歯根の奥の膿は抜歯すれば全て取り除けますか?
相談者:
ふさちゃんさん (35歳:女性)
投稿日時:2019-11-26 08:56:13
昔、神経を抜いた歯の根の先に膿の袋があり、根幹治療か抜歯か迷っています。
根幹治療で膿は全て取り除けますか?
少しでも体内に残ってしまうようなら、その膿のウイルスが体全体に悪さをすると聞いたので(ガンの原因になるなど)抜歯をしたほうが安心かと思うのですが、抜歯をすれば、膿は全て取り除けますか?
また根幹治療は、上手な先生にお願いしないと難しいですか?
教えてください。
よろしくお願い致します。
根幹治療で膿は全て取り除けますか?
少しでも体内に残ってしまうようなら、その膿のウイルスが体全体に悪さをすると聞いたので(ガンの原因になるなど)抜歯をしたほうが安心かと思うのですが、抜歯をすれば、膿は全て取り除けますか?
また根幹治療は、上手な先生にお願いしないと難しいですか?
教えてください。
よろしくお願い致します。
[過去のご相談]
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2019-11-26 09:24:03
そうですね…
>根幹治療で膿は全て取り除けますか?
どのようなイメージでいらっしゃるのかわからないのですが…。
根管治療で「すべての細菌を除去できるか?」と言われれば「No」だと思います。
ただ「臨床的に問題が出ないレベルまで制菌すること」は可能だと思います。
(ご自身の抵抗力次第で菌を抑制できると言う意味です)
>少しでも体内に残ってしまうようなら、その膿のウイルスが体全体に悪さをすると聞いたので(ガンの原因になるなど)
すみません。
僕は聞いたことがありません。
(都市伝説では?)
>抜歯をしたほうが安心かと思うのですが、抜歯をすれば、膿は全て取り除けますか?
抜歯も根管治療と同じで「臨床的に問題が出ないレベルまで制菌すること」は可能だと思いますが「ゼロにすることはできない」ように思います。
>また根幹治療は、上手な先生にお願いしないと難しいですか?
やはり、専門医とそうでない歯科医では差があるように思います。
参考まで。
>根幹治療で膿は全て取り除けますか?
どのようなイメージでいらっしゃるのかわからないのですが…。
根管治療で「すべての細菌を除去できるか?」と言われれば「No」だと思います。
ただ「臨床的に問題が出ないレベルまで制菌すること」は可能だと思います。
(ご自身の抵抗力次第で菌を抑制できると言う意味です)
>少しでも体内に残ってしまうようなら、その膿のウイルスが体全体に悪さをすると聞いたので(ガンの原因になるなど)
すみません。
僕は聞いたことがありません。
(都市伝説では?)
>抜歯をしたほうが安心かと思うのですが、抜歯をすれば、膿は全て取り除けますか?
抜歯も根管治療と同じで「臨床的に問題が出ないレベルまで制菌すること」は可能だと思いますが「ゼロにすることはできない」ように思います。
>また根幹治療は、上手な先生にお願いしないと難しいですか?
やはり、専門医とそうでない歯科医では差があるように思います。
参考まで。
回答2
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2019-11-26 11:25:21
>少しでも体内に残ってしまうようなら、その膿のウイルスが体全体に悪さをすると聞いたので(ガンの原因になるなど)
どこからの情報でしょうかね!?
私も聞いたことないですね。
根尖病変(膿)は菌由来でウイルスではありません。
後、根尖病変が原因の癌で死んだなど聞いたことありませんのでガセ情報だと思います。
>抜歯をしたほうが安心かと思うのですが抜歯をすれば、膿は全て取り除けますか?
根尖病変は歯の中の細菌感染が原因で膿は出てきます。
膿は生体の免疫応答で体を守ってくれた主に白血球の死骸です。
原因となる歯を抜いてしまえば、そこで細菌感染は無くなりますから膿の生産は無くなります。
抜歯後に掻爬(ソウハ)だけしっかりやってもらえば大丈夫かと思いますよ。
>また根幹治療は、上手な先生にお願いしないと難しいですか?
歯科治療全般に言えることですが、何の治療も上手な先生の方がいいと思います。
歯を残したければ櫻井先生がおっしゃるように歯内療法専門医などを探された方が残る確率が少し上がるかと思います。
根管治療と抜歯で膿の無くなる確率を比べれば、抜歯の方が膿が出なくなる確率は高くはなりますが、そこに歯は無くなってしまいます。
色々ネットの情報を検索するより、残したければ専門医に相談してもらうのがベターかと思いますよ。
おだいじに
どこからの情報でしょうかね!?
私も聞いたことないですね。
根尖病変(膿)は菌由来でウイルスではありません。
後、根尖病変が原因の癌で死んだなど聞いたことありませんのでガセ情報だと思います。
>抜歯をしたほうが安心かと思うのですが抜歯をすれば、膿は全て取り除けますか?
根尖病変は歯の中の細菌感染が原因で膿は出てきます。
膿は生体の免疫応答で体を守ってくれた主に白血球の死骸です。
原因となる歯を抜いてしまえば、そこで細菌感染は無くなりますから膿の生産は無くなります。
抜歯後に掻爬(ソウハ)だけしっかりやってもらえば大丈夫かと思いますよ。
>また根幹治療は、上手な先生にお願いしないと難しいですか?
歯科治療全般に言えることですが、何の治療も上手な先生の方がいいと思います。
歯を残したければ櫻井先生がおっしゃるように歯内療法専門医などを探された方が残る確率が少し上がるかと思います。
根管治療と抜歯で膿の無くなる確率を比べれば、抜歯の方が膿が出なくなる確率は高くはなりますが、そこに歯は無くなってしまいます。
色々ネットの情報を検索するより、残したければ専門医に相談してもらうのがベターかと思いますよ。
おだいじに
回答3
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2019-11-26 12:20:23
根の奥に膿がたまる。
膿とはなんでしょうか?
歯の中に居る細菌(ウイルスではありません)が、根の先端から体内に入っていき、そこで白血球と出会います。
白血球は侵入してきた細菌を必死で喰います。
その結果、白血球は死んでしまいます。
自分の命と引き換えに細菌をやっつけるわけです。
その死体が膿 になります。
つまり、膿は、細菌と白血球の戦いの結果であり、それが直接ガンにつながったりするようなものと考えるのはすこし飛躍しています。
根の治療がうまくいけば普通に引いていきます(ニキビが治るのと同じようなものです)。
うまく治らないようなら抜歯も考えなければいけませんが、大切な歯ですから一度は根の治療をトライするのがいいと思います
膿とはなんでしょうか?
歯の中に居る細菌(ウイルスではありません)が、根の先端から体内に入っていき、そこで白血球と出会います。
白血球は侵入してきた細菌を必死で喰います。
その結果、白血球は死んでしまいます。
自分の命と引き換えに細菌をやっつけるわけです。
その死体が膿 になります。
つまり、膿は、細菌と白血球の戦いの結果であり、それが直接ガンにつながったりするようなものと考えるのはすこし飛躍しています。
根の治療がうまくいけば普通に引いていきます(ニキビが治るのと同じようなものです)。
うまく治らないようなら抜歯も考えなければいけませんが、大切な歯ですから一度は根の治療をトライするのがいいと思います
回答4
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2019-11-26 20:46:07
> 少しでも体内に残ってしまうようなら、その膿のウイルスが体全体に悪さをすると聞いたので(ガンの原因になるなど)
ガンの原因にはならないと思います。
ただ掌蹠膿疱症の患者さんが、根管治療の結果症状が良くなったという報告はあると思います。
いわゆる歯性病巣感染という考え方です。
ガンの原因にはならないと思います。
ただ掌蹠膿疱症の患者さんが、根管治療の結果症状が良くなったという報告はあると思います。
いわゆる歯性病巣感染という考え方です。
相談者からの返信
相談者:
ふさちゃんさん
返信日時:2019-11-27 10:47:08
櫻井先生、井野先生、高田先生、柴田先生
このたびは、私の質問に丁寧にご回答してくださって、どうもありがとうございました。
少し理解できました。
再度、質問して申し訳ないのですが、
★根の先にたまった膿の袋が、体内に悪さをするのでは、ということがとても不安になっています。
1、根幹治療をすれば、体内にばい菌が入ることを防げますか?
2、今の時点で膿は体内に悪さをしているのですか?
血液に乗ってばい菌が流れているのですか?
3、根幹治療の専門医を探すと、料金が自費で高いのですが、専門医に自費で治療をお願いしたほうがいいのか、保険適応でも良いのか、どれくらい差があるものなのでしょうか?
とても悩んでいます。
よろしくお願いいたします。
何度も申し訳ありません。
このたびは、私の質問に丁寧にご回答してくださって、どうもありがとうございました。
少し理解できました。
再度、質問して申し訳ないのですが、
★根の先にたまった膿の袋が、体内に悪さをするのでは、ということがとても不安になっています。
1、根幹治療をすれば、体内にばい菌が入ることを防げますか?
2、今の時点で膿は体内に悪さをしているのですか?
血液に乗ってばい菌が流れているのですか?
3、根幹治療の専門医を探すと、料金が自費で高いのですが、専門医に自費で治療をお願いしたほうがいいのか、保険適応でも良いのか、どれくらい差があるものなのでしょうか?
とても悩んでいます。
よろしくお願いいたします。
何度も申し訳ありません。
回答5
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-11-27 12:42:35
こんにちは。
根管治療はとても難しいケースが多々ありますから、上手く行っていない場合はとても高いですが、根管治療だけで経営されている歯内療法専門医にて行ってもらうことをお勧めしたいと思います。
保険の根管治療でも、生涯問題ない方は多数おられそちらのほうが大多数だと認識していますし、保険の根管治療を一生懸命行ってくれている歯科医も大勢おられますが、どの歯科医が行っても難しいケースというものもあります。
そういう場合は、自費の歯内療法だけされている歯科医に、高額でも治療を依頼されるとよいのではないかと思います。
保険治療の根管治療もおこなっており、同じ歯科医が自費の根管治療も行っているという場合は、混合診療になるのではないかと思いますし、一体何が違うのか?という道義的な疑問も生じますよね。
ですから普通の感覚では、よりよい治療をご希望されるならばかなり高額な自費の根管治療だけおこなって経営されている歯内療法専門医を選択されることになるだろうと思います。
そしてそういう歯科医院が、少しずつ増えてきているのだろうと思います。(特に東京)
1、根幹治療をすれば、体内にばい菌が入ることを防げますか?
ばい菌というか細菌でしょうか?通常、細菌は異物ですから体内に入れば(例えば傷になったなどで)免疫で排除されます。
そして組織は自己治癒力があるので、それによって感染ルートを遮断するために傷を塞ぎます。
感染根管や感染した歯質が体内に存在する状態というのは、傷を塞ぎたくても塞ぎ切れないで、持続的に細菌と戦っている状態になるために、体内の免疫系の一部が異常に亢進してしまうことになる場合があります。
それが一部の掌蹠膿疱症や、リウマチ患者さんなどにみられる状態ということになります。
体は外界から入ってくる異物に対して様々な防御反応を示しますが、大抵の場合は全身的な問題につながらず局所的な反応でとどめることに成功します。
痛みがあったり炎症が広がっていくようでしたら、局所の防御反応で防ぎ切れなくなっていることが考えられますから、問題の歯を治療するかまたは抜歯する必要が生じます。
どういう状態なのか?については、歯科医にしっかり診断してもらう必要があるでしょう。
>2、今の時点で膿は体内に悪さをしているのですか?
>血液に乗ってばい菌が流れているのですか?
>昔、神経を抜いた歯の根の先に膿の袋があり、根幹治療か抜歯か迷っています。
とありますが、診察した歯科医はどういっているのでしょうか?
根管治療が可能だということであれば、普通は再根管治療を行ってもらうのではないかと思います。
抜歯が第一選択に上がるのは、社会的に歯がないほうが手間がかからず全身状態が安定するような、ほとんど寝たきりになられてお口を使うことがなくなられた病状が重篤な方ではないかと思います。
病棟などでは医科から抜歯検討依頼が来ることがあり、病室では十分な再根管治療が困難なので、再根管治療をあきらめ抜歯することがあると思います。
ふさちゃんさんは、一体どういう状態の歯になっているのでしょう?
診察した歯科医が再根管治療できないと言うならば、専門医にてセカンドオピニオンを受けることをお勧めします。
ネットでご相談できるお身体の状態なのですから、全身的な問題に至っていないのではないかとご相談内容から想像しています。
歯を失うと欠損修復が必要になることが多いですから、抜歯後放置ではなく抜歯後に欠損補綴治療が始まります。
補綴になればよい材料を使えば根管治療よりどんどん高くなりますし、前後の歯を削る必要が生じたりしますから、前後の歯の寿命にも関わってきます。
結局1本の歯を失うことはトータルで高くつくことになりますから、できるだけ歯を残して機能させられるならば、機能させることを考えるのが一般的かと思います。
根管治療はとても難しいケースが多々ありますから、上手く行っていない場合はとても高いですが、根管治療だけで経営されている歯内療法専門医にて行ってもらうことをお勧めしたいと思います。
保険の根管治療でも、生涯問題ない方は多数おられそちらのほうが大多数だと認識していますし、保険の根管治療を一生懸命行ってくれている歯科医も大勢おられますが、どの歯科医が行っても難しいケースというものもあります。
そういう場合は、自費の歯内療法だけされている歯科医に、高額でも治療を依頼されるとよいのではないかと思います。
保険治療の根管治療もおこなっており、同じ歯科医が自費の根管治療も行っているという場合は、混合診療になるのではないかと思いますし、一体何が違うのか?という道義的な疑問も生じますよね。
ですから普通の感覚では、よりよい治療をご希望されるならばかなり高額な自費の根管治療だけおこなって経営されている歯内療法専門医を選択されることになるだろうと思います。
そしてそういう歯科医院が、少しずつ増えてきているのだろうと思います。(特に東京)
1、根幹治療をすれば、体内にばい菌が入ることを防げますか?
ばい菌というか細菌でしょうか?通常、細菌は異物ですから体内に入れば(例えば傷になったなどで)免疫で排除されます。
そして組織は自己治癒力があるので、それによって感染ルートを遮断するために傷を塞ぎます。
感染根管や感染した歯質が体内に存在する状態というのは、傷を塞ぎたくても塞ぎ切れないで、持続的に細菌と戦っている状態になるために、体内の免疫系の一部が異常に亢進してしまうことになる場合があります。
それが一部の掌蹠膿疱症や、リウマチ患者さんなどにみられる状態ということになります。
体は外界から入ってくる異物に対して様々な防御反応を示しますが、大抵の場合は全身的な問題につながらず局所的な反応でとどめることに成功します。
痛みがあったり炎症が広がっていくようでしたら、局所の防御反応で防ぎ切れなくなっていることが考えられますから、問題の歯を治療するかまたは抜歯する必要が生じます。
どういう状態なのか?については、歯科医にしっかり診断してもらう必要があるでしょう。
>2、今の時点で膿は体内に悪さをしているのですか?
>血液に乗ってばい菌が流れているのですか?
>昔、神経を抜いた歯の根の先に膿の袋があり、根幹治療か抜歯か迷っています。
とありますが、診察した歯科医はどういっているのでしょうか?
根管治療が可能だということであれば、普通は再根管治療を行ってもらうのではないかと思います。
抜歯が第一選択に上がるのは、社会的に歯がないほうが手間がかからず全身状態が安定するような、ほとんど寝たきりになられてお口を使うことがなくなられた病状が重篤な方ではないかと思います。
病棟などでは医科から抜歯検討依頼が来ることがあり、病室では十分な再根管治療が困難なので、再根管治療をあきらめ抜歯することがあると思います。
ふさちゃんさんは、一体どういう状態の歯になっているのでしょう?
診察した歯科医が再根管治療できないと言うならば、専門医にてセカンドオピニオンを受けることをお勧めします。
ネットでご相談できるお身体の状態なのですから、全身的な問題に至っていないのではないかとご相談内容から想像しています。
歯を失うと欠損修復が必要になることが多いですから、抜歯後放置ではなく抜歯後に欠損補綴治療が始まります。
補綴になればよい材料を使えば根管治療よりどんどん高くなりますし、前後の歯を削る必要が生じたりしますから、前後の歯の寿命にも関わってきます。
結局1本の歯を失うことはトータルで高くつくことになりますから、できるだけ歯を残して機能させられるならば、機能させることを考えるのが一般的かと思います。
相談者からの返信
相談者:
ふさちゃんさん
返信日時:2019-11-27 13:20:22
船橋先生(ふなちゃん先生)
お忙しい中、私の質問にものすごく丁寧に親切にいろいろ教えてくださいまして、深く感謝しております。
どうもありがとうございました。
今までモヤモヤして不安だったことなどが、知識を得て、少しずつクリアになりつつあります。
抜歯したほうがラクかと思っていたのですが、私は体も元気ですしまずは根幹治療をスタートさせる決心がつきました。
船橋先生のアドバイスがとても役立ちました。
まず、保険治療の歯科(今通ってるところ)で相談した後、難しい症例なら自費診療の専門医にお願いしようと思います。
根幹治療が必要な歯がたぶん3本あるので、心が折れそうになりますが、地道に頑張りたいと思います。
膿の袋が体に悪さをするのでは、と不安で仕方なかったのですが、このことも詳しく教えてもらえて少し安心できました。
もうすぐ私は40歳になりますが、今まで歯を雑に扱って生きてきてしまい、非常に後悔しています。
こんなに大変なことになるなら、もっと歯を大事に生きるべきでした。
これからは、歯を大事にしていきたいです。
本当にどうもありがとうございました。
お忙しい中、私の質問にものすごく丁寧に親切にいろいろ教えてくださいまして、深く感謝しております。
どうもありがとうございました。
今までモヤモヤして不安だったことなどが、知識を得て、少しずつクリアになりつつあります。
抜歯したほうがラクかと思っていたのですが、私は体も元気ですしまずは根幹治療をスタートさせる決心がつきました。
船橋先生のアドバイスがとても役立ちました。
まず、保険治療の歯科(今通ってるところ)で相談した後、難しい症例なら自費診療の専門医にお願いしようと思います。
根幹治療が必要な歯がたぶん3本あるので、心が折れそうになりますが、地道に頑張りたいと思います。
膿の袋が体に悪さをするのでは、と不安で仕方なかったのですが、このことも詳しく教えてもらえて少し安心できました。
もうすぐ私は40歳になりますが、今まで歯を雑に扱って生きてきてしまい、非常に後悔しています。
こんなに大変なことになるなら、もっと歯を大事に生きるべきでした。
これからは、歯を大事にしていきたいです。
本当にどうもありがとうございました。
回答6
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2019-11-27 13:32:12
どこの部位の歯なんでしょう?
精密な根管治療をお望みなら、マイクロCTで診て下さる専門家の先生が良い、と思います。
膿が溜まってる、とのことですが、お痛みとか違和感とか何かあるのでしょうか?
歯を残して、病巣だけを外科的に取ると言う方法もありますよ。
その手術も、やはり根管治療の専門医に頼られた方が良い、と思います。
どうしてもそれも難しい、と言う場合には、抜歯再植と言うやり方もあります。
歯を残す手立てとしては、ここまでがあります。
膿に関しては、生体の免疫力と菌とのバランスで、私自身の経験ですが、それまで何ともなかった歯が、その患者さんが問題の大きい病気が発覚して、根尖病巣が出て来た、と言うことがありました。
私は、免疫力が落ちたからではないか?と思いました。
心配し過ぎかも知れませんが、お身体の方もお気を付けて下さい。
精密な根管治療をお望みなら、マイクロCTで診て下さる専門家の先生が良い、と思います。
膿が溜まってる、とのことですが、お痛みとか違和感とか何かあるのでしょうか?
歯を残して、病巣だけを外科的に取ると言う方法もありますよ。
その手術も、やはり根管治療の専門医に頼られた方が良い、と思います。
どうしてもそれも難しい、と言う場合には、抜歯再植と言うやり方もあります。
歯を残す手立てとしては、ここまでがあります。
膿に関しては、生体の免疫力と菌とのバランスで、私自身の経験ですが、それまで何ともなかった歯が、その患者さんが問題の大きい病気が発覚して、根尖病巣が出て来た、と言うことがありました。
私は、免疫力が落ちたからではないか?と思いました。
心配し過ぎかも知れませんが、お身体の方もお気を付けて下さい。
相談者からの返信
相談者:
ふさちゃんさん
返信日時:2019-11-27 14:40:17
松元先生
丁寧に教えてくださって、どうもありがとうございました。
問題の歯は、右の上と下の奥から2番目の歯です。(親知らずは抜歯しています)
痛みや違和感はほとんどありません。
しかし、時々少しだけ痛みがあることがあります。
20年前に神経を取っている歯です。
金額さえクリアできれば、専門医を最初に考えていますが、まず保険適応の歯科でお願いして、不都合が生じたら、専門医に切り替える、という方法はどうでしょうか?
膿が体に悪さをしないかは、本当に不安で早く取りたいと思っていますが、膿が体に害を与えていたらサインなどありますか?
骨髄炎や膿瘍形成など調べたら出てきましたが、これらは症状が出ますか?
教えてくださると、ありがたいです。
丁寧に教えてくださって、どうもありがとうございました。
問題の歯は、右の上と下の奥から2番目の歯です。(親知らずは抜歯しています)
痛みや違和感はほとんどありません。
しかし、時々少しだけ痛みがあることがあります。
20年前に神経を取っている歯です。
金額さえクリアできれば、専門医を最初に考えていますが、まず保険適応の歯科でお願いして、不都合が生じたら、専門医に切り替える、という方法はどうでしょうか?
膿が体に悪さをしないかは、本当に不安で早く取りたいと思っていますが、膿が体に害を与えていたらサインなどありますか?
骨髄炎や膿瘍形成など調べたら出てきましたが、これらは症状が出ますか?
教えてくださると、ありがたいです。
回答7
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2019-11-27 17:42:25
基本的に歯の治療は治療の度に難易度が増します。
また根の治療できる回数は決まっており、次が最後の治療チャンスかもしれません。
つまりもし残せる確率が高い方法で治療となれば、最初から専門医の歯科医院で相談された方がいいとは思います。
患者さんはどの状態でも同じ治療と思われがちですが、根の治療の多くは前の先生の行った治療のフォロー、リカバリーからとなりますので、条件が悪くなり過ぎていると、抜歯1択となることもあります。
ただ、歯内療法だけを行う専門医は自費専門の歯科医院が多い為、治療費は保険治療の10倍以上(保険窓口負担の30倍以上)がかかってきますので、治療する前に一度費用面などはしっかり聞いた方がいいと思います。
>膿が体に悪さをしないかは、本当に不安で早く取りたいと思っていますが、膿が体に害を与えていたらサインなどありますか?
健常者であればそうそう問題になることはありません。
睡眠時間だけ確保して、ストレスがなるべくかからないように生活しておけばいいと思います。
>骨髄炎や膿瘍形成など調べたら出てきましたが、これらは症状が出ますか?
ネットで調べても治る訳ではないので、心配であれば早目に医療機関にかかった方がいいと思いますよ。
もうじき年末ですし、医療機関も混む時期になるので注意してください。
おだいじに
また根の治療できる回数は決まっており、次が最後の治療チャンスかもしれません。
つまりもし残せる確率が高い方法で治療となれば、最初から専門医の歯科医院で相談された方がいいとは思います。
患者さんはどの状態でも同じ治療と思われがちですが、根の治療の多くは前の先生の行った治療のフォロー、リカバリーからとなりますので、条件が悪くなり過ぎていると、抜歯1択となることもあります。
ただ、歯内療法だけを行う専門医は自費専門の歯科医院が多い為、治療費は保険治療の10倍以上(保険窓口負担の30倍以上)がかかってきますので、治療する前に一度費用面などはしっかり聞いた方がいいと思います。
>膿が体に悪さをしないかは、本当に不安で早く取りたいと思っていますが、膿が体に害を与えていたらサインなどありますか?
健常者であればそうそう問題になることはありません。
睡眠時間だけ確保して、ストレスがなるべくかからないように生活しておけばいいと思います。
>骨髄炎や膿瘍形成など調べたら出てきましたが、これらは症状が出ますか?
ネットで調べても治る訳ではないので、心配であれば早目に医療機関にかかった方がいいと思いますよ。
もうじき年末ですし、医療機関も混む時期になるので注意してください。
おだいじに
相談者からの返信
相談者:
ふさちゃんさん
返信日時:2019-11-27 17:57:27
井野先生
お忙しい中、私の質問をじっくり読んでくださって、さらに丁寧に詳しく専門的な知識を教えてくださいまして、本当にどうもありがとうございました。
費用面で気になって、最初は保険治療からと思っていたのですが、先生の貴重なお話を聞けて本当によかったです。
最初から専門医にかかることのほうが歯を残せると知り、教えてくださって感謝しております。
全身の影響などについても教えてくださってありがとうございました。
睡眠とストレスに気をつけて生活したいと思います。
何より、よさそうな専門医をはやくみつけて受診したいと思います。
年末に向けて混みそうですね。
早めに動きたいです。
どうもありがとうございました。
お忙しい中、私の質問をじっくり読んでくださって、さらに丁寧に詳しく専門的な知識を教えてくださいまして、本当にどうもありがとうございました。
費用面で気になって、最初は保険治療からと思っていたのですが、先生の貴重なお話を聞けて本当によかったです。
最初から専門医にかかることのほうが歯を残せると知り、教えてくださって感謝しております。
全身の影響などについても教えてくださってありがとうございました。
睡眠とストレスに気をつけて生活したいと思います。
何より、よさそうな専門医をはやくみつけて受診したいと思います。
年末に向けて混みそうですね。
早めに動きたいです。
どうもありがとうございました。
タイトル | 歯根の奥の膿は抜歯すれば全て取り除けますか? |
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質問者 | ふさちゃんさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 35歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 根管治療その他 根の病気(根尖病変・根尖病巣) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。