麻酔アレルギーの人が神経を殺すのに使うのは、ネオアルゼンブラック?
相談者:
nokoさん (29歳:女性)
投稿日時:2008-06-29 21:42:56
[過去のご相談]
回答1
回答日時:2008-06-29 23:30:28
こんにちは。
そうですね、その様な状況なら、こういったお薬やペリオドンなどがよく使われる製品かも知れませんね。
(※麻酔液中の、どの成分に対してアレルギーがあるのかは事前によく確認された方が良いですよ)
神経と言う死んでは困る様な組織を殺す薬ですからね、安全かと言われれば安全とは言えないかも知れません。
薬は毒にもなりますし、逆もまた同じです。
とは言え厚生省なり厚労省の許可は得ているものですから、医学的正当性があって、資格を持った者(歯科医師)が使用法を遵守して使用する分には、良いのではないでしょうか。
(※ネオアルゼンブラックに関してはたぶんもう入手は出来ないと思いますが・・)
もしどうしても不安でしたら、担当の先生に相談されてみて下さい。
そうですね、その様な状況なら、こういったお薬やペリオドンなどがよく使われる製品かも知れませんね。
(※麻酔液中の、どの成分に対してアレルギーがあるのかは事前によく確認された方が良いですよ)
神経と言う死んでは困る様な組織を殺す薬ですからね、安全かと言われれば安全とは言えないかも知れません。
薬は毒にもなりますし、逆もまた同じです。
とは言え厚生省なり厚労省の許可は得ているものですから、医学的正当性があって、資格を持った者(歯科医師)が使用法を遵守して使用する分には、良いのではないでしょうか。
(※ネオアルゼンブラックに関してはたぶんもう入手は出来ないと思いますが・・)
もしどうしても不安でしたら、担当の先生に相談されてみて下さい。
回答2
あらきデンタルクリニック(香川県坂出市)の荒木です。
回答日時:2008-06-30 02:39:24
神経を殺す薬はそれであっています。
ネオパラホルムパスタという薬もありますが、ネオアルゼンブラックより以前に製造中止になり、現在ではネオアルゼンブラック・ネオパラホルムパスタ共に入手は不可能です。
使い方によりますが、きちんと使えばけっこう便利な薬です。
当院でもネオアルゼンブラックについては製造中止前に買っており、現在でもごくまれではありますが使用する事もあります。
渡辺先生がお答えのように毒にも薬にもなる薬品ですが、薬とはすべてそのような物です。
予防の定番とも言えるフッ素も、試薬として買うと劇物扱いですから。
要は使い方ではないでしょうか。
ネオパラホルムパスタという薬もありますが、ネオアルゼンブラックより以前に製造中止になり、現在ではネオアルゼンブラック・ネオパラホルムパスタ共に入手は不可能です。
使い方によりますが、きちんと使えばけっこう便利な薬です。
当院でもネオアルゼンブラックについては製造中止前に買っており、現在でもごくまれではありますが使用する事もあります。
渡辺先生がお答えのように毒にも薬にもなる薬品ですが、薬とはすべてそのような物です。
予防の定番とも言えるフッ素も、試薬として買うと劇物扱いですから。
要は使い方ではないでしょうか。
回答3
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2008-06-30 18:15:36
どのようなお薬でもきちんと使えば、大丈夫です。
アルゼンの場合は、決められた時間内に除去しないといけない
ということが問題ですが、
それを守るのは患者さんなので、患者さん任せの治療になる分、
問題があるかも知れません。
昔の日本では、
下記の理由で亜ヒ酸を使われる先生が多かったようでした。
A,保険制度黎明期では、患者数が非常に多く、
時間が無いので麻酔抜髄法が行えない。
B,亜ヒ酸を用いて歯髄失活させ、固定して抜髄するよりも、
麻酔抜髄は、残髄する場合が多い。
(反論は多数あると思います)
C,麻酔が効き難い患者に対して使う。
ヒ素だから危ない、ダメだ、古臭い!
時代おくれ!ではありません。
近年、成人性の白血病の治療薬にも使われていますし、
主に造血器腫瘍における亜ヒ酸による細胞死の分子機構の研究が
近年進んだので、抗がん剤として脚光も浴びておりますよ。
体質的に麻酔が全く効かない人でも、
(本当に効かない人は珍しいですよ。
迷走神経反射などはちょくちょく見つけられますが)
現在は殆どケースでは、
きちんと麻酔をしたり、鎮静法や前投薬などで、
改善した上で治療しますので、現在、
アルゼンブラックを
歯科臨床で使用することは非常に
稀であると思います。
アルゼンの場合は、決められた時間内に除去しないといけない
ということが問題ですが、
それを守るのは患者さんなので、患者さん任せの治療になる分、
問題があるかも知れません。
昔の日本では、
下記の理由で亜ヒ酸を使われる先生が多かったようでした。
A,保険制度黎明期では、患者数が非常に多く、
時間が無いので麻酔抜髄法が行えない。
B,亜ヒ酸を用いて歯髄失活させ、固定して抜髄するよりも、
麻酔抜髄は、残髄する場合が多い。
(反論は多数あると思います)
C,麻酔が効き難い患者に対して使う。
ヒ素だから危ない、ダメだ、古臭い!
時代おくれ!ではありません。
近年、成人性の白血病の治療薬にも使われていますし、
主に造血器腫瘍における亜ヒ酸による細胞死の分子機構の研究が
近年進んだので、抗がん剤として脚光も浴びておりますよ。
体質的に麻酔が全く効かない人でも、
(本当に効かない人は珍しいですよ。
迷走神経反射などはちょくちょく見つけられますが)
現在は殆どケースでは、
きちんと麻酔をしたり、鎮静法や前投薬などで、
改善した上で治療しますので、現在、
アルゼンブラックを
歯科臨床で使用することは非常に
稀であると思います。
タイトル | 麻酔アレルギーの人が神経を殺すのに使うのは、ネオアルゼンブラック? |
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質問者 | nokoさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 29歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療その他 歯科治療用の薬 麻酔によるアレルギー、ショック |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。