マイクロスコープを使っての根管治療の保険適応について
相談者:
中年ママさん (56歳:女性)
投稿日時:2016-12-13 11:34:22
こんにちわ お世話になっています 左右6番の3本「計6本」が根尖歯周炎の画像確定診断されています。
マイクロスコープによる治療を薦められましたが
保険で完璧に6本処置してくれる医院が数件。
大学病院でも保険で処置してくれるそうです。
また別の歯科医院ではマイクロスコープは自費料金という設定で根一本六万円=3本18万円。
聞くと保険適用治療と自費治療とでは処置内容が同じでした。
保険も自費も同じなら自費のメリットは無いと思うのですが、患者にはわからない差でもあるのでしょうか。
インプラント歯はマイクロも自費だそうです。
ただ事故での損傷場は保険適応もありうるそうで自賠責で200パーセント、健康保険で10パーセントから30パーセントまで幅があるそうです。
マイクロスコープ処置の最近の傾向を教えてください。
マイクロスコープによる治療を薦められましたが
保険で完璧に6本処置してくれる医院が数件。
大学病院でも保険で処置してくれるそうです。
また別の歯科医院ではマイクロスコープは自費料金という設定で根一本六万円=3本18万円。
聞くと保険適用治療と自費治療とでは処置内容が同じでした。
保険も自費も同じなら自費のメリットは無いと思うのですが、患者にはわからない差でもあるのでしょうか。
インプラント歯はマイクロも自費だそうです。
ただ事故での損傷場は保険適応もありうるそうで自賠責で200パーセント、健康保険で10パーセントから30パーセントまで幅があるそうです。
マイクロスコープ処置の最近の傾向を教えてください。
[過去のご相談]
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2016-12-13 12:13:51
今年の4月から
地方厚生局長等に届け出た保険医療機関において、4根管又は樋状根に対して歯科用3次元エックス線断層撮影装置及び手術用顕微鏡を用いて根管治療を行った場合に、手術用顕微鏡加算として、400点を所定点数に加算する。
とされました。
>聞くと保険適用治療と自費治療とでは処置内容が同じでした。
>保険も自費も同じなら自費のメリットは無いと思うのですが、患者にはわからない差でもあるのでしょうか
どうなんでしょうね?
根管治療に関しては保険も自費も治療内容に関しては「ほとんど同じ」だと思います。
ただ、そこに「知識」「技術」「時間」の差はあると思います。
特にマイクロスコープは「使いこなすにはトレーニングが必要」なものですから「あればよい」と言うものではないと思います。
ただ、それが一般の患者さんに「明確な差」として見分けることができるかどうか…と言うと難しいように思います。
個人的には「マイクロスコープの使用歴が長く、それなりに実績(自信?)のある先生は保険ではなく、自費で行う先生が多い」ように感じています。
(自費の治療費のほとんどは技術料ですからね)
地方厚生局長等に届け出た保険医療機関において、4根管又は樋状根に対して歯科用3次元エックス線断層撮影装置及び手術用顕微鏡を用いて根管治療を行った場合に、手術用顕微鏡加算として、400点を所定点数に加算する。
とされました。
>聞くと保険適用治療と自費治療とでは処置内容が同じでした。
>保険も自費も同じなら自費のメリットは無いと思うのですが、患者にはわからない差でもあるのでしょうか
どうなんでしょうね?
根管治療に関しては保険も自費も治療内容に関しては「ほとんど同じ」だと思います。
ただ、そこに「知識」「技術」「時間」の差はあると思います。
特にマイクロスコープは「使いこなすにはトレーニングが必要」なものですから「あればよい」と言うものではないと思います。
ただ、それが一般の患者さんに「明確な差」として見分けることができるかどうか…と言うと難しいように思います。
個人的には「マイクロスコープの使用歴が長く、それなりに実績(自信?)のある先生は保険ではなく、自費で行う先生が多い」ように感じています。
(自費の治療費のほとんどは技術料ですからね)
回答2
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2016-12-13 12:31:48
>保険で完璧に6本処置してくれる医院が数件
完璧という表現は過剰だと思います。
>大学病院でも保険で処置してくれるそうです。
大学病院によっては自費のマイクロスコープ外来があるようです。
保険医が保険登録されている保険医療期間で保険の材料を使いマイクロスコープを使って根管治療をするのであれば基本的には保険診療に、なると思います
1本六万円だと自費にしてはお安めだと思います
完璧という表現は過剰だと思います。
>大学病院でも保険で処置してくれるそうです。
大学病院によっては自費のマイクロスコープ外来があるようです。
保険医が保険登録されている保険医療期間で保険の材料を使いマイクロスコープを使って根管治療をするのであれば基本的には保険診療に、なると思います
1本六万円だと自費にしてはお安めだと思います
回答3
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2016-12-13 12:51:44
>保険で完璧に6本処置してくれる医院が数件
完璧といえるのは凄いですね。
そういった歯科医院を見つけていれば保険治療の何十倍も支払ってを自費治療で治療を受ける必要はないと思いますよ。
>また別の歯科医院ではマイクロスコープは自費料金という設定で根一本六万円=3本18万円
現状、保険医療機関での自費根管治療は黒よりのグレーゾーンであり技官の先生の解釈では初診・検査から全て自費治療になるとの解釈もありますが、技官の解釈はその地域でのルール解釈であり国の認めたルールとは少し違います。
今の所、保険・自費の解釈は40年前の1通の通達が元になっておりそれを拡大解釈すれば歯科医療はどこまででも自費化できます。
そろそろ厚労省も自費と保険の明確な解釈な元線引きをしてもらいたいものですが・・・
(私は所属する地域の歯科医師会に「自費根管治療を行うのであれば保険医療機関にはならないように」とアドバイスを頂いたので自費専門の歯科医院になりました)
>マイクロスコープ処置の最近の傾向を教えてください
現状の傾向などは自費治療化に力を入れている歯科医院であれば、保険医療機関でも顕微鏡は自費治療の場合に使う歯科医院も出てきているという感じでしょうか。
今の所どこまでが自費の根管治療など明確な線引きはできません。
ただ、成功率にこだわるのであれば保険医療機関で自費治療の根管治療を受けるより、自費治療オンリーの根管治療専門歯科医院(根管治療のみ)で治療を受けられた方がいいいと個人的には思います。
おだいじに
完璧といえるのは凄いですね。
そういった歯科医院を見つけていれば保険治療の何十倍も支払ってを自費治療で治療を受ける必要はないと思いますよ。
>また別の歯科医院ではマイクロスコープは自費料金という設定で根一本六万円=3本18万円
現状、保険医療機関での自費根管治療は黒よりのグレーゾーンであり技官の先生の解釈では初診・検査から全て自費治療になるとの解釈もありますが、技官の解釈はその地域でのルール解釈であり国の認めたルールとは少し違います。
今の所、保険・自費の解釈は40年前の1通の通達が元になっておりそれを拡大解釈すれば歯科医療はどこまででも自費化できます。
そろそろ厚労省も自費と保険の明確な解釈な元線引きをしてもらいたいものですが・・・
(私は所属する地域の歯科医師会に「自費根管治療を行うのであれば保険医療機関にはならないように」とアドバイスを頂いたので自費専門の歯科医院になりました)
>マイクロスコープ処置の最近の傾向を教えてください
現状の傾向などは自費治療化に力を入れている歯科医院であれば、保険医療機関でも顕微鏡は自費治療の場合に使う歯科医院も出てきているという感じでしょうか。
今の所どこまでが自費の根管治療など明確な線引きはできません。
ただ、成功率にこだわるのであれば保険医療機関で自費治療の根管治療を受けるより、自費治療オンリーの根管治療専門歯科医院(根管治療のみ)で治療を受けられた方がいいいと個人的には思います。
おだいじに
相談者からの返信
相談者:
中年ママさん
返信日時:2016-12-15 06:53:26
タイトル | マイクロスコープを使っての根管治療の保険適応について |
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質問者 | 中年ママさん |
地域 | 東京23区 |
年齢 | 56歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 主婦 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 その他(保険と保険外) マイクロスコープ |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。