インレーやクラウンの中の虫歯を、自分で防ぐ方法はありますか?

相談者: おやつさん (39歳:女性)
投稿日時:2008-12-09 08:37:45
おはようございます。
いつもお世話になっています。

今日お聞きしたいのはタイトルどおりなのですが、インレークラウンの中で虫歯が進行しているという話しをよく聞きます。

私も過去にそのような事例はありました。

インレーが割れて再作成の為の治療で外したところ、虫歯にはなっていなかったのですが、ほんのちょっとだけ削っておいた方が良いと思われる小さーい箇所がありました。

この割れたインレーを作成したのは、せいぜい2年前です。

毎日のプラークコントロールでこのように中の虫歯を防ぐには、どんな事をしたらよいのでしょうか??

毎日しっかり歯磨きが出来ていると自分で思っていて、歯科医でも磨けてますと言われたとしても、目に見えない内部の虫歯を防ぐ方法はあるのでしょうか?

長いことこの掲示板で勉強しているつもりが、ものすごい初歩的なところで急につまずきました・・・。

よろしくお願いいたします。
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-12-09 09:18:10
おやつさまおはようございます。

インレー修復をはずしたら、中にむし歯があったということですね。

何もないところからむし歯が発生することはありえません。

おそらく、感染歯質が取り残しになっていたものと考えられます。

おやつ様のケースが、これに当てはまるかどうかはわかりかねますが、エナメルチッピングもなくて、インレー辺縁からのむし歯もなかったのなら可能性としてはありそうです。

参考になさってください。


エナメルチッピング 

http://www.yamadashika.jp/filler.html#01


回答 回答2
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2008-12-09 09:23:28
治療を受けた人が、内部の虫歯を防ぐ方法はありません。

ただし、インレークラウンマージンから虫歯にならないようには、フロス・ブラシを丹念にしてもらうしかありません。

クラウン・インレーの内部で虫歯になる場合は、施術者側に問題があり、多くは虫歯のとりのこしです。

次にすごく適合の悪いために、マージンからどんどん内部に侵入してしまった虫歯です。

その他は省略します。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2008-12-09 10:51:27
クラウンインレーの内部で虫歯になる場合は、施術者側に問題があり、多くは虫歯のとりのこしです。

です。

残念ながら、内部で広がる虫歯を防ぐ方法は患者さんにはありません。

悪あがき的に、フッ素を沁み込ませることくらいでしょうか‥
それでも防げるものではありません。

虫歯の取り残しをしない(する可能性の少ない)歯科医を探す事が、「二次カリエスを防ぐ最良の方法」になります。


もう一つ。

削らない歯医者=いい歯医者

と思い込まないことです。

患者さんの心理やマスコミなどの影響を考えると、「削る=悪」と思われている風潮がありますが、上述したように、二次カリエスの主な原因は「歯科医の削り残し」です(辺縁漏洩やクラックを除く)。

削りすぎはダメですが、「悪いところはしっかり削る先生」が良い先生だと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: おやつさん
返信日時:2008-12-09 11:14:21
諸先生方

ショッキングな回答どうもありがとうございました(笑)。

昨日診て貰った先生は、インレーを削った後、手鏡と染め出し液を使って、ほんのちょっとだけ(ペン先くらい)の取る場所を指し示して教えてくださったので、診察を受けていても安心感がありました。



タイトル インレーやクラウンの中の虫歯を、自分で防ぐ方法はありますか?
質問者 おやつさん
地域 非公開
年齢 39歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯磨き(プラークコントロール) その他
詰め物の下の虫歯(二次カリエス)
クラウンの下の虫歯(二次カリエス)
二次カリエス(2次的な虫歯)
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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