日常困らない程度のしみる歯の治療を始める判断基準とは

相談者: のうさぎさん (58歳:女性)
投稿日時:2013-03-09 10:22:05
よろしくお願いいたします。


【状況】

1.日常生活上、特に支障なく飲食している状況です。

2.歯科で、歯1本ずつ強風をかけてみて『しみる』と感じたところに何かしらの治療を施す予定となっています。

3.本来の治療目的(ブリッジ)は終了し、「後は何か治療しておくところはないかなぁ」といった段階で、しみる歯のチェックという流れできました。



【そこで質問があります】

@私の考えでは、日常何も不自由していないのであれば、とりあえずそのままでもいいのではないか。

A「くいしばりをしないよう意識した生活をする。
上下の歯をなるべく離した生活を心がける。
知覚過敏用の歯磨きをしばらく使ってみる。」

などのプロセスなしに、いきなり治療(たとえば、セメントや、歯の表面を削ってプラスチックをあてる、など)は極端すぎないか。

B歯の1点目がけて強風をかけてみなければ感じない「しみ」の程度まで、その段階で治療する必要性は何なのか。

C強風をかけてしみない場合、氷水のようなさらに冷たく感じるものを歯(歯茎あたり?)におしつけて「しみる」かどうかを確認してまで、チェックする必要性は何なのか。

以上、4点が疑問です。



直接その先生にお聞きするのが本来あるべき姿かと思いますが、それはできない状況があるので、こちらの先生方に一般論としてでいいのでうかがってみたいのです。

※直接聞けない状況は、それを話すと第三者的には患者側の発する不平・不満ととられがちなのでここでは避けたいと思いました。
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-03-09 10:33:54
のうさぎ さん、こんにちは。

>A「くしばりをしないよう意識した生活をする、上下の歯をなるべく離した生活を心がける」

ですが、以前のご質問

参考:風をかけてしみる歯に治療を施したが改善せず。他の歯の治療を迷う

のことをお書きになっているものと思われますが、TCHの概念として「くいしばり」ではなく、食事の時など致し方がない場合を除き「歯の接触そのもの」を避けることを私はお勧めしています。

参考:TCH、歯列接触癖
改めて、ご一読ください。

回答 回答2
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2013-03-09 10:35:06
@について

そのような考えもあると思います。



Aについて

おっしゃるとおりだと思います。
治療するにしても薬を塗る程度の治療にとどめたほうがいいと思います。


Bについて

不可逆的な(歯を削るなど)治療で無ければいいと思います。


Cについて

そこまでやる必要は個人的には無いと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: のうさぎさん
返信日時:2013-03-09 11:29:16
こんなに早く回答いただけてありがとうございます。

【小林先生へ】
「歯の接触そのものを避ける」は、まさに先生の他の方への回答にもよく出てくることで、自分がそれまで上下の歯が触れていたことに気づきました。

無意識のうちに少し力が入っていた可能性もあったかと思っています。
それからずっと、歯の接触そのものを避ける、を意識した生活をしています。

何も症状がなくても、その状態が望ましいのかなと思っているのですが。


【細見先生】
ありがとうございました。
先生のおっしゃるように私も感じていましたので、専門家のお考えを聞くことができ安心しました。

今後の参考にとても役に立ちます。



タイトル 日常困らない程度のしみる歯の治療を始める判断基準とは
質問者 のうさぎさん
地域 非公開
年齢 58歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ その他(その他)
知覚過敏
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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