根管充填をショートで行った場合の航空性歯痛の発症頻度

相談者: くまひまわりさん (31歳:女性)
投稿日時:2017-09-29 06:20:27
初めての根幹治療を前にいろいろと勉強しておりました。

そこで、航空性歯痛のことを知り、一生に一度でいいからヨーロッパに行きたいという夢はもう叶わなくなってしまったのかなと自業自得とはいえ絶望しておりました。

きちんと治療されていれば航空性歯痛の可能性はかなり低くなる、ということですが、歯の中の空気が膨張して痛みを引き起こすのであれば、根幹充填をショートで行った場合いくら感染歯質を完全に取り除いていただけたとしても中に空気が残ることになってその空気の膨張により航空性歯痛が起こるのでは、と素人考えでは思ってしまいます。


頻繁に飛行機に乗られる方でも根幹治療されている方はいるとのことですが、根幹充填の長さ(深さ)を長く(深く) して空気を入らないようにして歯痛の発症を押さえるとかしておられるのでしょうか。

調べてもここまで行きつくことができず、ご意見を伺えますと幸いです。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-09-29 11:00:07
戦闘機でない限り飛行機の客室は与圧されておりますので、「よほど大きな虫歯」でない限り、航空性歯痛は無視できるものだと思います。

もし、アンダー根充が原因で航空性歯痛が起こるとしたらほとんどすべての日本人パイロット、キャビンアテンダントが飛行中に苦痛に悩まされることでしょう。

そうなったら「虫歯が1本も無く、歯科治療を一度も受けたことが無い人しかパイロットにはなれない」と言う事になってしまいますね。


当院にもパイロットの方やキャビンアテンダントの方が患者さんでいらっしゃいますが、普通にお仕事されていますよ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: くまひまわりさん
返信日時:2017-09-29 12:39:34
櫻井先生

早速のご回答ありがとうございます。
実際に飛行機に乗るお仕事をされてる患者さんを診られている先生にご回答いただけてありがたく思っております。

「完了した」という状態になればそこまで心配する必要はなさそうだということでよさそうですね。
担当医には、海外旅行にはいつか行きたいから航空性歯痛を心配している、とは伝えようと思います。
具体的に渡航を考える段階になったらまた再度詳しく経過を診ていただくつもりでおります。


パイロットが不足しているとニュースにもなるような昨今、虫歯のない人しかなれないとなったら飛行機飛びませんよね…
回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2017-09-29 13:45:34
確かに、稀なものだと思ってもらって良いと思います。
しかしながら、相当強い痛みを訴えられる患者さんを数名経験しましたから、油断は禁物です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: くまひまわりさん
返信日時:2017-09-29 21:26:21
藤森先生

ご回答ありがとうございます。

私のイメージですと、根幹治療経験者は全日本人の成人の10分の1くらい→その中で飛行機に乗った人のうち半分くらいが航空性歯痛に、というものでしたが、思ったよりも少ないのですね。

冷静に考えれば、その割合で発症していたら飛行機での出張に行ける人すら限られてしまいますし、二度と帰省が叶わないなんて人だらけになってしまいますよね。


自分でできる努力は今まで以上に全力で行い、担当医には「どうしてもヨーロッパに行く夢を諦められない」、と伝えて治療をお願いしたいと思います。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2017-09-30 13:41:24
根管充填時の死腔よりも根管貼薬中のスペースのほうがさらに大きく人数も何倍も存在すると思います。

ただ緊密な仮封がされているという条件が必要ですが。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: くまひまわりさん
返信日時:2017-10-02 19:16:16
柴田先生

ご回答ありがとうございます。
お礼が遅れてしまいまして申し訳ありません。


充填までした段階での残りの密閉空間よりも治療中の方が、空気の逃げ場のない空間が大きくなるから航空性歯痛の発症も多いのでは、という解釈でよいのでしょうか。

どちらにせよ虫歯菌を撒き散らしている感覚から対人恐怖になっているせいもあり、治療を完了させるか抜歯をしてから渡航を考えます。



タイトル 根管充填をショートで行った場合の航空性歯痛の発症頻度
質問者 くまひまわりさん
地域 非公開
年齢 31歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 神経の無い(神経を取った)歯の痛み
根管治療後の痛み
根管充填
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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