歯科医院の診察室の形状について

相談者: ELさん (30歳:男性)
投稿日時:2017-04-30 18:08:39
治療などに関する話ではなく申し訳ありませんが、ご回答下さるとありがたく思います。


以前から不思議に思っていたのですが、歯科医院の診療する場所は、なぜ開けた空間なのでしょう?
(診察台があって、機器があって、左右にしきりがあって、扉は無し)

自分に合った歯科を探すためにこれまで4軒(?)は歯科医院に足を運んだのですが、その何れも個室ではなく、個室を演出している部屋の一角といった風です。
色々な歯科医院のサイトの画像を見てみてもそんな感じです。

受付から診察室に入ればその目前に診察台、なんて歯科医院も多く、
他の患者から丸見えだったりします。



場所や自費診療時によっても変わるかとは思いますが、あの間取りと言うか部屋構成は何かしらの意図があるのでしょうか?

工事が難しい・金銭的な問題以外の理由がどうも思いつきません。
患者が出入りする側に扉くらい設置してもいいとは思うのですが自意識過剰と言われたら、それまでかもしれませんけれども
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-04-30 19:04:07
歯科では治療導線を優先する場合があり、個室といってもセミ個室程度が多いと思います。

以前は開放型で完全に歯科医がすべてを同時に見渡せるようになっていましたが、今はそういう歯科医主導型歯科医院設計というのは好まれなくなってきていると思います。


完全個室のところは歯科医がたくさん常駐していて一部屋単位でスタッフも配置されているか、または軽症のメンテやホワイトニングなど歯科医の監視を不要とする治療のみという使い方を行っているように思います。

多くの歯科医院は歯科医の管理下で歯科衛生士が大勢歯科業務に当たっていますから、歯科医が常に指示出せるように部屋もそういう構造になっているはずです。


>患者が出入りする側に扉くらい設置してもいいとは思うのですが

患者が出入りする側に扉があるのをセミ個室といいそういう歯科医院がかなり増えてきていると思います。
お探しになればあると思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-04-30 19:24:35
こんばんは。

>あの間取りと言うか部屋構成は何かしらの意図があるのでしょうか?

個人的には単なる施工費用の問題だと思います。

私が開業した当時はパノラマレントゲン以外は解放でも認可が下りました、もっと前のパノラマレントゲンが普及し始めた時代はパノラマでさえ解放で問題視されなかったように記憶しています。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2017-04-30 23:16:22
歯科治療はほぼすべてが外科処置です。
個室にするのならそこは手術室と同じようなものですから、個室の数だけ歯科医師が必要です。
多くの歯科医院では歯科医師は1名ないし2名ですから個室にすることは通常は不可能です。

ただ、衛生士にすっかりまかせられるような処置に関してはその衛生士の人数分だけ個室を作ることができますので、そういった歯科医院では個室にしている場合もあると思います。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2017-05-01 06:56:40
当院は今3部屋ですが、全て完全に個室ですよ。
ただし当院は自費診療のみで、自分は同じ部屋で1日に4〜5人の診察で、他の部屋には衛生士が付くシステムになっています。


最近だと保険診療主体の医院でも、「特診室」と言う扱いで(使用目的はそれぞれの様ですが・・)一部屋だけは完全に個室にするという設計もよく見かける様に思いますし、(患者さんにとっての)入り口は個室の様になっていて、裏だけが繋がっている半個室の形態は流行っている様ですよ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ELさん
返信日時:2017-05-01 18:49:50
なるほど医師側が見えやすいという意味合いがあったのですか。
昔は遮るものがないところが多く、そして半個室と呼ばれる形は最近になって増えてきていると。

お忙しい中ありがとうございました



タイトル 歯科医院の診察室の形状について
質問者 ELさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ その他(歯科治療関連)
その他(その他)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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