虫歯にならない酒の飲み方について
相談者:
トケイさん (31歳:男性)
投稿日時:2017-03-28 22:44:51
こんばんわ
自分は酒が好きです。
主に缶チューハイやビール、日本酒、焼酎、ウイスキー、ブランデーなどです。
そこで知りたいのは、酒も糖質が含まれていて虫歯リスクがある
ということは知っているのですが、オツマミ無しで酒だけを飲む場合、間食に含まれるんでしょうか。
どうしても我慢できずに酒を飲んだ場合は間食1回とカウントされるのですか?
歯医者の定期検診に行った時に聞いたら
「お酒はアルコールですからね。
糖分に変化しますから虫歯リスクはある」
と説明されました。
具体的に1日どれだけの量なら大丈夫なのか聞けませんでした。
酒の種類にもよると思いますが、どの程度の量までならOKなんでしょうか。
次はアルマニャックのナポレオンを飲む予定です。
自分は酒が好きです。
主に缶チューハイやビール、日本酒、焼酎、ウイスキー、ブランデーなどです。
そこで知りたいのは、酒も糖質が含まれていて虫歯リスクがある
ということは知っているのですが、オツマミ無しで酒だけを飲む場合、間食に含まれるんでしょうか。
どうしても我慢できずに酒を飲んだ場合は間食1回とカウントされるのですか?
歯医者の定期検診に行った時に聞いたら
「お酒はアルコールですからね。
糖分に変化しますから虫歯リスクはある」
と説明されました。
具体的に1日どれだけの量なら大丈夫なのか聞けませんでした。
酒の種類にもよると思いますが、どの程度の量までならOKなんでしょうか。
次はアルマニャックのナポレオンを飲む予定です。
[過去のご相談]
回答1
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2017-03-29 00:28:06
虫歯が進行するかどうかは、細菌が出す酸が歯を溶かすスピードと、溶かされた歯が再石灰化で元に戻るスピードのバランスによって決まります。
細菌の餌になる糖質を摂取すると、その量に関わらず細菌は酸を出して、しばらくの間(糖質の種類や性状にもよりますが、大体30分から1時間程度)は歯を溶かすスピードが再石灰化のスピードを上回る状態になります。
つまり、重要なのは「量」ではなく「回数」です。
一番良くないのは、数時間おきにチビチビ飲むことですね
逆に、食事と一緒に飲んだり、食後すぐに飲むようにすれば、食事と飲酒の回数を合算できますので、虫歯になるリスクは低くなります。
こちらも参考にされてみてください。
参考:
具体的な虫歯の予防法
細菌の餌になる糖質を摂取すると、その量に関わらず細菌は酸を出して、しばらくの間(糖質の種類や性状にもよりますが、大体30分から1時間程度)は歯を溶かすスピードが再石灰化のスピードを上回る状態になります。
つまり、重要なのは「量」ではなく「回数」です。
一番良くないのは、数時間おきにチビチビ飲むことですね
逆に、食事と一緒に飲んだり、食後すぐに飲むようにすれば、食事と飲酒の回数を合算できますので、虫歯になるリスクは低くなります。
こちらも参考にされてみてください。
参考:
具体的な虫歯の予防法
相談者からの返信
相談者:
トケイさん
返信日時:2017-03-29 03:15:49
>つまり、重要なのは「量」ではなく「回数」です。
>一番良くないのは、数時間おきにチビチビ飲むことですね
目が覚める言葉ですね。
ずっと数時間起きにチビチビ飲めば酒は良い薬になると思ってました。
今度からは食事と一緒にか食後に酒を呑むようにします。
なるべくそれ以外は酒の回数をできる限り減らそうと思います。
ありがとうございました。
>一番良くないのは、数時間おきにチビチビ飲むことですね
目が覚める言葉ですね。
ずっと数時間起きにチビチビ飲めば酒は良い薬になると思ってました。
今度からは食事と一緒にか食後に酒を呑むようにします。
なるべくそれ以外は酒の回数をできる限り減らそうと思います。
ありがとうございました。
回答2
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2017-03-29 09:00:09
糖からアルコールは作られますが、アルコールは分解して糖にならないのでは?
あと単純に考えるとアルコールは淡白凝固作用がありますので、生物全般に害があります。
口腔内の細菌に対しても同様のことが考えられますので、アルコールが入っていない糖とアルコールが大量に入っている糖では後者のほうがむし歯になりにくいように思えます。
あと単純に考えるとアルコールは淡白凝固作用がありますので、生物全般に害があります。
口腔内の細菌に対しても同様のことが考えられますので、アルコールが入っていない糖とアルコールが大量に入っている糖では後者のほうがむし歯になりにくいように思えます。
回答3
相談者からの返信
相談者:
トケイさん
返信日時:2017-03-29 14:07:36
回答4
相談者からの返信
回答5
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2017-03-29 20:23:41
森川先生へ
>糖からアルコールは作られますが、アルコールは分解して糖にならないのでは?
>あと単純に考えるとアルコールは淡白凝固作用がありますので、生物全般に害があります。
>口腔内の細菌に対しても同様のことが考えられますので、アルコールが入っていない糖とアルコールが大量に入っている糖では後者のほうがむし歯になりにくいように思えます。
ビールや日本酒等のアルコール飲料の多くには、虫歯の原因になる糖質が含まれています。(特に缶チューハイなどはジュースとほぼ同程度の糖質が含まれているものも多いです)
なお、焼酎、ウィスキー、ブランデー、ウォッカ、ジンなどの蒸留酒は糖質0ですので、虫歯の原因にはなりません。(糖質の入ったもので割るともちろんダメですが)
アルコールの殺菌効果については、唾液ですぐに洗い流されてしまうのでほぼ期待できないかと思いますし、長時間口に含むようにしていれば多少の効果はあるかもしれませんが、そもそもアルコールには細胞障害性があるため、そのような行為はお勧めできません。
>糖からアルコールは作られますが、アルコールは分解して糖にならないのでは?
>あと単純に考えるとアルコールは淡白凝固作用がありますので、生物全般に害があります。
>口腔内の細菌に対しても同様のことが考えられますので、アルコールが入っていない糖とアルコールが大量に入っている糖では後者のほうがむし歯になりにくいように思えます。
ビールや日本酒等のアルコール飲料の多くには、虫歯の原因になる糖質が含まれています。(特に缶チューハイなどはジュースとほぼ同程度の糖質が含まれているものも多いです)
なお、焼酎、ウィスキー、ブランデー、ウォッカ、ジンなどの蒸留酒は糖質0ですので、虫歯の原因にはなりません。(糖質の入ったもので割るともちろんダメですが)
アルコールの殺菌効果については、唾液ですぐに洗い流されてしまうのでほぼ期待できないかと思いますし、長時間口に含むようにしていれば多少の効果はあるかもしれませんが、そもそもアルコールには細胞障害性があるため、そのような行為はお勧めできません。
回答6
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2017-03-29 23:18:12
むし歯に悪い糖とむし歯を防ぐかもしれないアルコール、(割合にもよるでしょうが)両方同時に摂取するとどうなるんでしょうね?
まあ、私にもわからないので「虫歯になりにくいように思える」と書きました。
むし歯予防に酒を飲みましょう! と言っているわけではありません。
虫歯になりやすい食品と(おそらく?)むし歯になりやすいわけではない食品を区別しているだけです。
まあ、私にもわからないので「虫歯になりにくいように思える」と書きました。
むし歯予防に酒を飲みましょう! と言っているわけではありません。
虫歯になりやすい食品と(おそらく?)むし歯になりやすいわけではない食品を区別しているだけです。
タイトル | 虫歯にならない酒の飲み方について |
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質問者 | トケイさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 31歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯その他 その他(その他) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。