左下7番のクラウンを保険で再作成、仮歯が無い状態で大丈夫か?

相談者: syomiさん (37歳:女性)
投稿日時:2016-11-26 13:27:40
お世話になっています。

今回、左下7番の神経を取った歯の、クラウンに隙間があるということで、クラウンを作り直してもらうことにしましたが、仮歯なしの状態で終了してしまいました。
先生はこのままでも問題ないとおっしゃっていました。

歯チャンネルの回答で、保険治療では仮歯はサービスになるので、作らない歯医者もあるとあったので、ここの歯医者では仮歯は作らない方針なのかなと思いましたが、通っている歯医者は2週間に一回の治療となるのですが、次回は型取りだけみたいなので、次回も仮歯がない状態だと、4週間は仮歯がない状態です。


●仮歯がない状態でもそちらの歯で普通に食事しても問題ない?
(ここ1週間、反対側で食事をしている状態なのですが、反対側で噛んでばかりいるので顎が痛いです。)

虫歯リスクは他の歯より高くなる?
(治療が終わった後、クラウンの中で虫歯菌が繁殖したりしないか心配です。)

●今通っている歯医者では、治療1回目(クラウンを外す)→治療2回目(型取り)→治療3回目(クラウンをつける)という流れなのですが、型取りした後も仮歯がない状態でも大丈夫なのか?(
以前別の歯医者で、仮歯はあったけど、ちょっと歯が欠けてやり直した経験があります。)
だいたい4週間仮歯がない状態でもあまり問題はないのでしょうか?


よろしくお願いします。
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-11-26 16:08:24
>●仮歯がない状態でもそちらの歯で普通に食事しても問題ない?

普通は問題ないとは思うのですが、お痛みがあるようであれば、担当の先生に申し出られたほうがよろしいかと思います。


>●虫歯リスクは他の歯より高くなる?

クラウン装着時にしっかり清掃すれば問題は無いように思います。


>●だいたい4週間仮歯がない状態でもあまり問題はないのでしょうか?

できればあったほうが良いとは思うのですが…。
(「あまり」大きな問題にはならないかもしれません)

回答 回答2
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2016-11-26 16:42:23
その奥に親知らずが上下あって、しっかりかみ合ってでもいない限り(まずないでしょうが)、下顎が変位してかみ合わせ全体が、狂う恐れがあります。
ただし7番の歯冠の実質欠損が大きくて、すでに上下で咬合していない場合です。

クラウンということですから、あてはまるでしょう。
以下はあなたの例ですが、このようなことが、起きているということを、認識してもらえると、少し理解が、できるでしょう。

* 保険のクラウンを3回やり直しても高さ調整がうまくいかない

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: syomiさん
返信日時:2016-11-30 02:17:27
櫻井先生、回答ありがとうございます。

仮歯がなくても普通に食事しても問題ないようなので、今は顎が痛くならないようにたまに治療中の歯の方で噛んだりしています。
(痛みはないです。)


クラウン装着時にしっかり清掃すれば問題は無いように思います。

「しっかり清掃」がどの程度なのかわかりませんが、今までの経験では(別の歯医者)、何か消毒液みたいなものをかけられて、乾燥させて、クラウンを装着というパターンでした。

次回の型取りのあと、仮歯を作ってもらえたらいいなと思います。




松山先生、回答ありがとうございます。

以前、クラウンの調整がうまくいかなくて、顎の置き場がわからなくなるという事を主治医に伝えてはありますが、仮歯を作らない状態でも、噛み合わせは問題ないという事を言っていました。

今の所、顎の置き場がわからなくなるような状態にはなっていませんが、反対側で噛んでばかりいたので、顎が疲れました。
次回、仮歯を作ってもらえたら、いいなと思います。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-11-30 08:30:47
ご相談ありがとうございます。

>●仮歯がない状態でもそちらの歯で普通に食事しても問題ない?

なくはありません。
気にしないという自由な選択肢もあります。


>(ここ1週間、反対側で食事をしている状態なのですが、反対側で噛んでばかりいるので顎が痛いです。)

それははっきりと異常が出ているということです。
気にしない人は少なくありません。


>●虫歯リスクは他の歯より高くなる?

非常に高くなります。

しかし、直ちには健康に被害は出ません。
どこかで聞いたことがあるセリフですが、気にしない人はとても多いと言えます。

なぜリスクが高くなると言えば、周りを大きく削ると自然の最高のバリアであるエナメル質がなくなるからです。
エナメル質の下の中身は象牙質といい、とても細いストローを束ねた構造にとても似ています。

エナメル質がなくなるほど削ると、その束ねたストローをざっくり切断して、表面は顕微鏡で見ればストローの穴だらけとなります。
ここにばい菌が入り込めば、追い出す方法は「ゼロ」となるからです。


>(治療が終わった後、クラウンの中で虫歯菌が繁殖したりしないか心配です。)

ストローの中は追い出されることのない、彼らにとって非常に快適な繁殖地となります。


>だいたい4週間仮歯がない状態でもあまり問題はないのでしょうか?

期間を考える前に、もう一つ問題があります。

相手の歯や隣の歯との隙間が残ったままであれば、全体の噛み合わせは狂います。
かぶせものを外してから5分経つと、全体の噛み合わせが変わり始めるとも言われています。
人間の体は繊細かつ絶妙なバランスで成り立っているからです。

もっとも、そんな細かいことは気にしなければ良いかもしれませんが。
それも人間の順応性です。

また、奥歯は強い力で噛むために根の周りが非常に特殊な構造になっています。
噛むたびに傷がつくので、身体中の組織の中でも、最高のものすごい速度で新陳代謝され修復され続けます。

噛めない状態が続くと、その繊細な構造は働くことができないために、修復する働きは急激に萎縮していきます。
例えれば、寝たきりご老人の体が痩せていくことに似ています。
ご老人はまた動き出せば少し回復します。
しかし、歯の根のその構造は一旦はっきり萎縮してしまうと、もう元に戻りません。

これが自然の素晴らしい仕組みです。
ただ、この自然の生理的事実は目に見えませんから、気にしない人がとても多いのが現状です。

私は専門家として知っている以上、後悔先に立たず、という用心をしたいと考えているだけです。

将来の健康を考えた治療は、自然を壊さないようにすると、手間暇がかかりとても大変です。
どんなに良い治療をしたとしても、決して自然に生まれた歯にはかないません。

それならば、欠点やリスクを最小限に抑え、人工的なダメージをできるだけ避けることが良いのではないかと考えているだけです。

最終的には患者さんの選択です。
気にしないよ、後のことは自分で責任とるよ、と言っていただけるとこちらも楽だからです。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2016-11-30 09:21:32
>●仮歯がない状態でもそちらの歯で普通に食事しても問題ない?
>(ここ1週間、反対側で食事をしている状態なのですが、反対側で噛んでばかりいるので顎が痛いです。)


歯を削った状態のまま放置すると、歯の象牙質唾液にさらされることになります。
象牙質は細い細管構造の集合体なので、その細管の中に細菌が侵入すると10年以上の長い時間をかけてやがて歯の内部の神経が存在する部位、歯髄感染を起こすリスクがあります。

仮歯をかぶせるのは当たり前として、歯の表面をコーティングして唾液が象牙質に触れないようにしたいのですが、保険治療ではそんな高度なことはできません。



>●虫歯リスクは他の歯より高くなる?
>(治療が終わった後、クラウンの中で虫歯菌が繁殖したりしないか心配です。)

高くなるでしょう


>●今通っている歯医者では、治療1回目(クラウンを外す)→治療2回目(型取り)→治療3回目(クラウンをつける)という流れなのですが、型取りした後も仮歯がない状態でも大丈夫なのか?
>(以前別の歯医者で、仮歯はあったけど、ちょっと歯が欠けてやり直した経験があります。)だいたい4週間仮歯がない状態でもあまり問題はないのでしょうか?

よくないですが、保険治療ならあり得ることです

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: syomiさん
返信日時:2016-12-02 22:24:38
さがら先生、タカタ先生回答ありがとうございます。

本日、歯医者型取りに行ってきました。
やっぱり仮歯はしてもらえないようです。

先生に仮歯がなくても大丈夫か?と聞きましたが、1ヶ月とか期間を空けなければ大丈夫という回答でした。



>直ちには健康に被害は出ません。
>細菌が侵入すると10年以上の長い時間をかけてやがて歯の内部の神経が存在する部位、歯髄感染を起こすリスクがあります。

主治医の言う「大丈夫」は、すぐには問題がでないということなのかもしれませんね。

今、私にできるブラッシングをしっかりやっておこうと思います。



タイトル 左下7番のクラウンを保険で再作成、仮歯が無い状態で大丈夫か?
質問者 syomiさん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 仮歯に関する質問・トラブル
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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