銀歯の耐久年数について
相談者:
ぼんどるどさん (26歳:男性)
投稿日時:2017-11-15 22:44:26
銀歯の保ちにかなりの個人差があることが気になったので質問させていただきます。
私は小さい頃に歯磨きが嫌いだったせいでいくつか銀歯があり、6〜8年ほど前に入れたものをここ一年でほとんど取り換えました。
ネットで調べて見るとおよそ銀歯の平均寿命と合致していたので、そんなものかと一応は納得していました。
うちの母親も最近になって奥歯の詰め物が取れたと言って長年お世話になっている歯医者にいったのですが、診察の記録がかなり古く私が生まれたのとほぼ同時期だったようで、取れた部分も虫歯になっておらず接着剤の限界まで26年に渡って機能していたらしいのです。
母親は特に歯磨きに関心はなく人並み程度で、私は過去にしてしまった失敗のせいで今は神経質なくらい歯を磨いているのですが、どうも銀歯の中で虫歯ができてしまいます。
26年とは言わず10年ほどでもいいので長持ちしてもらいたいのですが何かコツなどはありますか?
また、距離と仕事との兼ね合いで私は近所の歯医者に通っているのですが、同じ歯医者に通うべきでしょうか。
私は小さい頃に歯磨きが嫌いだったせいでいくつか銀歯があり、6〜8年ほど前に入れたものをここ一年でほとんど取り換えました。
ネットで調べて見るとおよそ銀歯の平均寿命と合致していたので、そんなものかと一応は納得していました。
うちの母親も最近になって奥歯の詰め物が取れたと言って長年お世話になっている歯医者にいったのですが、診察の記録がかなり古く私が生まれたのとほぼ同時期だったようで、取れた部分も虫歯になっておらず接着剤の限界まで26年に渡って機能していたらしいのです。
母親は特に歯磨きに関心はなく人並み程度で、私は過去にしてしまった失敗のせいで今は神経質なくらい歯を磨いているのですが、どうも銀歯の中で虫歯ができてしまいます。
26年とは言わず10年ほどでもいいので長持ちしてもらいたいのですが何かコツなどはありますか?
また、距離と仕事との兼ね合いで私は近所の歯医者に通っているのですが、同じ歯医者に通うべきでしょうか。
[過去のご相談]
回答1
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2017-11-16 08:10:24
ご相談ありがとうございます。
>26年とは言わず10年ほどでもいいので長持ちしてもらいたいのですが何かコツなどはありますか?
もっと長持ちすることさえ良くありました。
それが良いかどうかはまた別問題です。
一つには、
>個人差がある
とも言えます。
なぜならば、虫歯予防に積極的でないと、銀歯は無事でも銀歯を支えている歯がダメになるからです。
また二つ目には、
>同じ歯医者に通うべきでしょうか。
実は歯科医師によってもその差のほうがとても大きいと言えます。
>取れた部分も虫歯になっておらず…26年に渡って機能
これがその一つも証明です。
あるいはまた、歯科医師の診断と治療開始時の虫歯の程度によっても異なります。
>診察の記録がかなり古く…、
歯科医師の差の一つにカルテの保存があります。
保険規則では、治療終了後に5年過ぎればカルテを廃棄していいことになっています。
つまり、すぐ捨ててしまう歯科医院と、そのかかりつけ医院のように保管しておく医院とで大きく違います。
すぐに捨てたい歯科医師もいれば、大事な患者さんの記録を保管しておいて、責任と自分の治療結果向上の基礎データのためにも、すぐに治療経過を調べる歯科医師との違いもあります。
歯の治療とはデリケートなので情報がとても重要だからです。
この積み重ねも実績と、進歩のための基礎です。
ちなみに、当院では開業当初から全部保存していますから、40年以上前の人も全部理解できています。
>距離と仕事との兼ね合いで私は近所の歯医者に通っているのですが、
患者さんの違いがここにも表れています。
じつは歯の治療とは、もし健康にこだわればとても難しい医療です。
良くすることよりも、治療で逆に悪化してしまうリスクがとても高く、治療が成功しても決してもとどおりには戻せず、失敗すれば取り返しがつきません。
そのため、初めの治療ほど、そしてその後も、1回1回が真剣勝負の大変な治療です。
そういう性質の特別な医療なので、取り返しがつかないことになって後悔するよりも、用心深く、が欠かせません。
そのため遠くても一時的に大変でも健康優先で慎重な人と、あまり気にしないで手近な、何かのついでに済ませてしまおうという人と、別れるからです。
>26年とは言わず10年ほどでもいいので長持ちしてもらいたいのですが何かコツなどはありますか?
もっと長持ちすることさえ良くありました。
それが良いかどうかはまた別問題です。
一つには、
>個人差がある
とも言えます。
なぜならば、虫歯予防に積極的でないと、銀歯は無事でも銀歯を支えている歯がダメになるからです。
また二つ目には、
>同じ歯医者に通うべきでしょうか。
実は歯科医師によってもその差のほうがとても大きいと言えます。
>取れた部分も虫歯になっておらず…26年に渡って機能
これがその一つも証明です。
あるいはまた、歯科医師の診断と治療開始時の虫歯の程度によっても異なります。
>診察の記録がかなり古く…、
歯科医師の差の一つにカルテの保存があります。
保険規則では、治療終了後に5年過ぎればカルテを廃棄していいことになっています。
つまり、すぐ捨ててしまう歯科医院と、そのかかりつけ医院のように保管しておく医院とで大きく違います。
すぐに捨てたい歯科医師もいれば、大事な患者さんの記録を保管しておいて、責任と自分の治療結果向上の基礎データのためにも、すぐに治療経過を調べる歯科医師との違いもあります。
歯の治療とはデリケートなので情報がとても重要だからです。
この積み重ねも実績と、進歩のための基礎です。
ちなみに、当院では開業当初から全部保存していますから、40年以上前の人も全部理解できています。
>距離と仕事との兼ね合いで私は近所の歯医者に通っているのですが、
患者さんの違いがここにも表れています。
じつは歯の治療とは、もし健康にこだわればとても難しい医療です。
良くすることよりも、治療で逆に悪化してしまうリスクがとても高く、治療が成功しても決してもとどおりには戻せず、失敗すれば取り返しがつきません。
そのため、初めの治療ほど、そしてその後も、1回1回が真剣勝負の大変な治療です。
そういう性質の特別な医療なので、取り返しがつかないことになって後悔するよりも、用心深く、が欠かせません。
そのため遠くても一時的に大変でも健康優先で慎重な人と、あまり気にしないで手近な、何かのついでに済ませてしまおうという人と、別れるからです。
相談者からの返信
タイトル | 銀歯の耐久年数について |
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質問者 | ぼんどるどさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 26歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 保険のクラウン(奥歯:銀歯) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。