10年前にレジン治療した右上6番をセラミックに交換することは可能か?

相談者: てるきさん (37歳:男性)
投稿日時:2019-12-09 08:40:46
銀歯が嫌で、10年ほど前に右上奥歯の6番を銀歯からレジンに変えました。
(今、思えば、セラミックインレーに変えればよかったのですが)

最近、その歯の際が欠けたような気がして、気になります。
せっかく治療するなら、セラミックインレーに変えたいです。

しかし、銀歯と違い、レジンは色が歯と同じなので見分けがつかないのでは?と思ってしまうのですが、元々の歯を大きく削らず、セラミックインレーに変える事は可能でしょうか?

また、今の状態から治療する場合、レジンを継ぎ足しするほうが良いのか、それとも大きく削ったとしてもセラミックインレーに変えたほうが良いのか、そもそもクラウンにしなければいけないのか、色々と考えてしまいます。


御意見をお聞かせ頂けますでしょうか?
よろしくお願いします。
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-12-09 10:47:12
こんにちは。


10年前のレジン修復でずっと研磨もされて来なかったならば継ぎ目がしっかり視認出来るだろうと思います。

まず問題なくレジンだけ削ることが出来るでしょう。

その上で、レジン修復をセラミックインレーに変える場合は形成量が増えますから健康な歯質を削ることが予想されます。
レジンよりセラミックの方が形成の形態の決まり事が多いからです。



〉今の状態から治療する場合、レジンを継ぎ足しするほうが良いのか、それとも大きく削ったとしてもセラミックインレーに変えたほうが良いのか、そもそもクラウンにしなければいけないのか、色々と考えてしまいます。

レジン継ぎ足しでは駄目ではないでしょうか?
また欠けるのではないかと思いますよ。


セラミックインレーにしたほうが良いのか?クラウンにしなければいけないのか?については診断が必要ですからおかかりになった歯科医とよくご相談してください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2019-12-09 11:03:14
ご相談ありがとうございます。

考えるといろいろ迷いますよね。
でも、事実を知れば答えは簡単です。


レジンは色が歯と同じなので見分けがつかないのでは?
 

はい、難しいとは言えます。

しかし、見分けられます。
それには、画質の良い写真を撮影して、大型スクリーンに強拡大して観察したり、マイクロスコープで確認したり、できます。



>元々の歯を大きく削らず、セラミックインレーに変える事は可能でしょうか?

写真、マイクロスコープを使いながら治療すれば可能です。


>大きく削ったとしても

削るデメリットを上回るメリットが手に入るかどうかが大事です。



>セラミックインレーに変えたほうが良いのかクラウンにしなければいけないのか

それはなんのため?って、考えましょう。

モノや形の種類が大事なのか?
それともモノより、歯を守る目的が大事なのか?

です。


そして奥歯はきちんと何でも食べられるかどうかが大事です。
それが体の健康を守り、ひいては寝たきり介護をも防ぐことが可能だからです。

なぜならば、咀嚼が、認知症・がん・肺炎・骨粗鬆症の予防効果が大きいからです。
そのために咀嚼機能検査もあります。


>色々と考えてしまいます

治療前に考えることは、とても良いことです。
できればお一人で悩むのではなく、専門家にコーチングしてもらいましょう。

きっと良くなります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: てるきさん
返信日時:2019-12-11 22:31:56
ご回答していただき、
ありがとうございます。


歯医者さんに行って、診てもらいました。

レントゲンを撮っていないので、視診にはなりますが、レジンが綺麗で全く劣化してるように見えないので難しいですが、拡大鏡で処置すれば、セラミックインレーに変える事も可能ではあるそうです。

しかし実際には、歯を削って中を見てみないと、出来るかどうかは分からないそうです。

というのは、歯の中が虫歯になっていて、神経を抜かなければいけなければ、インレーではなく、クラウンにする必要も出てくるだろうし。
また、仮にレントゲンを撮ったとしても、虫歯かどうか、神経を抜かなければいけないかどうか、は実際にやってみないと分からないそうです
(経験則である程度、予測はできたとしても)。


そして、治療すればするほど歯は弱くなっていくので、今、症状が出ていない歯を治療する事がベストな選択かどうかは医者が選択する事ではなく患者本人が決断するしかないとの事です。

ここで私が考えたのは、今、この歯が虫歯だとしたら、一刻も早く治療してセラミックインレーに変えたほうがいいし、今、この歯が虫歯でなかったとしたら、レジンよりセラミックのほうが強度があるので、先手を打ってセラミックインレーに変えたほうがいいし、いずれにしても、やったほうがいいのかなと思いましたが。

先生いわく、セラミックインレーに変えたからといって絶対に大丈夫とは言えないという事を聞いて、また悩んでしまいました。


今現在、極たまに、冷たいものを飲んだりすると沁みる程度の症状しかないダイレクトボンディングで治療した歯を先手を打って、セラミックインレーに変えといたほうがよいのでしょうか?
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2019-12-12 08:42:52
ご質問ありがとうございます。

セラミックインレーに変えといたほうがよいのでしょうか?

なんのためか、ゴールの設定をしましょう。

もし一生歯を残したいのであれば二つの原則を守る必要があります。
1。なるべく削らない
2。神経を抜かない

またそのゴールのためには、もし異常があれば原因を検査することが必要です。


ふつうに想像すれば中に虫歯があると考えるかもしれません。
しかし、しみる原因は他にもあります。

例えば一つだけ例を挙げれば、異常な力です。

6番の歯は食事の時に一番大きな力がかかります。
しかし、その1本で噛む訳ではなく、他の奥歯のサポートも必要です。

したがって、全体のバランス(咬合)とチカラ(咬合力)の検査、そして食事の時の働き具合(咀嚼機能)検査も効果的です。

もし原因を見誤れば、歯を失う迷路に突入します。




タイトル 10年前にレジン治療した右上6番をセラミックに交換することは可能か?
質問者 てるきさん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ レジン(白いプラスチック)
セラミックインレー(陶器の詰め物)
詰め物、インレーが割れた・欠けた
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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