも出血もありません。
後者は痛みはあまり出ませんが、顔まで1週間くらい腫れます。
1〜2週間後に抜糸が必要です。
腫れが引いてから矯正治療が開始できます。
除去法:
前者はネジを緩める方向に回せば、1分間くらいで、麻酔は全く必要なく、外せます。
出血もなく、すぐ治り、痛みも腫れも全く出ません。
後者は取り付けた時と全く同じ手術法で、しかも同じ経過をたどって治ります。
このようにスクリュー型が一見とても簡単に思えるでしょうが、手術に変わりがありませんから、周到な用心が必要です。
診断も施術も高度な外科の専門性が必要です。
CTスキャン検査をし、模型を型どりし、慎重に計画した後に行わないと、失敗したらとんでもない酷い事件が待っていることを忘れないようにしましょう。
また矯正歯科医師と緊密に連携が取れる状態でないとお勧めできません。
>プレート型アンカーはどこの矯正歯科でも行っていますか?
比較的大きめの手術となり、大きなリスクもありますから、外科治療が得意なところでしか行っていません。
矯正歯科からは外科に委託されることになります。
>プレート型アンカーの費用はどのくらいですか?
医院ごとに違いますから、直接おたずねください。
>保険適応の外科矯正にアンカーは使えますか?
>またアンカーのみ自費で使えますか?
適応の診断は総合的に行い、ふつう、アンカーという材料だけ分けて決めることはしません。
直接おたずねください。
> スクリュー型アンカーでも大幅な遠心移動とかは可能ですか?
可能です。
最近では治療技術が進歩したので、むしろデメリットの多いプレート型よりもスクリュー型を多用します。
最新のスクリュー型は特に大幅な遠心移動にも適していて、1000グラムもの非常に大きな力を発揮できるため、治療装置の簡略化や治療期間も短縮できます。
またコルチコトミーなどの外科処置を併用すると、スクリュー型との併用で、通常の半分とか4分の一とか、期間の非常な短縮も可能です。
>スクリュー型アンカーとプレート型アンカーではどう違うのですか?
まず術式、術後の経過、除去法が全く違います。
また当初は、その二つの役割に大きな違いを持たせていたために、過去では使い分けがされていました。
術式:局所麻酔の必要性は共通です。
前者は歯茎上から1本のネジをねじ込むだけなので1分間くらいで終了します。
後者は歯茎を切開し、大きく剥がして、奥の方の骨を露出させてから、プレート上の装置を数本のネジで固定し、最後に歯茎を縫合します。
術後の経過:
前者はすぐに矯正治療に移れます。
痛みも腫れも出血もありません。
後者は痛みはあまり出ませんが、顔まで1週間くらい腫れます。
1〜2週間後に抜糸が必要です。
腫れが引いてから矯正治療が開始できます。
除去法:
前者はネジを緩める方向に回せば、1分間くらいで、麻酔は全く必要なく、外せます。
出血もなく、すぐ治り、痛みも腫れも全く出ません。
後者は取り付けた時と全く同じ手術法で、しかも同じ経過をたどって治ります。
このようにスクリュー型が一見とても簡単に思えるでしょうが、手術に変わりがありませんから、周到な用心が必要です。
診断も施術も高度な外科の専門性が必要です。
CTスキャン検査をし、模型を型どりし、慎重に計画した後に行わないと、失敗したらとんでもない酷い事件が待っていることを忘れないようにしましょう。
また矯正歯科医師と緊密に連携が取れる状態でないとお勧めできません。
>プレート型アンカーはどこの矯正歯科でも行っていますか?
比較的大きめの手術となり、大きなリスクもありますから、外科治療が得意なところでしか行っていません。
矯正歯科からは外科に委託されることになります。
>プレート型アンカーの費用はどのくらいですか?
医院ごとに違いますから、直接おたずねください。
>保険適応の外科矯正にアンカーは使えますか?
>またアンカーのみ自費で使えますか?
適応の診断は総合的に行い、ふつう、アンカーという材料だけ分けて決めることはしません。
直接おたずねください。
タイトル | インプラント矯正のアンカーについて |
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質問者 | SEDAさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 26歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | インプラント矯正 |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。