再根管治療後の歯槽骨の再生を判断するレントゲン
相談者:
みさみさ5さん (31歳:女性)
投稿日時:2019-05-15 10:03:55
2年ほど前から色々な歯科医院でパノラマを4枚ほど取り、全ての歯科医院で右下小臼歯の歯槽骨が溶けていると診断されたので、最後の歯科医院で再根管治療をして頂きました。
2週間根管治療し、根管充填時に今度は小さなレントゲンを撮ったのですが、そのレントゲンには歯槽骨の溶けはうつっていませんでした。
先生は
「これには映っていませんが、前と同じスケールで撮ればまだ骨が再生していないことがわかります。」
とおっしゃいました。
そこで根管治療後、半年から1年後に治療して頂いた歯科医院に検査のため来院しようと思っているのですが、歯科医院によっては、歯槽骨の再生はパノラマで確認するしかないのでしょうか?
小さなレントゲンの方が細部がよくわかるように思うし、ネットで小さなレントゲンで撮ったように思える歯槽骨の溶けが映った画像を見たりするので疑問です。
2週間根管治療し、根管充填時に今度は小さなレントゲンを撮ったのですが、そのレントゲンには歯槽骨の溶けはうつっていませんでした。
先生は
「これには映っていませんが、前と同じスケールで撮ればまだ骨が再生していないことがわかります。」
とおっしゃいました。
そこで根管治療後、半年から1年後に治療して頂いた歯科医院に検査のため来院しようと思っているのですが、歯科医院によっては、歯槽骨の再生はパノラマで確認するしかないのでしょうか?
小さなレントゲンの方が細部がよくわかるように思うし、ネットで小さなレントゲンで撮ったように思える歯槽骨の溶けが映った画像を見たりするので疑問です。
回答1
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2019-05-15 10:26:38
みさみさ5さん、こんにちは
根尖の骨の状態は、パノラマでは50%ぐらいしかわかりません。
また、パノラマでは術前術後の変化の比較はできません。
術前術後の変化の確認は、デンタル規格撮影という小さなレントゲンで行うのが基本です。
根尖の骨の状態は、パノラマでは50%ぐらいしかわかりません。
また、パノラマでは術前術後の変化の比較はできません。
術前術後の変化の確認は、デンタル規格撮影という小さなレントゲンで行うのが基本です。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-05-15 10:58:58
臨床症状がなく問題がないのであれば、きちんとした治療を受けてきちんと根管治療をやり直して貰えたならば、経過観察はそれほど必要ないのではないかと思います。
パノラマ撮影を2年のうちに4回受け、しかもそれぞれが違う医院というのは想像しにくいご事情のように思いますが、歯周組織にも問題があるのかもしれませんね。
経過観察であれば、根管治療を受けた歯科医院で行ってもらうのがよいのではないでしょうか?
デンタルが角度的に撮影しにくいのであれば、パノラマの方がよい場合もあるでしょう。
保険の検査には病名が必要だと思いますので、先生に任せなければどうにもならないように思います。
自費診療であればその限りではなくなります。
パノラマ撮影を2年のうちに4回受け、しかもそれぞれが違う医院というのは想像しにくいご事情のように思いますが、歯周組織にも問題があるのかもしれませんね。
経過観察であれば、根管治療を受けた歯科医院で行ってもらうのがよいのではないでしょうか?
デンタルが角度的に撮影しにくいのであれば、パノラマの方がよい場合もあるでしょう。
保険の検査には病名が必要だと思いますので、先生に任せなければどうにもならないように思います。
自費診療であればその限りではなくなります。
相談者からの返信
相談者:
みさみさ5さん
返信日時:2019-05-15 11:44:51
小牧先生
ご回答ありがとうございます。
パノラマだとやっぱり細部はわかりにくいのですね。
デンタルだと骨が綺麗に見えたのが不思議です。
撮り方や機械の種類で骨の溶けが映らないこともあるのでしょうか?
船橋先生
ご回答ありがとうございます。
きちんと丁寧に治療して頂いたと感じているので少し安心しました。
経過観察するのは、被せものを保険外にする予定なので、念の為に半年から1年待とうと今保険内のレジンで塞いで頂いているからです。
再根管治療前も自覚症状が全然なかったので、気になる症状がなくても問題のあることもあるんだなと驚きでした。
4つの歯科医院でレントゲンを撮ったのは下記のような経緯です。
1)6番に痛みがありA歯科医院に行くと親知らずが原因と誤診、親知らずを抜くために総合病院に紹介
2)総合病院で親知らずを抜く前にパノラマ、6番の虫歯発見
3)A病院にレントゲンつき紹介状を持って戻ると、見にくいからと再度パノラマ撮影。
担当医と口腔内全体の治療方針が急に変わったので、心配になり歯科医院をいくつか巡る
4)B歯科医院でパノラマ、他の歯の治療。
自費治療で悪質な説明を受け不信感が募ったため歯科医院探し
5)C歯科医院でパノラマ撮影
歯周ポケットは数ヶ所3mmのところがありますが、生まれてから1度も問題はないようです。
このままC歯科医院で治療を継続したいのですが、パノラマでの確認となるとちょっと気後れします。
近々総合病院でもう片方の親知らずを抜くために、またパノラマ撮影しそうですし…
ご回答ありがとうございます。
パノラマだとやっぱり細部はわかりにくいのですね。
デンタルだと骨が綺麗に見えたのが不思議です。
撮り方や機械の種類で骨の溶けが映らないこともあるのでしょうか?
船橋先生
ご回答ありがとうございます。
きちんと丁寧に治療して頂いたと感じているので少し安心しました。
経過観察するのは、被せものを保険外にする予定なので、念の為に半年から1年待とうと今保険内のレジンで塞いで頂いているからです。
再根管治療前も自覚症状が全然なかったので、気になる症状がなくても問題のあることもあるんだなと驚きでした。
4つの歯科医院でレントゲンを撮ったのは下記のような経緯です。
1)6番に痛みがありA歯科医院に行くと親知らずが原因と誤診、親知らずを抜くために総合病院に紹介
2)総合病院で親知らずを抜く前にパノラマ、6番の虫歯発見
3)A病院にレントゲンつき紹介状を持って戻ると、見にくいからと再度パノラマ撮影。
担当医と口腔内全体の治療方針が急に変わったので、心配になり歯科医院をいくつか巡る
4)B歯科医院でパノラマ、他の歯の治療。
自費治療で悪質な説明を受け不信感が募ったため歯科医院探し
5)C歯科医院でパノラマ撮影
歯周ポケットは数ヶ所3mmのところがありますが、生まれてから1度も問題はないようです。
このままC歯科医院で治療を継続したいのですが、パノラマでの確認となるとちょっと気後れします。
近々総合病院でもう片方の親知らずを抜くために、またパノラマ撮影しそうですし…
回答3
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2019-05-15 12:30:50
こんにちは。
根管治療後のレントゲンによる評価は、通常デンタルレントゲンで行います。
治癒確認のレントゲン http://yamadashika.jugem.jp/?search=%BC%A3%CC%FE%B3%CE%C7%A7&x=0&y=0
治癒していなかった症例のレントゲン http://yamadashika.jugem.jp/?eid=3292
治癒していなかったのを意図的再植で治した症例 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=3218
根管治療後のレントゲンによる評価は、通常デンタルレントゲンで行います。
治癒確認のレントゲン http://yamadashika.jugem.jp/?search=%BC%A3%CC%FE%B3%CE%C7%A7&x=0&y=0
治癒していなかった症例のレントゲン http://yamadashika.jugem.jp/?eid=3292
治癒していなかったのを意図的再植で治した症例 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=3218
相談者からの返信
タイトル | 再根管治療後の歯槽骨の再生を判断するレントゲン |
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質問者 | みさみさ5さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 31歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
その他(診断) レントゲン写真 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。