インプラント治療、仮着で外れるジルコニアはまた外れる可能性が高い?

相談者: ヤムチャさん (46歳:女性)
投稿日時:2013-07-24 16:13:07
ご相談させて頂きたい事があります。

右上4番にインプラントを入れ、今月初めにジルコニアクラウンを仮着しました。

ところが、その日の夜にフロスをしていたら取れてしまいました。
自分ではめるとうまくはまったので、2週間後までその状態でいましたが、その間、フロスの時には何度か取れてははめるという事をやっていました。

初めインプラントの連結部分は白かったのですが、そのうち、ステンレスのようになっていました。
接着していたセメントがとれたのでしょうか・・・

そうなると、クラウンはパカパカして緩く全くはめられなくなりました。
ですので最後の2日間(治療に行くまでの)は、外していました。

昨日、先生にそのクラウンを着けて頂きましたが、なんとなく先生の歯切れが悪く、

「また、仮留めなのですか?」

と聞くと、本着だがインプラントは全て仮の装着です。と言われ、もし問題があった場合、完璧にクラウンがくっついてしまうと、インプラントごと除去しなくてはいけなくなるから。と説明されました。

フロスもあまり強く下に引かないように。と言われました。

仮歯で入れていたプラスティックのような歯は、手作業で作るのでぴったり合うが、ジルコニアの場合はコンピューターで作るので、完璧には合わない。
合う人は、仮着の状態でも外れないが・・・

最後に、先生が

「また取れたら、早めに来て下さい」

と言われたので、それって取れる可能性が高いと思っているのか・・・?とかなり不安になりました。

インプラント治療で帰国していたのですが、また暫く海外に戻らなければならないので、行って直ぐにまた取れたら・・?と思うととても不安で心配です。


質問なのですが、最初の仮着の時点で外れたりしたジルコニアクラウンは、また外れる可能性は高いのでしょうか?

先生にジルコニアを勧められて作ったのですが、メタルボンドのほうが良かったのでしょうか?

よろしくお願い致します。
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-07-24 17:31:50
ヤムチャ さん、今日は


>最初の仮着の時点で外れたりしたジルコニアクラウンは、また外れる可能性は高いのでしょうか?

仮着用セメントの種類は変えたのでしょうか?
個人的には、また外れる可能性は高いように思います。


>先生にジルコニアを勧められて作ったのですが、メタルボンドのほうが良かったのでしょうか?

個人的には、何で作るかよりも、先生の技術レベルの方が影響が大きいように思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ヤムチャさん
返信日時:2013-07-24 19:32:51
小牧先生、お返事有難うございます。

セメントは変えました。
ゴウ・・?なんとかと言ってました。

やはり、外れる可能性は高そうな感じなんですね。
クラウンは、先生の技術レベルになるのですか・・・?
歯科技工士の技術だけではないのですね。

歯科大で治療を受けているのですが、もし今度外れた場合、他の先生にお願いするという事は出来るのでしょうか?

担当して頂いてる先生はとても若く、治療途中に上の先生に聞きに行ったりしています。
大学病院なので、それは仕方ないのですが、高い費用を支払っているのに、不安を抱えながら治療を終わらせた事に納得がいかない感じです・・・

また取れたら・・と思うと昨晩はフロスも出来ませんでした。
回答 回答2
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2013-07-24 20:12:14
インプラント上のクラウンは私の場合は、基本的に仮着にしています。
ところがジルコニアに関しては、仮着だと破折しやすいという意見があるそうです。

あるセミナーの講師はジルコニアの場合には、内冠的なものを作って応力の分散を図り破折を防ぐようにしていると説明していましたが、具体的なことはわかりませんでした。

メタルボンドではどうかということになりますが、基本的に金属冠と同じと仮定します。
ところが金属冠の仮着も実際は難しいのです。

それは金属同士のテーパーが付いたものを被せると、嵌合合力が働くからです。
こうなるとセメントに関係なくはまり込んでしまって、外れなくなってしまいます。
そのために嵌合合力が働かないように、クラウン天井部にスペーサーを付与させたりするのですが、下手すると今度は仮着の場合は外れやすくなります。

ですからすべて本着にすればよいのですが、咬みあわせの様子を見たいようなときには仮着せざるを得ません。

そのようなことからインプラント学会誌には、仮着セメントの性質の分析したものが載るくらいです。

しかしながら上記のようなことで、仮着セメントの選択だけではかたづかないのです。

その他対策として、アクセスホールを金属冠に設けることがあるのですが、ジルコニア、メタルボンドでは審美的なことから不可能ですから説明は省きます。

要するに仮着は難しいのです。


>なんとなく先生の歯切れが悪く

は、私からすると理解できるような気がします。

仮着で良い方法があれば、教えてもらいたいです。

問題が起きそうもなければ、本着してもらうのが良いかもしれません。
破折したときには保障してもらえるのか、確かめておくとよいでしょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ヤムチャさん
返信日時:2013-07-25 00:07:33
松山先生、お返事有難うございます。

詳しいご説明有難うございます。
インプラント上のクラウン接着は奥深いのですね。

多分、一般的に患者は、噛み合せの様子見の為に仮に着けた接着剤なのか、問題無かったので最終的に接着したのか、そのどちらかしかないと思うのですが・・・私はそう思っていました。

ですから、前回着けたクラウンは取れてもおかしくなかったもので、今回は本当に最終的な接着ですよー。という事だと思っていたのですが、あくまで「仮」的な言い方を先生がされていたので、また様子見なのかな?と思っていたら、「本着です」と言われたので本着なのだと思います。

それでも、「また取れたら・・・」と言われたので、本着でもそんなに簡単に取れるものなのかと不安になっています。

私達患者が考える本着というものと、先生が言われる本着というものが微妙に違うのかなぁと思ってます。

保障の件は、最初に説明されたので、もう1度書類を見て確認しておこうと思います。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-07-25 08:29:04
ご相談ありがとうございます。

本着でもとれる事はあり得ます。

先生方の回答にもありましたが、製作精度に大きく影響されます。

海外でも外れた場合日本着し直す事も可能ですから、ご担当の先生に相談しておくと良いと思います。
本着でも簡単に外れるようならば、再製すると良くなる可能性があります。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ヤムチャさん
返信日時:2013-07-25 22:46:37
さがら先生、お返事有難うございます。

先生も、再作製か、ネジ式に変えるか・・ともおっしゃってました。

インプラントは、もう5本目になりますが、1番古いので10年経っております。
仮着などなく、いきなり本着でしたが1度も取れたり破損などがなかったので、取れるかもしれないという不安を感じたことがなかったのです。

かなり色々な治療をしてきているので、これ以上、不安や痛みを脳に覚えさせてはいけないとも言われているので、余計な不安を持たないように気をつけようと思っております。

もし取れてしまったらその時点で、相談していきたいと思います。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-07-26 11:23:56
仮着の場合、フロスを上に引き抜くような使い方をすると外れます。
フロスをパチンと通したら、横から引き抜くようにしないと外れますよ。

インプラントの場合、クラウンの部分は仮着が一般的ですからおかしなやり方ではないですが、私の場合はセメントでガッチリと接着しちゃいます

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ヤムチャさん
返信日時:2013-07-26 21:58:54
タカタ先生、アドバイス有難うございます。

今回は上の歯なのですが、フロスはどうしても下にグッと引き下ろしてしまう習慣がついています。
でも、このやり方だと確かに取れやすいですね。

注意深く、横から引き抜くようにやってみます。



タイトル インプラント治療、仮着で外れるジルコニアはまた外れる可能性が高い?
質問者 ヤムチャさん
地域 非公開
年齢 46歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ インプラントに関するトラブル
歯磨きに関するトラブル
インプラント関連
ジルコニアクラウン
クラウンが取れた・外れた
回答者




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