[写真あり] 繰返してできる舌下の粘液嚢胞(ガマ種)

相談者: わんのすけさん (32歳:女性)
投稿日時:2022-09-02 07:55:50
2ヶ月前に舌の下(ワルトン管?)のあたりに粘液嚢胞ができました。
舌で触りすぎて8mmくらいになってしまったため、かかりつけの口腔外科にてレーザーで取りました。

その際、ここの場所はよく再発するからね、と言われていて案の定10日ほどで再発しました。
その後も、少し膨れては半日程でしぼむ、というのを1〜2週間間隔で繰り返しています。


かかりつけの先生は

「根本治療となると、紹介状を書いて全身麻酔下で行うことになる。
そこまでするようなものではない。」

と言っていたんですが。


こんなに高頻度で膨れてしぼんで、を繰り返していて大丈夫なのかな?(傷がガン化したりしないか等)と不安です。

かかりつけの先生は信用しているんですが、こちらの先生方は、粘液嚢胞に対してどういう対処をされていますか?


私としては、膨れてしぼむを繰り返してるだけなので別に気になりません。
が、それが後々悪い影響がでないかだけ心配です。


回答 回答1
  • 回答者
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2022-09-14 00:40:00
わんのすけさん、こんにちは。

回答が付いていない状態で締切りとなっていたようです、申し訳ありません。


舌の下、口底部の粘液嚢胞はラヌーラと言われます(かつてはガマ腫と言われていました)。

お書きになられている通り、レーザーを用いた治療等では再発することが多いです。


もっとも、ラヌーラの再発を繰り返すことによって悪性化が引き起こされる、などということは一般的ではありませんので、その点はご安心ください。



>こちらの先生方は、粘液嚢胞に対してどういう対処をされていますか?

教科書的には原因となる唾液腺舌下腺)の摘出を行うとされ、担当の先生が言われている、


>根本治療となると、紹介状を書いて全身麻酔下で行うことになる。

というのが、これに該当するものと思われます。


その他、近年は手術を行わずOK432(ピシバニール)というお薬を病変内に注射して治す治療も(医療機関によっては)行われています。

ただし、個人的な意見としては、ラヌーラをはじめ粘液嚢胞は自然治癒に至るものも多くあるように思われ、病変が小さいものなど症例によっては経過観察で良いものもあると考えます。


わんのすけさんの状態がどのようなものであるか、そもそも本当にラヌーラであるかはこの場では不明なため、ご心配な点は再度担当の先生ともご相談されてください。


お大事になされてください。




タイトル [写真あり] 繰返してできる舌下の粘液嚢胞(ガマ種)
質問者 わんのすけさん
地域 非公開
年齢 32歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ その他(写真あり)
ガマ腫(がま腫)
舌の粘液嚢胞(のう胞)
回答者




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