11歳児、下前歯欠損と反対咬合。2軒の歯科でどちらの方針がよいか
相談者:
ママハウスさん (11歳:男性)
投稿日時:2020-07-16 12:46:04
お世話になります。
息子の歯なのですが、下前歯が一本少なく上の前歯一本が反対交合に生えてしまっているので、矯正歯科に相談しています。
一件目の矯正歯科では3本歯を抜いて矯正という意見、二件目では元々下の前歯が一本ない人はよくいるので歯は抜かず反対にになった上の前歯一本を正常に揃えてあごを広げて矯正していくということでした。
それをはじめの歯科医に伝えると、歯を抜かずに揃えるだけでも悪くないけと、矯正医の基本は上下揃えるから、まぁどっちでもいいよと笑顔で言われ、余計悩みます。
また矯正歯科に相談にいくたびにレントゲンを撮らなくていけないのも気になります。
歯科でレントゲン画像をいただくことはできないのでしょうか?
歯科医として嫌なことなのでしょうか?
以前私が断られたので言いづらいです。
またどちらの歯科の意見を参考にして決めればいいかわかりせん。
アドバイスお願いします。
息子の歯なのですが、下前歯が一本少なく上の前歯一本が反対交合に生えてしまっているので、矯正歯科に相談しています。
一件目の矯正歯科では3本歯を抜いて矯正という意見、二件目では元々下の前歯が一本ない人はよくいるので歯は抜かず反対にになった上の前歯一本を正常に揃えてあごを広げて矯正していくということでした。
それをはじめの歯科医に伝えると、歯を抜かずに揃えるだけでも悪くないけと、矯正医の基本は上下揃えるから、まぁどっちでもいいよと笑顔で言われ、余計悩みます。
また矯正歯科に相談にいくたびにレントゲンを撮らなくていけないのも気になります。
歯科でレントゲン画像をいただくことはできないのでしょうか?
歯科医として嫌なことなのでしょうか?
以前私が断られたので言いづらいです。
またどちらの歯科の意見を参考にして決めればいいかわかりせん。
アドバイスお願いします。
[過去のご相談]
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-07-16 15:19:05
こんにちは。
息子さんの歯並びに問題が生じていてお悩みのようですね。
考え方としては色々あると思いますが、すでに永久歯にほとんど生え変わっているのかどうかで関わり方は異なりそうです。
一般的に男性の場合は身長がまだどんどん伸びるでしょうから下顎の成長は残っていると考えて上をとりあえず拡大して前歯の歯並びを直しておく事がされると思います。
矯正専門医で抜歯による治療を受けたとしても成長終了まで長期的に装置が必要になるのではないかと思います。
一般的には前歯の生え変わりに失敗した時に上顎の発育を阻害しない為に一次矯正(1期治療)を行っておき側方歯群の交換期以降しばらく顎の成長と周囲組織の適応を観察した後成長が終了して二次矯正(2期治療)に入ってもらうと安心だったのではないかと思いますが、今は患者さんの来院時期に応じて治療に介入して治療後経過観察に入るという事が多くなっているのではないかと思います。
最初に行かれた歯科医院も上だけではなく下の歯並びも一緒に直して行くと言うことなのではないかなと思いましたが、どのような説明を受けられたのでしょうか?
非抜歯矯正が妥当なケースなのかは精密検査後分析して決められるのではないかと思います。
小臼歯を抜歯するほうが歯を動かせる範囲が増え親知らず非抜歯が可能になったりしますから、それぞれにメリットデメリットがあると思いますのでしっかり相談してみてください。
〉矯正歯科に相談にいくたびにレントゲンを撮らなくていけないのも気になります。
何を気にされていますか?
被曝線量であればセファロやパノラマやデンタルレントゲンは微量です。
CTを連続して複数回同日に撮るのでなければ全く気にされなくてよいでしょう。
レントゲンは保管義務があり、コピーが必要であればセカンドオピニオンを希望ということで数万円程度の資料作成代をお支払いになればコピーは作成してもらえるのではないかと思いますからお尋ねになってみてください。
セカンドオピニオン外来の費用も時間単価で各医院で決められていると思います。大病院等では1時間数万円程度必要ではないかと思います。
息子さんの歯並びに問題が生じていてお悩みのようですね。
考え方としては色々あると思いますが、すでに永久歯にほとんど生え変わっているのかどうかで関わり方は異なりそうです。
一般的に男性の場合は身長がまだどんどん伸びるでしょうから下顎の成長は残っていると考えて上をとりあえず拡大して前歯の歯並びを直しておく事がされると思います。
矯正専門医で抜歯による治療を受けたとしても成長終了まで長期的に装置が必要になるのではないかと思います。
一般的には前歯の生え変わりに失敗した時に上顎の発育を阻害しない為に一次矯正(1期治療)を行っておき側方歯群の交換期以降しばらく顎の成長と周囲組織の適応を観察した後成長が終了して二次矯正(2期治療)に入ってもらうと安心だったのではないかと思いますが、今は患者さんの来院時期に応じて治療に介入して治療後経過観察に入るという事が多くなっているのではないかと思います。
最初に行かれた歯科医院も上だけではなく下の歯並びも一緒に直して行くと言うことなのではないかなと思いましたが、どのような説明を受けられたのでしょうか?
非抜歯矯正が妥当なケースなのかは精密検査後分析して決められるのではないかと思います。
小臼歯を抜歯するほうが歯を動かせる範囲が増え親知らず非抜歯が可能になったりしますから、それぞれにメリットデメリットがあると思いますのでしっかり相談してみてください。
〉矯正歯科に相談にいくたびにレントゲンを撮らなくていけないのも気になります。
何を気にされていますか?
被曝線量であればセファロやパノラマやデンタルレントゲンは微量です。
CTを連続して複数回同日に撮るのでなければ全く気にされなくてよいでしょう。
レントゲンは保管義務があり、コピーが必要であればセカンドオピニオンを希望ということで数万円程度の資料作成代をお支払いになればコピーは作成してもらえるのではないかと思いますからお尋ねになってみてください。
セカンドオピニオン外来の費用も時間単価で各医院で決められていると思います。大病院等では1時間数万円程度必要ではないかと思います。
相談者からの返信
相談者:
ママハウスさん
返信日時:2020-07-17 10:42:43
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-07-17 14:15:55
個人的には反対咬合は早く治すに越したことはないと思います。
顎の関節がズレますからね。
抜歯矯正の場合も、先に前歯の反対咬合を取り除いて顎の位置を自然に戻した上で、顎の良い位置で新しい噛み合わせを作る事が多いと思いますよ。
ただ、抜歯すれば前歯の出方の調整やガタガタの修整がやりやすくなりますから、全て生えたあと抜歯すればどうにでもある程度は歯並びだけは作れるので、それを選択されることは可能だと思います。
うまく行けば大変な親知らずを抜歯せずに終えられるかもしれませんしね。
レントゲンの件も尋ねてみてください。
全く問題ないとなっていますが、理解されない方はおられます。
顎の関節がズレますからね。
抜歯矯正の場合も、先に前歯の反対咬合を取り除いて顎の位置を自然に戻した上で、顎の良い位置で新しい噛み合わせを作る事が多いと思いますよ。
ただ、抜歯すれば前歯の出方の調整やガタガタの修整がやりやすくなりますから、全て生えたあと抜歯すればどうにでもある程度は歯並びだけは作れるので、それを選択されることは可能だと思います。
うまく行けば大変な親知らずを抜歯せずに終えられるかもしれませんしね。
レントゲンの件も尋ねてみてください。
全く問題ないとなっていますが、理解されない方はおられます。
タイトル | 11歳児、下前歯欠損と反対咬合。2軒の歯科でどちらの方針がよいか |
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質問者 | ママハウスさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 11歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 小児矯正(子供の矯正) レントゲン写真 子供の歯列矯正 歯並びが悪い |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。