歯磨き時の出血は出し切ってくださいと言われた。その意味とは
相談者：
もんたったさん (39歳：男性)
投稿日時：2018-04-06 08:57:29
歯磨き指導の時に「歯磨き時の出血は、一緒に悪い物を出してくれるので出し切ってください」と言われました。
ふと疑問に思ったので質問です。
@出し切るという事は、ずっと磨いていれば止まるのですか？
どうやって出し切ればいいですか？
A一緒に悪い物が出る、というのは何が出てくるのですか？
B歯茎を切ってしまった時の出血と、違いはあるのですか？
よろしくお願いします。
ふと疑問に思ったので質問です。
@出し切るという事は、ずっと磨いていれば止まるのですか？
どうやって出し切ればいいですか？
A一緒に悪い物が出る、というのは何が出てくるのですか？
B歯茎を切ってしまった時の出血と、違いはあるのですか？
よろしくお願いします。
[過去のご相談]
回答1
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時：2018-04-06 09:29:56
りょりょりょさん、こんにちは
確かに衛生士さんによっては「歯周病の時に出る血は悪い血だからどんどん出してください」という子供だましのような説明をされる方もいらっしゃいますね。
ある程度医学的な知識にある方には非常にわかりにくいと思います。
また出血性素因（白血病や血友病など）がある方にそのようなことを言ったら止血しなくなり大変なことになる可能性があります。
＞@出し切るという事は、ずっと磨いていれば止まるのですか？
＞どうやって出し切ればいいですか？
通常健康な歯肉であればブラッシング時には出血は起こりません。
ブラッシング時出血するということは歯肉に炎症が起きている状態です。
そして炎症の原因というのは細菌（プラーク）です。
ブラッシングによってプラークを除去し炎症が静まれば自然と出血は治まってくるということです。
＞A一緒に悪い物が出る、というのは何が出てくるのですか？
特に悪いものというわけではありません。
血液によいもの悪いものという区別があるわけではありません。
説明上の一つの例えととらえていただいて結構です。
＞B歯茎を切ってしまった時の出血と、違いはあるのですか？
基本的に出る血液に違いはありません。
ただ、基本的にはブラッシングという日常的な刺激によって出血をするというのは異常な状態だと考えられます、
一方歯肉を切って出血する場合は明らかに日常的な刺激ではなくもっと強い力（刺激）になります。
そのような外力によって出血することは当然といえば当然です。
その辺の違いがあるとご理解していただいてよいと思います。
参考になれば幸いです。
確かに衛生士さんによっては「歯周病の時に出る血は悪い血だからどんどん出してください」という子供だましのような説明をされる方もいらっしゃいますね。
ある程度医学的な知識にある方には非常にわかりにくいと思います。
また出血性素因（白血病や血友病など）がある方にそのようなことを言ったら止血しなくなり大変なことになる可能性があります。
＞@出し切るという事は、ずっと磨いていれば止まるのですか？
＞どうやって出し切ればいいですか？
通常健康な歯肉であればブラッシング時には出血は起こりません。
ブラッシング時出血するということは歯肉に炎症が起きている状態です。
そして炎症の原因というのは細菌（プラーク）です。
ブラッシングによってプラークを除去し炎症が静まれば自然と出血は治まってくるということです。
＞A一緒に悪い物が出る、というのは何が出てくるのですか？
特に悪いものというわけではありません。
血液によいもの悪いものという区別があるわけではありません。
説明上の一つの例えととらえていただいて結構です。
＞B歯茎を切ってしまった時の出血と、違いはあるのですか？
基本的に出る血液に違いはありません。
ただ、基本的にはブラッシングという日常的な刺激によって出血をするというのは異常な状態だと考えられます、
一方歯肉を切って出血する場合は明らかに日常的な刺激ではなくもっと強い力（刺激）になります。
そのような外力によって出血することは当然といえば当然です。
その辺の違いがあるとご理解していただいてよいと思います。
参考になれば幸いです。
| タイトル | 歯磨き時の出血は出し切ってくださいと言われた。その意味とは |
|---|---|
| 質問者 | もんたったさん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 39歳 |
| 性別 | 男性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
歯茎(歯ぐき)からの出血 歯磨きに関する疑問 |
| 回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
