保険診療でもラバーダムを使ってもらえる方法はないか

相談者: うんにゃさん (56歳:男性)
投稿日時:2016-12-08 16:37:05
日本歯内療法学会(JEA)の歯内療法ガイドラインでは、「全ての根管の清掃・形成・消毒・閉鎖は、常にラバーダム防湿下で無菌的処置下で行われるべきである」と記されているそうですが、ラバーダムの保険点数が0の状況下では、保険診療でガイドラインに沿った治療を受けることは難しいのでしょうか。

以前、保険診療で、ラバーダム無しで抜髄治療を受けましたが、無くてよいのかと不安でした。
患者として何か対策ができないものかと思います。

たとえば、患者が、受付で歯磨き歯ブラシを購入するのと同様にラバーダムを実費で購入し、それを先生に手渡して「これを使ってください」とお願いするようなことは不可能なのでしょうか。


よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-12-08 16:55:58
うんにゃ さんこんにちは

保険診療でガイドラインに沿った治療を受けることは難しいのでしょうか。

そうですね。欧米の何十分の1の治療費で欧米並みの治療をすることは難しいですね。


>患者として何か対策ができないものかと思います。

保険治療でもラバーダムを使用して治療してくれる医院を見つけるか自由診療歯内療法の専門医に診ていただくといったことぐらいですかね。


>ラバーダムを実費で購入し、それを先生に手渡して「これを使ってください」とお願いするようなことは不可能なのでしょうか。

私の記憶ですと、混合診療になりますので出来ないです。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-12-08 17:09:02
ラバーダム保険点数が0

ではないですよ。
正しくは「ラバーダムの費用は再診料に含む」です。


>患者が、受付で歯磨き歯ブラシを購入するのと同様にラバーダムを実費で購入し、それを先生に手渡して「これを使ってください」とお願いする

すでに再診料としてラバーダムの費用は徴収されている事になっておりますので、別途、実費販売された場合には「二重請求」「混合診療」になると思います。



以下、中央社会保険医療協議会 総会 (第125回) 議事次第より

平成18年度歯科診療報酬改定においては

  中略

ラバーダム防湿等一部の処置等に係る既存の技術については、基本診療料において評価することとする。



つまり、

ラバーダム代は再診料に含まれているのですから

 A 必要ではないと判断 → 使わない
 B 必要だと判断     → 使う

と言うだけの話です。

「必要ではない」と判断している歯科医に「使ってくれ」と言うのはおかしな話ですので、うんにゃ さんとしては「A」に従うか、「B」と判断してくれる歯科医を探すことになると思います。

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回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-12-08 17:15:45
保険点数の復活を願いましょう。

日本でラバーダム防湿を行わない理由は必要ないと考えている先生が多いからでしょうね。
簡易防湿で十分よい結果を出している先生もおられますからしょうがないでしょうか。

根管治療の際、ラバーダムはしたほうがよいがしなくてもよいという認識の先生は多いと思います。


>受付で歯磨き歯ブラシを購入するのと同様にラバーダムを実費で購入し、それを先生に手渡して「これを使ってください」とお願いするようなことは不可能なのでしょうか。

ラバーダムを購入しても痛くないように傷にならないように装着して用が済めば歯や歯茎を傷つけないようにはずさないと何もなりませんから、ご家庭でご使用になる歯磨き粉や歯ブラシのように実費で購入されても技術料の算定はどうなるの?ということになりますね。
それが自費治療ということになるので混合診療になると思います。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2016-12-08 19:22:16
まあ使ってもらう事は不可能かと思います。
セットする時間外す時間器具の滅菌ラバーダムをしたまま放置するわけにもいかない事が多いのでほぼ専属でにならざるを得ないところがあるかもしれないと思います。
ただ単にラバーダムの経費が問題になっているわけではないような気がします。

あとは保険で使っている歯科医院を探す方が現実的なように思います。

「鶏が先か卵が先か」ではないですが、保険で根管治療をちゃんとやらないから点数が低いのか、点数が低いからラバーダムを使うような治療法が広まらないのか中々難しい問題だと思います。
個人的には保険点数が今の10倍ぐらいになると根管治療が好きになれるのですが。

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回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2016-12-08 22:12:30
ラバーダムを実費で購入し、それを先生に手渡して「これを使ってください」とお願いするようなことは不可能なのでしょうか。

大きな勘違いがあるようですが、歯科治療の報酬のかなりの部分が技術料です。

ラバーダムは昔は10点つまり100円でしたが、その時ですらまったく不採算で話にならなかったです。
10年位前に点数がなくなりましたが、点数がなくなったからラバーを止めたといった歯科医院はまずないと思われます。

10点の時にやっていた歯科医院はそのまま続けているでしょうし、たとえ10点が復活してもラバーを行う歯科医院が増えるとは到底考えられません。

個人的な感覚では点数は10倍くらいが妥当かと思われます。
柴田先生が書かれた根管治療と同じです。


ラバーダムが希望なら地道にリアルな口コミで聞きまくったほうが早道なような気がします。
ラバーダムを気づかない患者さんはありえないと思いますので。

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回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2016-12-09 11:05:50
逆にいえば、『必ずしも、ラバーダムを装着するから、マイクロスコープを使用するから、相対的に高い水準の治療を行っているとは限らない』ことも、今年になってから実感しているところです。




柴田先生

もう充分に根管治療が好きなイメージですが、、

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: うんにゃさん
返信日時:2016-12-09 11:39:26
水川先生
櫻井先生
船橋先生
柴田先生
森川先生
藤森先生
ご回答いただき、ありがとうございました。

ラバーダムという「物」だけの問題ではなく、装着や除去にかかる手間や治療技術、治療時間なども含めての問題だと、よくわかりました。

確かに、1回の治療時間が短くて、何回にも分けて行う保険診療では、その都度、ラバーダムを装着・除去していたのでは、それだけでも余計に時間がかかってしまいそうです。

ホームページなどを見ると、保険診療でラバーダムを使用する歯医者さんもありそうですが、被せ物まで保険の銀歯でもOKなのかどうか、など事前によく聞いてみないといけないような気も致します。



タイトル 保険診療でもラバーダムを使ってもらえる方法はないか
質問者 うんにゃさん
地域 非公開
年齢 56歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ ラバーダム
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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