6歳臼歯にシーラントをする時期について
相談者:
ニカさん (39歳:女性)
投稿日時:2018-02-02 10:35:09
子どもの6歳臼歯(まだ一本ですが)の溝のある面がそろそろ全面が表にでてきそうです。
3月の下旬に定期検診の予定です。丁寧に歯磨きしているつもりですが、まだ2ヶ月あり心配です。
シーラント は、3月まで待たずに早めにシーラント を入れてもらった方がいいでしょうか。
また、通っている歯科医院では、衛生士さんがシーラント をいれてくださるのですが、特に問題はないのでしょうか。
よろしくお願い致します。
3月の下旬に定期検診の予定です。丁寧に歯磨きしているつもりですが、まだ2ヶ月あり心配です。
シーラント は、3月まで待たずに早めにシーラント を入れてもらった方がいいでしょうか。
また、通っている歯科医院では、衛生士さんがシーラント をいれてくださるのですが、特に問題はないのでしょうか。
よろしくお願い致します。
[過去のご相談]
回答1
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2018-02-02 11:29:31
ニカさん、こんにちは
まずは、6歳臼歯には全てシーラントをするという考え方は間違っています。
シーラントにも害はあります。
シーラントをした場合としなかった場合での、利益とリスクを天秤に掛けて、するかどうかを決める必要があります。
むし歯リスクが低ければ、利益よりも害の方が大きくなるので、シーラントはしないほうが良いでしょう。
虫歯リスクが高いようならしたほうが良いかも知れません。
最近はむし歯リスクの高いお子さんが極端に少なくなって来て、シーラントが適用となるケースは少なくなってきています。
もしも、虫歯リスクが高くてシーラントを行うという事でしたら、ラバーダムが装着出来るまで、歯がしっかり生えてから行ったほうが良いと思います。
シーラントは歯科衛生士の業務範囲なので、シーラントをした正しく行える技術をもっているなら、歯科衛生士が行なっても問題ありません。
歯科衛生士であっても、ラバーダムを装着して、清掃を丁寧にして、十分に乾燥させるという手順を正しく行えば、害が起こる確率もかなり少なくなると思いますので(ゼロにはなりませんが)、良い予防方法の一つになると思います。
まずは、6歳臼歯には全てシーラントをするという考え方は間違っています。
シーラントにも害はあります。
シーラントをした場合としなかった場合での、利益とリスクを天秤に掛けて、するかどうかを決める必要があります。
むし歯リスクが低ければ、利益よりも害の方が大きくなるので、シーラントはしないほうが良いでしょう。
虫歯リスクが高いようならしたほうが良いかも知れません。
最近はむし歯リスクの高いお子さんが極端に少なくなって来て、シーラントが適用となるケースは少なくなってきています。
もしも、虫歯リスクが高くてシーラントを行うという事でしたら、ラバーダムが装着出来るまで、歯がしっかり生えてから行ったほうが良いと思います。
シーラントは歯科衛生士の業務範囲なので、シーラントをした正しく行える技術をもっているなら、歯科衛生士が行なっても問題ありません。
歯科衛生士であっても、ラバーダムを装着して、清掃を丁寧にして、十分に乾燥させるという手順を正しく行えば、害が起こる確率もかなり少なくなると思いますので(ゼロにはなりませんが)、良い予防方法の一つになると思います。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2018-02-02 11:31:53
>6歳臼歯にシーラントをする時期について
一概には言えませんが安全を見込んだ場合萌出後なるべく早めにということになります。
>衛生士さんがシーラント をいれてくださるのですが、特に問題はないのでしょうか。
技術的な問題なので歯科医がやろうと衛生士だろうと上手であればどちらでも構いいません
シーラント http://yamadashika.jugem.jp/?search=%A5%B7%A1%BC%A5%E9%A5%F3%A5%C8&x=0&y=0
一概には言えませんが安全を見込んだ場合萌出後なるべく早めにということになります。
>衛生士さんがシーラント をいれてくださるのですが、特に問題はないのでしょうか。
技術的な問題なので歯科医がやろうと衛生士だろうと上手であればどちらでも構いいません
シーラント http://yamadashika.jugem.jp/?search=%A5%B7%A1%BC%A5%E9%A5%F3%A5%C8&x=0&y=0
相談者からの返信
相談者:
ニカさん
返信日時:2018-02-02 12:02:08
回答3
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2018-02-02 13:06:00
>子供は、乳歯の4.5番8本。溝が深くてシーラント を既にいれています。
虫歯リスクが高いからという理由で、シーラントをおこなったのでしょうか。
歯科医院の方針で、ほとんどの子どもの乳臼歯にはシーラントを行うという事でしょうか。
また、その際にラバーダムは使用されていたのでしょうか。
>なので、6歳臼歯も、シーラント をして虫歯リスクを下げたい。と、考えていました。
虫歯リスクが高いなら下げる必要がありますが、元々低いならシーラントをしたところで変わりはないでしょう。
寧ろ、人工物が入ったことで、二次虫歯などの危険性が増して、虫歯リスクが逆に高くなる可能性ぱります。
>でも、シーラント には、害があると聞いて言葉がありません。
>シーラント には、どんな害があるのですか?
境目から二次虫歯になったり、溝の深いところでの虫歯の発見が遅れて、神経を取らなければならなくなったりといったことが考えられます。
>虫歯リスクげ低いというのは、今の口腔内の状態。溝の深さなどでしょうか。
シーラントの適応を考える祭の虫歯リスクには2つあり、ひとつはお口全体、二つ目にその歯の形態です。
お口全体は、現在の年齢なら、
リスクが高い:いままでに虫歯の治療をした事がある、あるいは、初期の虫歯があり経過観察中
リスクが低い:虫歯の治療も、経過観察中の食虫歯も無い
歯の形態
リスクが高い:歯の溝が非常に深い
リスクが低い:歯の溝が標準的な深さ
>悩むところですが、6歳臼歯の歯磨き、丁寧に磨いて様子をみてみます。
ハミガキも大切ですが、虫歯予防で大切な事は、下記の順番になりますので、1番目2番目をしっかりされるとよいでしょう。
1)食事のコントロール
2)フッ化物(フッ素)の使用
3)ハミガキ
虫歯リスクが高いからという理由で、シーラントをおこなったのでしょうか。
歯科医院の方針で、ほとんどの子どもの乳臼歯にはシーラントを行うという事でしょうか。
また、その際にラバーダムは使用されていたのでしょうか。
>なので、6歳臼歯も、シーラント をして虫歯リスクを下げたい。と、考えていました。
虫歯リスクが高いなら下げる必要がありますが、元々低いならシーラントをしたところで変わりはないでしょう。
寧ろ、人工物が入ったことで、二次虫歯などの危険性が増して、虫歯リスクが逆に高くなる可能性ぱります。
>でも、シーラント には、害があると聞いて言葉がありません。
>シーラント には、どんな害があるのですか?
境目から二次虫歯になったり、溝の深いところでの虫歯の発見が遅れて、神経を取らなければならなくなったりといったことが考えられます。
>虫歯リスクげ低いというのは、今の口腔内の状態。溝の深さなどでしょうか。
シーラントの適応を考える祭の虫歯リスクには2つあり、ひとつはお口全体、二つ目にその歯の形態です。
お口全体は、現在の年齢なら、
リスクが高い:いままでに虫歯の治療をした事がある、あるいは、初期の虫歯があり経過観察中
リスクが低い:虫歯の治療も、経過観察中の食虫歯も無い
歯の形態
リスクが高い:歯の溝が非常に深い
リスクが低い:歯の溝が標準的な深さ
>悩むところですが、6歳臼歯の歯磨き、丁寧に磨いて様子をみてみます。
ハミガキも大切ですが、虫歯予防で大切な事は、下記の順番になりますので、1番目2番目をしっかりされるとよいでしょう。
1)食事のコントロール
2)フッ化物(フッ素)の使用
3)ハミガキ
相談者からの返信
相談者:
ニカさん
返信日時:2018-02-02 13:54:03
乳歯にシーラント を入れた理由は、溝が深く、左下4番の溝に白濁した部分が見つかりました。
他の奥歯も溝が深く、シーラント を入れる事になりました。
シーラント には、フッ素を取り込んで、少しずつ放出してくれるので、虫歯予防になるとのことだったと、思います。
かかりつけの病院では、多分、みんながみんなシーラント はしていないと思います。
現在、上奥歯の乳歯、4番5番の間に初期虫歯があり、サホライドをぬり、経過観察中です。
今、生えてきている6歳臼歯は、その後ろに生えてきています。
毎日の歯磨き、朝と夜フッ素の入った歯磨き、夜だけフロス、しています。
1歳半ころから3ヶ月に一度、一応検診行っていますが、奥歯の間に虫歯できてしまいました。
他の奥歯も溝が深く、シーラント を入れる事になりました。
シーラント には、フッ素を取り込んで、少しずつ放出してくれるので、虫歯予防になるとのことだったと、思います。
かかりつけの病院では、多分、みんながみんなシーラント はしていないと思います。
現在、上奥歯の乳歯、4番5番の間に初期虫歯があり、サホライドをぬり、経過観察中です。
今、生えてきている6歳臼歯は、その後ろに生えてきています。
毎日の歯磨き、朝と夜フッ素の入った歯磨き、夜だけフロス、しています。
1歳半ころから3ヶ月に一度、一応検診行っていますが、奥歯の間に虫歯できてしまいました。
回答4
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2018-02-02 14:39:37
文面から察すると、虫歯リスクは高そうですね。
害のリスクを負ってもシーラントをする価値はあるかもしれません。
出来るだけ害のリスクを下げるためにも、ラバーダムをして、清掃、乾燥を十分にしてもらえばよいと思います。
先ずは、食事のコントロールと、フッ化物(フッ素)の正しい使用ですね。
害のリスクを負ってもシーラントをする価値はあるかもしれません。
出来るだけ害のリスクを下げるためにも、ラバーダムをして、清掃、乾燥を十分にしてもらえばよいと思います。
先ずは、食事のコントロールと、フッ化物(フッ素)の正しい使用ですね。
相談者からの返信
相談者:
ニカさん
返信日時:2018-02-02 15:55:03
回答5
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2018-02-02 18:22:01
>6歳臼歯も、シーラント をして虫歯リスクを下げたい。と、考えていました。
歯医者もそう考えますがそれ以前ににお菓子の量です。
糖類の摂取量に関する新ガイドライン(WHO) http://www.japan-who.or.jp/event/2015/AUTO_UPDATE/1503-2.html
>でも、シーラント には、害があると聞いて言葉がありません。
>シーラント には、どんな害があるのですか?
何なのでしょうか個人的には聞いたことがありません。
>虫歯リスクげ低いというのは、今の口腔内の状態。溝の深さなどでしょうか。
溝の深さもそうですがお菓子としてのお砂糖を食べ過ぎないことがシーラントより大切です。
>悩むところですが、6歳臼歯の歯磨き、丁寧に磨いて様子をみてみます。
お母さんが仕上げ磨きをするということはいつまでたってもやる気が起きないということです、また歯磨き技術の習得もできません、やめておかれたほうがいいと思います。
自分の歯は自分で磨けるのが原則です、いい歯科医、教えるのが上手な歯科衛生士と出会う事です。
>シーラント には、フッ素を取り込んで、少しずつ放出してくれるので、虫歯予防になるとのことだったと、思います。
物理的に歯の溝をシーリングすることです、フッ素云々はおまけでしょう。
>初期虫歯があり、サホライドをぬり、経過観察中です。今、生えてきている6歳臼歯は、その後ろに生えてきています。
経過観察だけでは片手落ちです、むし歯ができてしまったということはおさとうの過剰摂取があったという事です、これをまず改めるべきです。
むし歯のできないおさとうの量 http://www.yamadashika.jp/prevent05.html
むし歯ができてしまったら http://www.yamadashika.jp/prevent.html#03
甘党にとってはかなり非現実的な数字ですが今やWHOではお砂糖は健康を考えると体重の5%にしましょうと提言しています、体重が25kgだとすると12.5gとなります。
>朝と夜フッ素の入った歯磨き、夜だけフロス、しています。
フッ素ですか、いつもこれにはてこずります、程度にもよりけりですがおさとうの食べ過ぎがあればフッ素など屁の突っ張りにはなりません。
>1歳半ころから3ヶ月に一度、一応検診行っていますが、奥歯の間に虫歯できてしまいました。
定期検診はお子さんのむし歯予防には役に立たなかったという事です、残念ながら無駄な努力だったという事でしょう。
定期健診についての山田歯科医院の考え方 http://www.yamadashika.jp/check.html
歯医者もそう考えますがそれ以前ににお菓子の量です。
糖類の摂取量に関する新ガイドライン(WHO) http://www.japan-who.or.jp/event/2015/AUTO_UPDATE/1503-2.html
>でも、シーラント には、害があると聞いて言葉がありません。
>シーラント には、どんな害があるのですか?
何なのでしょうか個人的には聞いたことがありません。
>虫歯リスクげ低いというのは、今の口腔内の状態。溝の深さなどでしょうか。
溝の深さもそうですがお菓子としてのお砂糖を食べ過ぎないことがシーラントより大切です。
>悩むところですが、6歳臼歯の歯磨き、丁寧に磨いて様子をみてみます。
お母さんが仕上げ磨きをするということはいつまでたってもやる気が起きないということです、また歯磨き技術の習得もできません、やめておかれたほうがいいと思います。
自分の歯は自分で磨けるのが原則です、いい歯科医、教えるのが上手な歯科衛生士と出会う事です。
>シーラント には、フッ素を取り込んで、少しずつ放出してくれるので、虫歯予防になるとのことだったと、思います。
物理的に歯の溝をシーリングすることです、フッ素云々はおまけでしょう。
>初期虫歯があり、サホライドをぬり、経過観察中です。今、生えてきている6歳臼歯は、その後ろに生えてきています。
経過観察だけでは片手落ちです、むし歯ができてしまったということはおさとうの過剰摂取があったという事です、これをまず改めるべきです。
むし歯のできないおさとうの量 http://www.yamadashika.jp/prevent05.html
むし歯ができてしまったら http://www.yamadashika.jp/prevent.html#03
甘党にとってはかなり非現実的な数字ですが今やWHOではお砂糖は健康を考えると体重の5%にしましょうと提言しています、体重が25kgだとすると12.5gとなります。
>朝と夜フッ素の入った歯磨き、夜だけフロス、しています。
フッ素ですか、いつもこれにはてこずります、程度にもよりけりですがおさとうの食べ過ぎがあればフッ素など屁の突っ張りにはなりません。
>1歳半ころから3ヶ月に一度、一応検診行っていますが、奥歯の間に虫歯できてしまいました。
定期検診はお子さんのむし歯予防には役に立たなかったという事です、残念ながら無駄な努力だったという事でしょう。
定期健診についての山田歯科医院の考え方 http://www.yamadashika.jp/check.html
相談者からの返信
相談者:
ニカさん
返信日時:2018-02-02 18:55:32
回答6
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2018-02-02 19:10:47
定期健診(メインテナンス)が役に立つかどうかは、歯科医院次第だと思います。
たしかに全くの無駄としか思えない定期的な受診ケースは少なからず目にします。
しかし、その一方で、本物のメインテナンスを行っている歯科医院の患者さんは満足されているので、わざわざ他の歯科医師に相談されることがないとも考えられます。
たしかに全くの無駄としか思えない定期的な受診ケースは少なからず目にします。
しかし、その一方で、本物のメインテナンスを行っている歯科医院の患者さんは満足されているので、わざわざ他の歯科医師に相談されることがないとも考えられます。
相談者からの返信
タイトル | 6歳臼歯にシーラントをする時期について |
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質問者 | ニカさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 39歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯予防 フッ素 乳歯の虫歯(むし歯) 子供の虫歯予防 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。