咬合性外傷による歯根膜炎。神経を抜いたら治りますか?

相談者: みなうたさん (39歳:女性)
投稿日時:2015-08-24 14:30:43
一年ほど前から前歯に違和感があり、咬合性外傷による歯根膜炎と診断されました。
顎関節症もあり、夜はマウスピースをして寝ています。

前歯の症状は拍動性の違和感と、歯が少し動きます。

マウスピースで顎の位置を調整しているのですが、あまり良くなりません。


症状が辛いようなら神経を抜く方法があると言われました。
一生このままかも…と思っていたので治療方があることに嬉しく思ったのですが、神経を抜くというのはおおごとなのでしょうか?

治療期間やメリットデメリットを教えていただけたらと思います。


痛みが強いわけではありませんが、もうずっとなので治るようなら治したいと思っています。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-08-24 15:13:33
神経を抜くというのはおおごとなのでしょうか?

大事だと思いますよ。
可能であれば抜髄は回避された方がよろしいかと思います。


>治療期間やメリットデメリットを教えていただけたらと思います。

メリットは無いと思います。

虫歯が進行し、歯髄感染を起こしてしまい「仕方なく」と言うのであればまだしも…。


個人的にはマウスピースに頼らず、御自身の努力で治された方がよろしいかと思います。

参考:TCH、歯列接触癖



回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-08-24 15:23:31
みなうたさん、こんにちは。

歯根膜炎に対して、神経(歯髄)を抜く治療という意味が私には理解できません。

神経を抜くのは、不可逆性の歯髄炎を起こしている場合です。


歯髄を抜いても、歯根膜は残ります。

歯根膜を取り除きたいのであれば、抜歯が必要となります。
(抜歯を勧めているわけではないので、誤解なさらないように…)


TCHについて知識のある先生、あるいは口腔顔面痛について知識のある先生にご相談されてみてはいかがでしょうか?

お大事になさってください。

4人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2015-08-24 16:03:25
何故、その該当歯が外傷性咬合に至ったか(その歯だけ伸びだした?)、その要因にマウスピースは関係ある・ないを診断するのは大切な事のような気もします。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: みなうたさん
返信日時:2015-08-25 09:36:04
櫻井先生、安藤先生、藤森先生ありがとうございます。

〉櫻井先生
先生のお言葉を聞いて、神経を抜くことは避けることにしました。
マウスピースをつけると症状がなくなります。

また、夜に食い縛っている傾向にあるので、睡眠時のみ使用して普段はなるべく上下の歯が当たらないように意識的したいと思います。



〉安藤先生
先生からのご返信で口腔顔面痛を知り調べました。
隣の区に口腔顔面痛の専門医がいるのですが、治療は抗うつ剤を服用することになるようですね。
どうしても薬は飲みたくないです。

口腔顔面痛は薬以外で治療できませんか?
痛みというよりは違和感が強く、他のことに集中していると症状が出ないこともあります。
診療科は口腔外科や心療内科のほかにどこかありますか?



〉藤森先生
元々、上の前歯が内側に向かって生えており、下顎が奥に入りやすいようです。
そのため、長年顎関節症で何らかのストレスで食い縛るようになり、上の前歯が下の前歯に強く当たるようになってしまったみたいです。

マウスピースは、顎の位置を正しい場所に直すためと、夜間に食い縛って歯同士が当たるのを防ぐためにつけています。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2015-08-26 08:54:09
西山です

咬合性外傷による歯根膜炎」という診断が確定しているなら,抜髄処置は適応されません.

外傷のもとになる「力」を取り除くことが治療の中心になるはずです.
抜髄処置の可能性を説明されたのであれば,歯髄炎症を疑う所見があるのかもしれません.
これについては担当医に再確認してもらう必要があると思います.



マウスピースは、顎の位置を正しい場所に直すためと

歯列矯正をする予定なのでしょうか?
睡眠中に上下の歯の接触は多くても20〜30分程度しか生じていません.

したがって顎はほとんど固定されていない(というか口は半開き状態)ので下顎の位置を修正する効果はないと思います.
上下にマウスピースを入れて固定すれば別ですが・・・

3人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2015-08-26 11:38:08
咬合性外傷すなわち、「噛み合わせに問題があって」、歯根膜炎すなわち、「歯の周囲の歯根膜という部位に炎症が起きている」のであれば、 通常は、原因の部分、すなわち噛み合わせを修正するようにして改善を試みます。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2015-08-26 12:31:38
>「咬合性外傷による歯根膜炎」という診断が確定しているなら,抜髄処置は適応されません.

私も咬合性外傷が疑われればまずは咬合調整だけ行いますね。




タイトル 咬合性外傷による歯根膜炎。神経を抜いたら治りますか?
質問者 みなうたさん
地域 非公開
年齢 39歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯の痛み その他
噛み合わせに関するトラブル
根の病気・異常その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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