ゴールドコアって見た目ゴールドじゃないのでしょうか?
相談者:
はるきんさん (42歳:女性)
投稿日時:2016-03-09 21:40:36
回答1
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2016-03-10 08:10:02
ご相談ありがとうございます。
ご存知のように、純金は黄色みを帯びています。
しかし、歯の治療で使う場合は純金は柔らか過ぎて弱いので、他の金属を混ぜて合金として使います。
単純に言えば、他の金属の種類や量が増えるほど、金色は少なくなります。
また合金の性能も変わります。
まれに歯科医院で合金を混ぜて作るところもありますが、よほど技量が高くないと性能は落ちます。
使った金属の包装を見せてもらうか、メーカーと製品名を教えてもらえばご自分でも確認できます。
ご存知のように、純金は黄色みを帯びています。
しかし、歯の治療で使う場合は純金は柔らか過ぎて弱いので、他の金属を混ぜて合金として使います。
単純に言えば、他の金属の種類や量が増えるほど、金色は少なくなります。
また合金の性能も変わります。
まれに歯科医院で合金を混ぜて作るところもありますが、よほど技量が高くないと性能は落ちます。
使った金属の包装を見せてもらうか、メーカーと製品名を教えてもらえばご自分でも確認できます。
相談者からの返信
相談者:
はるきんさん
返信日時:2016-03-10 20:54:33
相談者からの返信
相談者:
はるきんさん
返信日時:2016-03-10 21:00:00
メーカー名が抜けていました。
山本貴金属とおっしゃっていました。
山本貴金属とおっしゃっていました。
回答3
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2016-03-14 08:27:37
ご返信ありがとうございます。
>この素材はやはり強いのでしょうか?
申し訳ありません。
その製品のことは知りません。
補綴学会では世界基準のADA規格タイプVを推奨していますから、それに合えば大丈夫なはずです。
ちなみに、私は自由診療とはベストをつくすことであり、材料も一番良いものを選びたいと思います。
2番め、3番めに良い物もあるでしょうがそれを選ばない訳は、それは2番めは妥協を一つ、3番めは妥協を2つと増やすことになるからです。
メタルであればその規格に合い、その中でも世界で一番ではないかという製品しか使わないので、たくさんある他社製品のことは調べたことがありません。
>金ならしなるため歯折は起こしにくいですか?
歯の弾力と同じほどはしなりません。
しなることが破折予防になるわけではありません。
>噛むのが恐いです。
神経を失った事自体、歯を失う道へと、確実に第一歩に踏み込んでいます。
しかし、奥歯であればしっかり噛まなければ機能回復ができません。
その歯で噛まなければ、その歯が守っている他の歯を守れません。
つまりしっかり噛まないと、他の歯全部を同じ目に合わせるリスクが増えるということです。
したがって、よく噛めるようにその歯のクラウンの咬合の与え方で、その歯の寿命が変わります。
原理は単純です。
良く噛め、快適に噛めるためには、最小限の咀嚼回数で食事ができ、よく嚥下できるような咬合にするだけです。
>ファイバーコアにしてもらいたかったです。
ファイバーにも致命的な欠点があります。
よく聞いて選びましょう。
正しい補綴であれば、メタルでもファイバーでも違いがないと言われています。
巷で噂の、メタル・コアは歯が折れる原因であるということはありません。
噂は信じないように、歯科医師に根拠を聞いて確認しましょう。
>この素材はやはり強いのでしょうか?
申し訳ありません。
その製品のことは知りません。
補綴学会では世界基準のADA規格タイプVを推奨していますから、それに合えば大丈夫なはずです。
ちなみに、私は自由診療とはベストをつくすことであり、材料も一番良いものを選びたいと思います。
2番め、3番めに良い物もあるでしょうがそれを選ばない訳は、それは2番めは妥協を一つ、3番めは妥協を2つと増やすことになるからです。
メタルであればその規格に合い、その中でも世界で一番ではないかという製品しか使わないので、たくさんある他社製品のことは調べたことがありません。
>金ならしなるため歯折は起こしにくいですか?
歯の弾力と同じほどはしなりません。
しなることが破折予防になるわけではありません。
>噛むのが恐いです。
神経を失った事自体、歯を失う道へと、確実に第一歩に踏み込んでいます。
しかし、奥歯であればしっかり噛まなければ機能回復ができません。
その歯で噛まなければ、その歯が守っている他の歯を守れません。
つまりしっかり噛まないと、他の歯全部を同じ目に合わせるリスクが増えるということです。
したがって、よく噛めるようにその歯のクラウンの咬合の与え方で、その歯の寿命が変わります。
原理は単純です。
良く噛め、快適に噛めるためには、最小限の咀嚼回数で食事ができ、よく嚥下できるような咬合にするだけです。
>ファイバーコアにしてもらいたかったです。
ファイバーにも致命的な欠点があります。
よく聞いて選びましょう。
正しい補綴であれば、メタルでもファイバーでも違いがないと言われています。
巷で噂の、メタル・コアは歯が折れる原因であるということはありません。
噂は信じないように、歯科医師に根拠を聞いて確認しましょう。
相談者からの返信
相談者:
はるきんさん
返信日時:2016-03-15 12:46:52
さがら先生、返信ありがとうございました。
解りやすく、とても参考になりました。
気持ちも楽になりました。
感謝しています。
解りやすく、とても参考になりました。
気持ちも楽になりました。
感謝しています。
タイトル | ゴールドコアって見た目ゴールドじゃないのでしょうか? |
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質問者 | はるきんさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 42歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | ゴールドコア(金の土台) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。