2ヶ月前に開咬の手術をしたが前歯で細かいものが噛み切れない

相談者: でんたるるーとさん (39歳:女性)
投稿日時:2013-12-21 17:38:20
約2か月前に、顎変形症(開咬)の手術を受けました。


術後もしばらくは上下の歯は閉じず開いたままになっていましたが、ゴムの牽引により、ここ2週間位で上下の歯の先端同士が触れるようになりました。

更には、下の歯全体を上の歯よりも奥へ後退させ、上の前歯の内側へ下の前歯を入り込むことができました。
それにより今現在上下の前歯は、先生が将来の後戻りを考慮し予定していた、深め(3〜4ミリくらい)に重なるまでに到っています。


しかし細い食べ物が未だに噛み切れないのです。

以前よりかは細い食べ物を前歯で噛み切れるように少しはなっているのですが、特に麺類を前歯で噛み切る場合、未だに上の歯と舌を補助的に使って噛み切るか、もしくは麺を上下の前歯で噛み(おさえて)、箸で麺を無理矢理引っ張らなければ麺が切れません。
大抵の人は、素麺1本でも、上下の前歯だけで噛み切ることができると聞きました。


何故、私の前歯は切れないのでしょうか。
上下の前歯を垂直に深く重ねるために、下の歯を後ろに下げ過ぎて、上の前歯と下の前歯が重なる箇所の前後の隙間が広いからでしょうか。

前歯上下を垂直に重ねたときの前後の隙間は、どの程度なのでしょうか?

重なっている上下の前歯は隙間なく前後が重なってあたっているのが良いのか、それともあたらず少し前後に隙間があったほうが良いのでしょうか?
私の場合、上の1番と下の1番は全く接触しておりません。


術後の今のこの時期が大事ということを聞きました。
先生は心配いらないような感じのことは言っていましたが、麺類が好きで食事の度に心配になります。
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2013-12-21 20:34:56
かみ合わせは、前歯の状態だけで判断できません。

開咬であったものが、以前よりはかみ切れるようになっているわけですから、現段階ではよしとせざるを得ないのかもしれません。


前歯でかみ切る下顎の運動をするときに、開咬では臼歯部の干渉が生じていたり、その原因になる改善しきれない咬合平面の急角度、あるいは顎関節の状態などが関係します。

その上に馴れ(神経筋機構の対応)も関係します。
それを踏まえて、担当の先生の言だと思いますから信じるよりないでしょう。


前後の隙間のことに関しては、理想咬合ではこうであるが、それぞれのケースでは仕方がないということもありますから何とも言えません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: でんたるるーとさん
返信日時:2013-12-25 22:54:34
松山哲朗先生
ありがとうございました。

回答を読んでいて、私が思っている程、そんなに単純ではないということがよくわかりました。
ただ歯を並べて上下をあわせているだけではないことはわかっていましたが、歯の矯正って、とても複雑そうです。



タイトル 2ヶ月前に開咬の手術をしたが前歯で細かいものが噛み切れない
質問者 でんたるるーとさん
地域 非公開
年齢 39歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
外科矯正
開咬・オープンバイト(前歯が噛まない)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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