MTA使用の根管充填について

相談者: ym1530さん (43歳:女性)
投稿日時:2016-05-31 00:34:20
こんにちは。
何度も質問をしてしまって申し訳ありません。

マイクロスコープによる根管治療を考えています。

何気なくMTAのことを調べていたら、このサイトの過去の質問で、MTAにはヒ素が含まれていると知ってしまいました。
そして、2007年のMTAの認可も、覆髄においてのみだということも知りました。

MTAの根管充填は認可外の治療ということになるのでしょうか。

一言にヒ素と言っても量の関係があると思いますが、覆髄に使うのと根管充填に使うのでは、根管充填の方がはるかに多いと思います。

不安になってしまいました。
MTAについて教えていただけないでしょうか。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-05-31 07:29:58
認可外の使用方法になると思います。
ただ海外では普通にMTAの使用方法に含まれていると思います。

ヒ素を使わない製品もあります。

海外では1990年代より使われており臨床データは抜群だと思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-05-31 11:09:46
ym1530 さんこんにちは

>MTAの根管充填は認可外の治療ということになるのでしょうか。

そうですね、薬としては日本の薬事を通っていますが、使用方法として根管充填材としての認可が無いということになります。

現在は、医師の裁量権ということで使用しています。
なので、保険診療で根管充填材としてMTAを使用することができ無いんですね。

ただ、欧米のデーターでは成績が良く根管充填材として現在考えられるもののなかでは一番では無いでしょうか!


>ヒ素が含まれていると知ってしまいました。

もともとは工業用のセメントだったのですが、そこからヒ素などの有害物質を取り除いて歯科用として販売されました。

始め、メーカーではヒ素は取り除いてあるとの説明でしたが全ては取り除けてい無いようです。
しかし、いままでに問題は報告されていません。

柴田先生もおっしゃっていますが、最近では工業用セメントから作らずに科学的に成分を合成して作っているMTAもあるのでそう言ったセメントにはヒ素は全く含まれていません。

私の治療では、もはや、MTAなしでは考えられません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ym1530さん
返信日時:2016-06-01 01:48:20
柴田先生(前回も)、水川先生(3回も)、返信ありがとうございます。

迷惑をおかけしてすみません。

確かに、ヒ素、認可外と聞くと不安になりますが、覆髄は認可がおりていますし、私の住んでる田舎でもMTA充填をしている歯科医院があるぐらいなので、だいぶ広がってるから大丈夫ですね。

勇気を出してマイクロスコープの治療を受けてきます。
何度もありがとうございました。



タイトル MTA使用の根管充填について
質問者 ym1530さん
地域 非公開
年齢 43歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療関連
MTA
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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