右上7番、歯根の病巣について

相談者: おいもさん07さん (43歳:男性)
投稿日時:2017-12-09 12:34:31
こんにちは。

右上7番の歯について質問です。

8月ごろ歯の頬側側面(この部分も削って樹脂で固めて治療済み箇所)を押すと痛かったのですが、1日から2日で痛みが治まり、その後噛む面(こちらも削って樹脂で固めてます)が噛んでも指で触ってもいたくなりましたが、こちらも2日から3日で徐々に痛みがなくなりました。

一応、歯科医院に行ったところ虫歯ではなく象牙質がむき出しになているからだとマウスピースを作った方が良いと言われ、歯の側面に開いていた穴(私には虫歯に見えましたが)をふさいで終わりました。
レントゲンでは神経は元気ではないが、あるし根っこも問題ないとの事でした。

それでも少し心配だったので別の歯科医院に行って歯と歯茎が痛い言ったところ、歯の状況をなにも見ずに病気があるからとレントゲンを撮り、これでは幹部がモヤモヤしてちゃんと移っていないからCTを取る事になりました。
結果、根に病気があるとのことでした。

神経も死んでおり根っこの治療が必要との説明を受けましたが、私が見てもあまりわかりませんでした。

先生いわく、前に神経を取り損ねている部分がありそこから黴菌が繁殖したとの事ですが、神経を取った覚えがありません。

ちなみに歯茎の痛みは側面で、前の日におせんべいを食べて歯茎に傷があったと思います。


そこで質問です。

神経のある歯でも根っこに膿がたまる事はあるのでしょうか?

神経がないとの判断はレントゲンやCTで分かるものなのでしょうか?

CTを取ってここが膿んで骨と歯に隙間があると言われ

「ここが膿んでいる箇所です。」

と言われましたが、膿んでいる箇所は黒く影になっていませんでした。
膿んでいる箇所が黒く映らないこともあるのでしょうか?

出来れば抜髄はしたくないです。

宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-12-09 13:33:55
>神経のある歯でも根っこに膿がたまる事はあるのでしょうか?

全部の神経が生きていればたまることはないと思います。
また「膿がたまる」という表現は患者さんにわかりやすくするするための「一種の方便」だと思います。

歯髄」 → 「神経」 という言い換えも同じようなものです。

>神経がないとの判断はレントゲンやCTで分かるものなのでしょうか?

神経をとって造影性のある何らかの薬が入っていれば判断できると思います。
また普通のレントゲンでは写らないこともある「根尖部の透過像」もCTだとかなりの確率で写ると思います。

この「根尖部の透過像」を膿がたまっていると表現する歯科医は少なくないと思います。

神経のあるなしと生死とは多少意味合いが違いますが、レントゲンだけではなくて問診 視診 打診 触診 電気診 冷温診 などを組み合わせて判断すると思います。

>膿んでいる箇所が黒く映らないこともあるのでしょうか?

根尖近くであれば写らないことはないと思います。

>出来れば抜髄はしたくないです。

抜髄という処置よりも難しい感染根管処置が必要かもしれないと思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-12-09 13:42:58
>神経がないとの判断はレントゲンやCTで分かるものなのでしょうか?

厳密に言えば「わかりません」です。

わかるのは「歯科医が治療をしたかどうか?」だけです。

 歯科医が神経の治療をした = 神経を取った =神経がない

です。

神経が生きているか死んでいるかの判断はできません。

しかし、神経が死んでしばらくすると根の先に病気を作ります。

そうなれば「歯科医は治療していないが、神経が死んで根の先に病気ができている」と判断できるようになります。

ですから、

>神経のある歯でも根っこに膿がたまる事はあるのでしょうか?

遠い昔に神経が死んでいれば根っこに膿が溜まる事はあります。


>膿んでいる箇所が黒く映らないこともあるのでしょうか?

基本的には黒く写ります。
しかし、上顎の大臼歯の場合、根っこの先が上顎洞と言う空洞に飛び出ていることがあります。
そうなると黒く写りません。


>出来れば抜髄はしたくないです。

もし、CTを見た歯科医の診断が正しいとすれば「神経はすでに死んでしまっている」ので抜髄は避けられないと思います。

場合によっては信頼できそうな他の歯科医にセカンドオピニオンを求めるのも悪くはないかもしれません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: おいもさん07さん
返信日時:2017-12-09 14:08:16
柴田先生、櫻井先生、お返事ありがとうございます。


また、質問をさせてください。

CTで根っこの先は黒く映っておらず、骨と歯の先が他の歯に比べて離れているのでそこに膿がたまっていると言われました。(健康な歯は骨と歯との隙間がくっついているとの事でした。)

このような場合でも膿がたまっていると判断するものなのでしょうか?
また膿がたまっていても全くいたくありません。
やはり誤診なのでしょうか?

神経の生死ですが電気を当てて感覚がありませんでしたが、治療をしていない健康な歯で電気を当てている感覚がない歯もありました。
電気での診断もあいまいなのでしょうか?

また、根の治療をするにしても通院している歯科がひと月半に1回しか予約が取れません。
根の治療には間隔が空きすぎるとよくないと聞いたことがあるので不安です。
予約が取り易い医院に転院したほうがよろしいでしょうか?

よろしくお願いいたします。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2017-12-09 14:19:57
>骨と歯の先が他の歯に比べて離れているのでそこに膿がたまっていると言われました。
>このような場合でも膿がたまっていると判断するものなのでしょうか?

個人的には「歯根膜腔の拡大」という状態のような気がします。


>また膿がたまっていても全くいたくありません。
>やはり誤診なのでしょうか?

その可能性も考えられるかもしれません。


>電気での診断もあいまいなのでしょうか?

電気の当て方にもよるかもしれません。


>予約が取り易い医院に転院したほうがよろしいでしょうか?

根管治療専門医で人気の先生は、3ヶ月に1回くらいしか予約が取れないところもあります。
それでもちゃんと治りますので、間隔は開けない方が良いのか、開けても良いのかはその先生の「治療コンセプト次第」だと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: おいもさん07さん
返信日時:2017-12-09 14:27:08
櫻井先生、お返事ありがとうございます。

先生のおっしゃった「歯根膜腔の拡大」とはどのような症状で、どのような治療を行うのでしょうか?

宜しくお願い致します。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2017-12-09 14:31:21
>先生のおっしゃった「歯根膜腔の拡大」とはどのような症状で、どのような治療を行うのでしょうか?

TCHなど色々な原因が考えられます。
TCHが原因だとすればTCH是正指導を行います。

参考⇒TCH、歯列接触癖

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2017-12-09 17:56:30
>電気での診断もあいまいなのでしょうか?

どのような検査も信頼度100%ものはないと思います。
電気診も当然外れることはあると思います。

だからこそいくつかの検査を組み合わせて信頼度をあげていくわけです。




タイトル 右上7番、歯根の病巣について
質問者 おいもさん07さん
地域 非公開
年齢 43歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ その他(診断)
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
回答者




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