左下7番の虫歯の削り残しについて
相談者:
いこまさん (33歳:女性)
投稿日時:2017-11-27 05:26:11
左下の一番奥の歯(5〜6年ほど前に根管治療をして銀の被せ物がしてある)が大きな虫歯になっていたらしく、今から2か月程前に歯科で削り、仮蓋をしてもらいました。
虫歯のせいで歯茎が痛く少し腫れていたため、これで一旦歯茎の腫れが引くのを待とうという説明でした。
で、先週頃からその歯から変なにおいというか味がして、おととい歯科で再度診てもらったら、膿んでいるとのこと。
虫歯が深くて、医学書的には抜歯だけど、なんとかまた虫歯を削ったので次回土台を立てて、蓋をするとの説明を受けました。
ここで疑問なのですが、
・前回虫歯を削り切ったのではないのか?削り残していたのか?
・再度、仮蓋の隙間から新しく虫歯になったのか?
先生に質問したところ「わからない」と言われました。
削り残していたなら、この歯科で蓋をするのは怖いです。
また削り残しがあるかも・・・と思ってしまいます。
個人的な希望でどうしてもインプラントにはしたくないので、今とても不安でいっぱいです(/_;)
歯茎はまだたまーに少し痛いです。
すみませんが、回答・助言・ご意見等、宜しくお願い致します。
虫歯のせいで歯茎が痛く少し腫れていたため、これで一旦歯茎の腫れが引くのを待とうという説明でした。
で、先週頃からその歯から変なにおいというか味がして、おととい歯科で再度診てもらったら、膿んでいるとのこと。
虫歯が深くて、医学書的には抜歯だけど、なんとかまた虫歯を削ったので次回土台を立てて、蓋をするとの説明を受けました。
ここで疑問なのですが、
・前回虫歯を削り切ったのではないのか?削り残していたのか?
・再度、仮蓋の隙間から新しく虫歯になったのか?
先生に質問したところ「わからない」と言われました。
削り残していたなら、この歯科で蓋をするのは怖いです。
また削り残しがあるかも・・・と思ってしまいます。
個人的な希望でどうしてもインプラントにはしたくないので、今とても不安でいっぱいです(/_;)
歯茎はまだたまーに少し痛いです。
すみませんが、回答・助言・ご意見等、宜しくお願い致します。
回答1
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2017-11-27 08:04:12
ご相談ありがとうございます。
>・前回虫歯を削り切ったのではないのか?
検査をしたのであれば大丈夫です。
>削り残していたのか?
これからも検査ができます。
大雑把な検査としては、う蝕検知液があり、だいたい検査できます。
これは虫歯で柔らかくなった歯質を染めだします。
しかし、虫歯に反応するわけではなく不正確です。
正確に調べる場合は、ダイアグノデントというレーザー検査ができます。
これは極めて正確で、取り残しの虫歯に直接反応するように開発された、取り残しを予防するのための唯一の検査器械です。
ちなみに、よくある問題としては、有髄歯という生きた歯の痛みがある場合、ふつうに治療しても痛みが止まらない場合に、この虫歯の取り残しが原因の一つとしてあります。
つまり目で見ても虫歯が見えない、レントゲンでも見えない、検知液で調べても虫歯が発見できない、場合です。
お互いにわからないし、痛いのは困るから、とりあえず抜髄してみようか?!と逃げてしまいがちです。
この時に、ダイアグノデントできちんと検査すると、深い部分にほんの小さい取り残しが発見できることがあります。
とても小さい、針の先ほど、点ほどの取り残しで、場合によっては象牙細管1本分くらいではないか、と思えるほどわずかでも痛むことがあります。
その一点をきれいに取ると見事に痛みが消え、歯髄を守ることもできることがあります。
原因を検査するって、いかに重要なことかお分かりになるでしょうか。
なお、抜髄をする時に取り残しがある場合はよく見受けられますが、その場合はもっと大量なのですぐに分かります。
日本の保険規則では初期の詰め物や、歯髄を守ることや、抜髄の点数がとても安く、ただみたいな料金に抑えらえているので、十分に時間が取れず、結局は取り残しによる抜歯は極めて多いように思えます。
>・再度、仮蓋の隙間から新しく虫歯になったのか?
予防管理が不十分な人には、そういう場合もありえます。
しかし、その場合と取り残しでは、削る場所が全く違うので、ほぼはっきり分かりますし、致命的な虫歯は取り残しの方です。
なお無髄歯では痛みの直接的な原因とはなりませんから、痛みの原因は別に検査を受けましょう。
>・前回虫歯を削り切ったのではないのか?
検査をしたのであれば大丈夫です。
>削り残していたのか?
これからも検査ができます。
大雑把な検査としては、う蝕検知液があり、だいたい検査できます。
これは虫歯で柔らかくなった歯質を染めだします。
しかし、虫歯に反応するわけではなく不正確です。
正確に調べる場合は、ダイアグノデントというレーザー検査ができます。
これは極めて正確で、取り残しの虫歯に直接反応するように開発された、取り残しを予防するのための唯一の検査器械です。
ちなみに、よくある問題としては、有髄歯という生きた歯の痛みがある場合、ふつうに治療しても痛みが止まらない場合に、この虫歯の取り残しが原因の一つとしてあります。
つまり目で見ても虫歯が見えない、レントゲンでも見えない、検知液で調べても虫歯が発見できない、場合です。
お互いにわからないし、痛いのは困るから、とりあえず抜髄してみようか?!と逃げてしまいがちです。
この時に、ダイアグノデントできちんと検査すると、深い部分にほんの小さい取り残しが発見できることがあります。
とても小さい、針の先ほど、点ほどの取り残しで、場合によっては象牙細管1本分くらいではないか、と思えるほどわずかでも痛むことがあります。
その一点をきれいに取ると見事に痛みが消え、歯髄を守ることもできることがあります。
原因を検査するって、いかに重要なことかお分かりになるでしょうか。
なお、抜髄をする時に取り残しがある場合はよく見受けられますが、その場合はもっと大量なのですぐに分かります。
日本の保険規則では初期の詰め物や、歯髄を守ることや、抜髄の点数がとても安く、ただみたいな料金に抑えらえているので、十分に時間が取れず、結局は取り残しによる抜歯は極めて多いように思えます。
>・再度、仮蓋の隙間から新しく虫歯になったのか?
予防管理が不十分な人には、そういう場合もありえます。
しかし、その場合と取り残しでは、削る場所が全く違うので、ほぼはっきり分かりますし、致命的な虫歯は取り残しの方です。
なお無髄歯では痛みの直接的な原因とはなりませんから、痛みの原因は別に検査を受けましょう。
回答2
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2017-11-27 08:13:28
>虫歯が深くて、医学書的には抜歯だけど、なんとかまた虫歯を削ったので次回土台を立てて、蓋をするとの説明を受けました。
担当医は、何とか抜歯を回避するよう頑張ってくださっているようですね。
ただ、当該歯が親知らずと関係しているようでしたら、速やかな抜歯が望まれるかもしれません。
>前回虫歯を削り切ったのではないのか?削り残していたのか?
>再度、仮蓋の隙間から新しく虫歯になったのか?
「虫歯のせいで歯茎が痛く少し腫れていたため、これで一旦歯茎の腫れが引くのを待とうという説明でした」ということでしたら、それこそどちらか分かりませんね。
担当医は、何とか抜歯を回避するよう頑張ってくださっているようですね。
ただ、当該歯が親知らずと関係しているようでしたら、速やかな抜歯が望まれるかもしれません。
>前回虫歯を削り切ったのではないのか?削り残していたのか?
>再度、仮蓋の隙間から新しく虫歯になったのか?
「虫歯のせいで歯茎が痛く少し腫れていたため、これで一旦歯茎の腫れが引くのを待とうという説明でした」ということでしたら、それこそどちらか分かりませんね。
回答3
相談者からの返信
相談者:
いこまさん
返信日時:2017-11-27 17:07:53
さがら先生
お返事ありがとうございます!
液を使って取り残し調べてはいたようですが、レーザーは使用しておりませんでした。
レーザーの存在を初めて知りましたので、次回からはレーザーを使用している歯科を探したいと思います!!
>その場合と取り残しでは、削る場所が全く違うので、ほぼはっきり分かります
やはり、新たに虫歯になった場合と削り残しでははっきりわかるものなのですね・・・今の歯科に対してやはり不安があります。汗
ご助言ありがとうございました!
小林先生
>ただ、当該歯が親知らずと関係しているようでしたら、速やかな抜歯が望まれるかもしれません。
親不知は5〜6年前に抜歯しており、親不知の影響で虫歯になっており5〜6年前に神経を抜き銀の被せ物がしてあります。
今回、被せ物の下で虫歯が広がっていたようです。
>それこそどちらか分かりませんね。
期間が空いていたためにどちらか分からないという事でしょうか?
ご回答ありがとうございました!
藤森先生
>7番遠心(親知らずとの間)に出来た虫歯でしょうか?
いえ、親不知は既に5〜6年前に抜いております。
親不知は5〜6年前に抜歯しており、当時、7番の歯が親不知の影響で虫歯になっており神経を抜き銀の被せ物をしました。
今回、被せ物の下で虫歯が広がっていたようです。
お返事ありがとうございました。
お返事ありがとうございます!
液を使って取り残し調べてはいたようですが、レーザーは使用しておりませんでした。
レーザーの存在を初めて知りましたので、次回からはレーザーを使用している歯科を探したいと思います!!
>その場合と取り残しでは、削る場所が全く違うので、ほぼはっきり分かります
やはり、新たに虫歯になった場合と削り残しでははっきりわかるものなのですね・・・今の歯科に対してやはり不安があります。汗
ご助言ありがとうございました!
小林先生
>ただ、当該歯が親知らずと関係しているようでしたら、速やかな抜歯が望まれるかもしれません。
親不知は5〜6年前に抜歯しており、親不知の影響で虫歯になっており5〜6年前に神経を抜き銀の被せ物がしてあります。
今回、被せ物の下で虫歯が広がっていたようです。
>それこそどちらか分かりませんね。
期間が空いていたためにどちらか分からないという事でしょうか?
ご回答ありがとうございました!
藤森先生
>7番遠心(親知らずとの間)に出来た虫歯でしょうか?
いえ、親不知は既に5〜6年前に抜いております。
親不知は5〜6年前に抜歯しており、当時、7番の歯が親不知の影響で虫歯になっており神経を抜き銀の被せ物をしました。
今回、被せ物の下で虫歯が広がっていたようです。
お返事ありがとうございました。
回答4
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2017-11-27 18:10:22
>当時、7番の歯が親不知の影響で虫歯になっており神経を抜き銀の被せ物をしました。
その状態を予想していました。
当時、7番を抜いて、親不知を7番の位置に移動してくる選択肢もあったはずですけどね。
こうした場合7番の長期保存は非常に困難なケースが少なくないですよ。
歯根膜が障害されると深いポケット(歯周病)となり、更に、そこに深い縁下カリエス(虫歯)が出来ることもあります。
抜歯を検討されるのも一案に思えます。
その状態を予想していました。
当時、7番を抜いて、親不知を7番の位置に移動してくる選択肢もあったはずですけどね。
こうした場合7番の長期保存は非常に困難なケースが少なくないですよ。
歯根膜が障害されると深いポケット(歯周病)となり、更に、そこに深い縁下カリエス(虫歯)が出来ることもあります。
抜歯を検討されるのも一案に思えます。
相談者からの返信
相談者:
いこまさん
返信日時:2017-11-27 19:28:56
回答5
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-11-28 10:55:18
根面虫歯の治療は厄介ですから十分な治療ができにくい場合もあるでしょう。
特に臼歯の場合は治療難易度が高くなります。
抜歯がいずれ必要になるかもしれないということは覚悟されておいた方がよいのかもしれません。
保険治療では十分な治療が受けられないと思えば自費治療を受けられるのがよいかもしれませんが、いずれにしても誰が行っても難しいものは難しいですからね。
特に臼歯の場合は治療難易度が高くなります。
抜歯がいずれ必要になるかもしれないということは覚悟されておいた方がよいのかもしれません。
保険治療では十分な治療が受けられないと思えば自費治療を受けられるのがよいかもしれませんが、いずれにしても誰が行っても難しいものは難しいですからね。
相談者からの返信
相談者:
いこまさん
返信日時:2017-11-28 18:10:27
回答6
相談者からの返信
相談者:
いこまさん
返信日時:2017-12-04 14:41:47
タイトル | 左下7番の虫歯の削り残しについて |
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質問者 | いこまさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 33歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 二次カリエス(2次的な虫歯) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。