[写真あり] 奥歯の噛み合わせが一歯対一歯
相談者:
ぴんくぱんださん (36歳:女性)
投稿日時:2022-02-20 23:15:03
お世話になっております。
噛み合わせについて質問させてください。
奥歯は一歯対ニ歯で噛み合っているのがいいと見かけました。
ふと自分の歯を見てみると、一歯対一歯で噛み合っているように見えます…。
小学5年から中学生まで、4番抜歯のワイヤー矯正をしていました。
が、矯正終了時には一歯対ニ歯であったのかどうかは不明です。
出っ歯も矯正で治したのですが、前歯を舌で押す癖もあり徐々に戻ってきてしまいました。
上下の正中線もずれています。
食いしばり、歯軋り、日中の噛み締めもあり、夜間はナイトガードをしています。
TCH訓練も自己流ながら頑張っています。
一歯対一歯になっていても、咀嚼や日常生活に問題がなければ気にしすぎるものでもないですか?
それが食いしばりの原因になっていることもありますか?
また矯正をしなければいけないのか…?と思うと落ち込みます。
また、両側下6番がやや歯肉退縮しているのですが、これも噛み合わせと関係ありますか?
歯科に検診とクリーニングには行っていますしレントゲンも撮っていますが、噛み合わせについて指摘されたことはありません。
歯に対しかなり神経質になってしまっています…。
よろしくお願いします。
画像1 画像2
噛み合わせについて質問させてください。
奥歯は一歯対ニ歯で噛み合っているのがいいと見かけました。
ふと自分の歯を見てみると、一歯対一歯で噛み合っているように見えます…。
小学5年から中学生まで、4番抜歯のワイヤー矯正をしていました。
が、矯正終了時には一歯対ニ歯であったのかどうかは不明です。
出っ歯も矯正で治したのですが、前歯を舌で押す癖もあり徐々に戻ってきてしまいました。
上下の正中線もずれています。
食いしばり、歯軋り、日中の噛み締めもあり、夜間はナイトガードをしています。
TCH訓練も自己流ながら頑張っています。
一歯対一歯になっていても、咀嚼や日常生活に問題がなければ気にしすぎるものでもないですか?
それが食いしばりの原因になっていることもありますか?
また矯正をしなければいけないのか…?と思うと落ち込みます。
また、両側下6番がやや歯肉退縮しているのですが、これも噛み合わせと関係ありますか?
歯科に検診とクリーニングには行っていますしレントゲンも撮っていますが、噛み合わせについて指摘されたことはありません。
歯に対しかなり神経質になってしまっています…。
よろしくお願いします。
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[過去のご相談]
回答1
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2022-02-21 07:37:11
ぴんくぱんだ さんこんにちは。
くいしばり、歯軋り、日中の噛み締めもあり、TCH訓練も自己流ながら頑張っているのですね。前歯を舌で押す癖もあり、癖を治すことが必要だと思います。
TCHの是正指導をうけたり、MFTを受けたりして、正し舌の位置を身に着ける事が必要なのでではないかと思います。
>一歯対一歯になっていても、咀嚼や日常生活に問題がなければ気にしすぎるものでもないですか?
>それが食いしばりの原因になっていることもありますか?
かみ合わせを気にしすぎて歯と歯を接するTCHがありそうですね。
>また、両側下6番がやや歯肉退縮しているのですが、これも噛み合わせと関係ありますか?
TCHがあるとWSDなどが出来やすいと思います。
歯に対しかなり神経質になってしまって、TCHが増えてそうですので、その点について是正指導を受けると良いかもしれませんね。
くいしばり、歯軋り、日中の噛み締めもあり、TCH訓練も自己流ながら頑張っているのですね。前歯を舌で押す癖もあり、癖を治すことが必要だと思います。
TCHの是正指導をうけたり、MFTを受けたりして、正し舌の位置を身に着ける事が必要なのでではないかと思います。
>一歯対一歯になっていても、咀嚼や日常生活に問題がなければ気にしすぎるものでもないですか?
>それが食いしばりの原因になっていることもありますか?
かみ合わせを気にしすぎて歯と歯を接するTCHがありそうですね。
>また、両側下6番がやや歯肉退縮しているのですが、これも噛み合わせと関係ありますか?
TCHがあるとWSDなどが出来やすいと思います。
歯に対しかなり神経質になってしまって、TCHが増えてそうですので、その点について是正指導を受けると良いかもしれませんね。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-02-21 11:58:05
こんにちは。
中学生の頃に出っ歯を直す為に矯正治療を受けられたのですね?
上顎の小臼歯を抜歯して下顎の小臼歯は非抜歯でしょうか?
その場合、きちんとすればU級仕上げといわれるものになりますね。
方向が悪いので確認不能ですが、左側は咬頭対窩に近くなっているのかもしれませんが、右側が咬頭と咬頭の関係に近くなっているので正中が偏っているのかもしれませんね。
成人に近くなって顎の発育が終了するまで(身長が伸び止まるまで)、矯正治療後の臼歯の噛み合わせが変化することは想像できるように思います。
また下顎親知らずが生えるときに顎が狭いと押してしまったのではないか?と思われるようなケースを拝見することがあります(学問的には問題ないとされているかもしれませんが)。
成人後に2期目の矯正を行ったほうが望ましいケースは多々ありますが、一般的に気にされない方が多く1期治療で終了するケースが日本の場合多いのではないかと思います。
理想的な歯の位置ではないですが、大きな問題がないと判断されれば現状を如何に維持するかという事になってくるように思います。
多くの矯正歯科医が自分自身も歯の矯正治療を経験されていますが、完璧な治療で一生修正が不要という事になっていないことも経験していると思います。
(矯正歯科医自身が成人後に何度か修正のための矯正治療を追加しているケースをしばしば目にします)
咬頭対窩になっていなければ理想的な位置にはないため早期接触が生じやすくなり、歯は削れて行きます。
元々、出っ歯になってしまった理由というものがあり、猫背になって顎が上がりやすくなっている等身体的な問題によって下顎が前に十分前に成長できなかったとか、口唇閉鎖が難しかったとか、鼻詰まりが生じやすくアレルギー体質になっている等があったのかもしれません。
そういう場合は、元の理由が治っていないので歯だけ顎骨内で移動させても後戻りが生じやすいかもしれません。
成長後に顎の対向関係が固まって再度矯正をやり直すことがしばしばされているように思います。
必要をお感じでしたら矯正歯科医にご相談されてはいかがでしょうか?
一般開業医で矯正歯科を専門に行っていない場合は、メンテナンスや検診(虫歯や歯周病等保険適用可能な内容)になるのが一般的でしょう。
自費治療を受けるか?になれば専門医にご相談されるのがよいと思います。
中学生の頃に出っ歯を直す為に矯正治療を受けられたのですね?
上顎の小臼歯を抜歯して下顎の小臼歯は非抜歯でしょうか?
その場合、きちんとすればU級仕上げといわれるものになりますね。
方向が悪いので確認不能ですが、左側は咬頭対窩に近くなっているのかもしれませんが、右側が咬頭と咬頭の関係に近くなっているので正中が偏っているのかもしれませんね。
成人に近くなって顎の発育が終了するまで(身長が伸び止まるまで)、矯正治療後の臼歯の噛み合わせが変化することは想像できるように思います。
また下顎親知らずが生えるときに顎が狭いと押してしまったのではないか?と思われるようなケースを拝見することがあります(学問的には問題ないとされているかもしれませんが)。
成人後に2期目の矯正を行ったほうが望ましいケースは多々ありますが、一般的に気にされない方が多く1期治療で終了するケースが日本の場合多いのではないかと思います。
理想的な歯の位置ではないですが、大きな問題がないと判断されれば現状を如何に維持するかという事になってくるように思います。
多くの矯正歯科医が自分自身も歯の矯正治療を経験されていますが、完璧な治療で一生修正が不要という事になっていないことも経験していると思います。
(矯正歯科医自身が成人後に何度か修正のための矯正治療を追加しているケースをしばしば目にします)
咬頭対窩になっていなければ理想的な位置にはないため早期接触が生じやすくなり、歯は削れて行きます。
元々、出っ歯になってしまった理由というものがあり、猫背になって顎が上がりやすくなっている等身体的な問題によって下顎が前に十分前に成長できなかったとか、口唇閉鎖が難しかったとか、鼻詰まりが生じやすくアレルギー体質になっている等があったのかもしれません。
そういう場合は、元の理由が治っていないので歯だけ顎骨内で移動させても後戻りが生じやすいかもしれません。
成長後に顎の対向関係が固まって再度矯正をやり直すことがしばしばされているように思います。
必要をお感じでしたら矯正歯科医にご相談されてはいかがでしょうか?
一般開業医で矯正歯科を専門に行っていない場合は、メンテナンスや検診(虫歯や歯周病等保険適用可能な内容)になるのが一般的でしょう。
自費治療を受けるか?になれば専門医にご相談されるのがよいと思います。
相談者からの返信
相談者:
ぴんくぱんださん
返信日時:2022-02-21 12:22:10
加藤先生
返信ありがとうございます。
確かに気にしすぎてしまうことがTCHにつながってしまうかもしれませんね。
これまでまったく気にしてこなかったのですが、急に歯肉退縮を発見してから気になってしまっています。
県内にTCH是正指導を行なっている歯科がないようなので自己流なのですが、効果あるでしょうか…。
船橋先生
返信ありがとうございます。
矯正は、上下とも抜歯して行いました。
下はかなりの叢生でした。
親知らずは矯正中に抜歯しています。
確かに右側のほうが咬頭対咬頭に近いと思います。
身体も右に傾いており(立つと右肩が下になる)、顎関節症もあるのか、開閉口時顎が右にズレます。
猫背もあります。
右での噛み癖もあったので、最近は意識して左でも噛むようにしています。
矯正後に噛み合わせが悪くなってしまうこともあるのですね。
もう一度の矯正は考えていません。
咬頭対咬頭に近いことで歯が削れるとのことですが、歯肉退縮もありえますか?
矯正をせず今のこの状態から悪化させないようにするには、やはりTCHや歯軋りをやめることしかありませんか?
他の人の噛み合わせは見たことがないのでわからないのですが、一歯対ニ歯になっておらず、私のような感じのまま矯正せず普通に暮らしている方もみえるのでしょうか?
正中の写真を添付します。
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返信ありがとうございます。
確かに気にしすぎてしまうことがTCHにつながってしまうかもしれませんね。
これまでまったく気にしてこなかったのですが、急に歯肉退縮を発見してから気になってしまっています。
県内にTCH是正指導を行なっている歯科がないようなので自己流なのですが、効果あるでしょうか…。
船橋先生
返信ありがとうございます。
矯正は、上下とも抜歯して行いました。
下はかなりの叢生でした。
親知らずは矯正中に抜歯しています。
確かに右側のほうが咬頭対咬頭に近いと思います。
身体も右に傾いており(立つと右肩が下になる)、顎関節症もあるのか、開閉口時顎が右にズレます。
猫背もあります。
右での噛み癖もあったので、最近は意識して左でも噛むようにしています。
矯正後に噛み合わせが悪くなってしまうこともあるのですね。
もう一度の矯正は考えていません。
咬頭対咬頭に近いことで歯が削れるとのことですが、歯肉退縮もありえますか?
矯正をせず今のこの状態から悪化させないようにするには、やはりTCHや歯軋りをやめることしかありませんか?
他の人の噛み合わせは見たことがないのでわからないのですが、一歯対ニ歯になっておらず、私のような感じのまま矯正せず普通に暮らしている方もみえるのでしょうか?
正中の写真を添付します。
画像1
相談者からの返信
相談者:
ぴんくぱんださん
返信日時:2022-02-21 12:30:16
すみません、正面の写真はインカメラで撮ったので反対ですかね?
上の正中が下に比べて左に寄っている状態です。
上の正中が下に比べて左に寄っている状態です。
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-02-21 13:05:54
>他の人の噛み合わせは見たことがないのでわからないのですが、一歯対ニ歯になっておらず、私のような感じのまま矯正せず普通に暮らしている方もみえるのでしょうか?
日本の保険制度に矯正治療が入っていませんから(特定の診断がついた場合にみ適用されますが)そういう人のほうが大多数です。
身体の歪みがあれば歯にも歪みを反映します。
顎関節は可動性の高い間接ですからある程度適応してくれます。
日中歯を当てている時間が長いと歯のすり減りが生じることがわかっています。
http://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r3/press20220217-2.pdf
これはTCHと同じだと思います。
「日中では歯をコツコツとたたくような弱い力のかみしめを多く行っている可能性があることも分かりました。」
では、なぜ、歯が通常以上に当たるのか?
舌の位置は問題ないでしょうか?
姿勢との関連も深いとされていますから、肩甲骨をしっかり回せているか?確認してみてください。
矯正治療では歯の位置を移動させることはできますが、歯槽骨幅を新たに作ることはできませんから加齢とともにある程度歯茎は下がっていくことはよくあると思います。
進行させないようにTCHに気をつけて頂いたり、睡眠時に清潔なナイトガードをご利用されたり不良姿勢にならないように身体のメンテナンスも行っていただくのがよいと思います。
歯周炎にならないように定期的にメンテナンスに通院されておくのもよいと思います。
日本の保険制度に矯正治療が入っていませんから(特定の診断がついた場合にみ適用されますが)そういう人のほうが大多数です。
身体の歪みがあれば歯にも歪みを反映します。
顎関節は可動性の高い間接ですからある程度適応してくれます。
日中歯を当てている時間が長いと歯のすり減りが生じることがわかっています。
http://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r3/press20220217-2.pdf
これはTCHと同じだと思います。
「日中では歯をコツコツとたたくような弱い力のかみしめを多く行っている可能性があることも分かりました。」
では、なぜ、歯が通常以上に当たるのか?
舌の位置は問題ないでしょうか?
姿勢との関連も深いとされていますから、肩甲骨をしっかり回せているか?確認してみてください。
矯正治療では歯の位置を移動させることはできますが、歯槽骨幅を新たに作ることはできませんから加齢とともにある程度歯茎は下がっていくことはよくあると思います。
進行させないようにTCHに気をつけて頂いたり、睡眠時に清潔なナイトガードをご利用されたり不良姿勢にならないように身体のメンテナンスも行っていただくのがよいと思います。
歯周炎にならないように定期的にメンテナンスに通院されておくのもよいと思います。
相談者からの返信
相談者:
ぴんくぱんださん
返信日時:2022-02-21 19:25:31
船橋先生
返信ありがとうございます。
そうですよね。
皆が皆矯正するというわけではないですもんね。
私も再矯正はせず、これ以上の悪化を予防することに努めたいと思います。
>「歯をコツコツとたたくような弱い力のかみしめ」
まさに、やってしまっています…。
今のところ歯のすり減りは前歯しか指摘されていないのですが、奥歯も気をつけないといけないですね。
舌は意識し始めてからは、上顎に置くようにこころがけています。
が今までは、上前歯を押しているか、無意識にいろんな歯を触っていたように思います。
ある程度の歯肉退縮はしょうがないのですね。
リペリオでのマッサージとTCH是正などで少しでも食い止めたいと思います。
歯科のメンテナンスにもサボらず通おうと思います。
最後にもう一つだけ聞きたいのですが、体の歪みによる頭痛や肩こりもひどいこともあり一時期整体にも行きましたが、通うのがめんどうになってやめてしまいました。
再度通ってみようかと思いますが、先生的には整体や鍼で身体のゆがみを治すことは、顎関節症や噛み合わせに多少なりいい影響を与えると思われますか??
返信ありがとうございます。
そうですよね。
皆が皆矯正するというわけではないですもんね。
私も再矯正はせず、これ以上の悪化を予防することに努めたいと思います。
>「歯をコツコツとたたくような弱い力のかみしめ」
まさに、やってしまっています…。
今のところ歯のすり減りは前歯しか指摘されていないのですが、奥歯も気をつけないといけないですね。
舌は意識し始めてからは、上顎に置くようにこころがけています。
が今までは、上前歯を押しているか、無意識にいろんな歯を触っていたように思います。
ある程度の歯肉退縮はしょうがないのですね。
リペリオでのマッサージとTCH是正などで少しでも食い止めたいと思います。
歯科のメンテナンスにもサボらず通おうと思います。
最後にもう一つだけ聞きたいのですが、体の歪みによる頭痛や肩こりもひどいこともあり一時期整体にも行きましたが、通うのがめんどうになってやめてしまいました。
再度通ってみようかと思いますが、先生的には整体や鍼で身体のゆがみを治すことは、顎関節症や噛み合わせに多少なりいい影響を与えると思われますか??
回答4
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-02-21 22:10:02
大きく歪んだ人を鍼灸や整体で治してしまうと噛み合わせが変わる事があります。
ただ、繰り返し刺激がまた繰り返されますから数日でまた歪みが戻り噛み合わせの不調感が無くなるという事を繰り返す可能性もありますね。
何でもガチガチに固まらず柔軟性があった方が良いでしょう。
若い頃は噛み合わせに左右されにくいですからね。
ただ、繰り返し刺激がまた繰り返されますから数日でまた歪みが戻り噛み合わせの不調感が無くなるという事を繰り返す可能性もありますね。
何でもガチガチに固まらず柔軟性があった方が良いでしょう。
若い頃は噛み合わせに左右されにくいですからね。
相談者からの返信
相談者:
ぴんくぱんださん
返信日時:2022-02-28 17:46:24
タイトル | [写真あり] 奥歯の噛み合わせが一歯対一歯 |
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質問者 | ぴんくぱんださん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 36歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
噛み合わせに関するトラブル 噛み合わせ(咬合)その他 その他(写真あり) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。