右上6番、根管治療でラバーダムをしているが水や薬液が喉に流れる
相談者:
ようよさん (36歳:女性)
投稿日時:2022-01-22 01:04:22
右上6番の根管治療中です。
膿がたまり骨が溶けていると言われました。
いつくか転院を繰り返し、今は根管治療専門の歯科医院に通っているのですが疑問点があります。
ラバーダム防湿をいつもしてもらうのですが、歯とラバーダムに隙間があるため、水や薬液が喉に流れてきます。
そのことをその都度伝えると、毎回バキュームで吸ってもらえるのですが、これって普通のことですか?
調べると隔壁をつくる場合もあるとのことですが、されたことはありません。
毎回、ビクビクしながら治療は進み、前回根充をして仮歯をつけて様子を見ているところです。
ただ、まだ痛むことがあるのですが、ラバーダム防湿が完全ではなかったため失敗したのでしょうか?
膿がたまり骨が溶けていると言われました。
いつくか転院を繰り返し、今は根管治療専門の歯科医院に通っているのですが疑問点があります。
ラバーダム防湿をいつもしてもらうのですが、歯とラバーダムに隙間があるため、水や薬液が喉に流れてきます。
そのことをその都度伝えると、毎回バキュームで吸ってもらえるのですが、これって普通のことですか?
調べると隔壁をつくる場合もあるとのことですが、されたことはありません。
毎回、ビクビクしながら治療は進み、前回根充をして仮歯をつけて様子を見ているところです。
ただ、まだ痛むことがあるのですが、ラバーダム防湿が完全ではなかったため失敗したのでしょうか?
[過去のご相談]
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2022-01-22 09:42:09
おはようございます。
ラバーダムシートからの液漏れですね。
>都度伝えると毎回バキュームで吸ってもらえるのですがこれって普通のことですか?
隙間をシリコン等で封鎖すれば防ぐことは可能ですが。
>ただ、まだ痛むことがあるのですが、ラバーダム防湿が完全ではなかったため失敗したのでしょうか?
個人的には根管治療の手技そのものの問題のように思います。
ラバーダムシートからの液漏れですね。
>都度伝えると毎回バキュームで吸ってもらえるのですがこれって普通のことですか?
隙間をシリコン等で封鎖すれば防ぐことは可能ですが。
>ただ、まだ痛むことがあるのですが、ラバーダム防湿が完全ではなかったため失敗したのでしょうか?
個人的には根管治療の手技そのものの問題のように思います。
回答2
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2022-01-22 12:46:16
ようよさん、こんにちは。
>調べると隔壁をつくる場合もあるとのことですが、されたことはありません。
隔壁であれば最初に手をつける時に作ってることが多いと思います。
毎回のものではありませんし、歯質の状態によっては必要ないこともあると思います。
また、隔壁とは別に、隙間ができるようであればセメントやシーラーなどで封鎖する方法があります。
>まだ痛むことがあるのですが、ラバーダム防湿が完全ではなかったため失敗したのでしょうか?
根管治療の長期予後には、ラバーダムが正確に行えていることが望ましいと思います。
しかし治療中、直後の痛みということであれば、別の問題ではないかと想像します。
>調べると隔壁をつくる場合もあるとのことですが、されたことはありません。
隔壁であれば最初に手をつける時に作ってることが多いと思います。
毎回のものではありませんし、歯質の状態によっては必要ないこともあると思います。
また、隔壁とは別に、隙間ができるようであればセメントやシーラーなどで封鎖する方法があります。
>まだ痛むことがあるのですが、ラバーダム防湿が完全ではなかったため失敗したのでしょうか?
根管治療の長期予後には、ラバーダムが正確に行えていることが望ましいと思います。
しかし治療中、直後の痛みということであれば、別の問題ではないかと想像します。
回答3
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2022-01-22 20:06:35
こんにちは、
>ラバーダム防湿をいつもしてもらうのですが、歯とラバーダムに隙間があるため水や薬液が喉に流れてきます。
そういったことがないようにすることも、ラバーダムの目的の1つではあります。
ただ、正確にラバーダムが張れていないとこのようなこともたまに起こりますが、ブロックアウトなど一手間を加えればある程度回避出来る問題だと思います。
この辺りは医療事故にも繋がる因子なので、漏れはないことが理想です。
>調べると隔壁をつくる場合もあるとのことですが、されたことはありません。
感染根管治療などやり直しの治療の場合、基本的にラバーダムを生かすには隔壁は必須の処置だと思います。
『ラバーダム』は治療中の感染予防
【隔壁】は治療と治療の間の期間の感染予防
つまり感染予防をする意味としては、2つを併用しないとラバーダムはそれほど効果を出せません。
ただ、隔壁もラバーダム同様に保険治療では費用が頂けずに、歯科医院側のサービスで行う処置なので、なくても仕方がない部分があると思います。
過去の質問に
>隔壁は自費の治療なのでしょうか?
とありますが、隔壁だけ自費治療で行うのは保険のルール上出来ないことになっており。
ラバーダム・隔壁を自費治療でお願いしようとすると、根管治療+土台+仮歯+かぶせ物 全て自費治療での治療を行わないといけないというのが今の解釈です。
*この解釈は時代ごとに異なるとのことです。
>ただ、まだ痛むことがあるのですが、ラバーダム防湿が完全ではなかったため失敗したのでしょうか?
これはあまり関係ないと思います。
ラバーダムは成功の為の一因子に過ぎず、ラバーダムをすれば成功するとはなりません。
国内の根管治療の9割近くはラバーダムなしで行われている現状がありますが、治る歯はラバーダムなしでも治ります。
痛みのあった歯などは、痛みが引くにも時間がかかることがありますので、根管充填までおこなったのであればかかりつけの先生に経過観察してもらった方がいいと思います。
おだいじに
>ラバーダム防湿をいつもしてもらうのですが、歯とラバーダムに隙間があるため水や薬液が喉に流れてきます。
そういったことがないようにすることも、ラバーダムの目的の1つではあります。
ただ、正確にラバーダムが張れていないとこのようなこともたまに起こりますが、ブロックアウトなど一手間を加えればある程度回避出来る問題だと思います。
この辺りは医療事故にも繋がる因子なので、漏れはないことが理想です。
>調べると隔壁をつくる場合もあるとのことですが、されたことはありません。
感染根管治療などやり直しの治療の場合、基本的にラバーダムを生かすには隔壁は必須の処置だと思います。
『ラバーダム』は治療中の感染予防
【隔壁】は治療と治療の間の期間の感染予防
つまり感染予防をする意味としては、2つを併用しないとラバーダムはそれほど効果を出せません。
ただ、隔壁もラバーダム同様に保険治療では費用が頂けずに、歯科医院側のサービスで行う処置なので、なくても仕方がない部分があると思います。
過去の質問に
>隔壁は自費の治療なのでしょうか?
とありますが、隔壁だけ自費治療で行うのは保険のルール上出来ないことになっており。
ラバーダム・隔壁を自費治療でお願いしようとすると、根管治療+土台+仮歯+かぶせ物 全て自費治療での治療を行わないといけないというのが今の解釈です。
*この解釈は時代ごとに異なるとのことです。
>ただ、まだ痛むことがあるのですが、ラバーダム防湿が完全ではなかったため失敗したのでしょうか?
これはあまり関係ないと思います。
ラバーダムは成功の為の一因子に過ぎず、ラバーダムをすれば成功するとはなりません。
国内の根管治療の9割近くはラバーダムなしで行われている現状がありますが、治る歯はラバーダムなしでも治ります。
痛みのあった歯などは、痛みが引くにも時間がかかることがありますので、根管充填までおこなったのであればかかりつけの先生に経過観察してもらった方がいいと思います。
おだいじに
回答4
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2022-01-22 23:28:30
>いつくか転院を繰り返し
2021/9/13に質問された当時の歯科医院と、現在の歯科医院は同じでしょうか?別でしょうか?
>根管治療専門の歯科医院に通っているのですが疑問点があります。
これは日本歯内療法学会の指導医や認定医ないるのか、それとも本当に根管治療だけしかやらないのかどちらでしょうか?
>膿がたまり骨が溶けていると言われました。
前半は不確かであり、後半はほぼ確実だと思います、
2021/9/13に質問された当時の歯科医院と、現在の歯科医院は同じでしょうか?別でしょうか?
>根管治療専門の歯科医院に通っているのですが疑問点があります。
これは日本歯内療法学会の指導医や認定医ないるのか、それとも本当に根管治療だけしかやらないのかどちらでしょうか?
>膿がたまり骨が溶けていると言われました。
前半は不確かであり、後半はほぼ確実だと思います、
相談者からの返信
相談者:
ようよさん
返信日時:2022-01-22 23:49:24
先生方、ご丁寧にありがとうございます。
隔壁は思い返せば、初めにジュラシール(筆でちょこちょこ)でつくられた記憶がありますが、あまり意味がなくそのまま漏れたまま続けていかれました。
今回の治療は私からは何も希望は伝えてませんが、保険内でされてます。
そのため、隔壁はつくられなかったんですね。
ただ、なぜ保険内で進んでいったのか理由が分かりません。
途中、根管が違う場所に形成されてると言われたことがあります。
そこを触られると痛みが出た記憶があります。
今も歯間ブラシを通すと痛みます。
もう、自費でしても治る見込みがないと判断されたんでしょうか…
あと、右の鼻だけなんですが、すごく臭うことがあり、そのことも伝えると膿のせいかもと言われました。
なので、根充が終わったら臭わなくなると思ったんですが、2週間位経ってから再度臭うようになりました。
その臭いがするようになった日は、夜中歯ぎしりしてたのか朝起きてから頭痛がすごい日でした。
何か関係ありますか?
あと、根充をする日にまだ痛みがあると伝えたところ、膿は完全には取ることはできないから一旦根充をしてみて様子を見ましょうと言われました。
どういう意図があるのか気になりましたが、忙しそうで聞けませんでした。
2021/9/13に質問した時と、同じ歯科医院に通ってます。
日本歯内療法学会の認定医がいらっしゃるとホームページで見て通い始めたのですが、今治療をしてもらってる先生は別の方です。
根管治療が本格的に始まったら、認定医の方がされるのかと思ったんですが、違いました。
治療は他のこともされる歯科医院だと思います。
柴田先生、膿がたまってるのは不確かというのはどういうことでしょうか?
骨が溶けているのは膿のせいじゃないってことですか?
隔壁は思い返せば、初めにジュラシール(筆でちょこちょこ)でつくられた記憶がありますが、あまり意味がなくそのまま漏れたまま続けていかれました。
今回の治療は私からは何も希望は伝えてませんが、保険内でされてます。
そのため、隔壁はつくられなかったんですね。
ただ、なぜ保険内で進んでいったのか理由が分かりません。
途中、根管が違う場所に形成されてると言われたことがあります。
そこを触られると痛みが出た記憶があります。
今も歯間ブラシを通すと痛みます。
もう、自費でしても治る見込みがないと判断されたんでしょうか…
あと、右の鼻だけなんですが、すごく臭うことがあり、そのことも伝えると膿のせいかもと言われました。
なので、根充が終わったら臭わなくなると思ったんですが、2週間位経ってから再度臭うようになりました。
その臭いがするようになった日は、夜中歯ぎしりしてたのか朝起きてから頭痛がすごい日でした。
何か関係ありますか?
あと、根充をする日にまだ痛みがあると伝えたところ、膿は完全には取ることはできないから一旦根充をしてみて様子を見ましょうと言われました。
どういう意図があるのか気になりましたが、忙しそうで聞けませんでした。
2021/9/13に質問した時と、同じ歯科医院に通ってます。
日本歯内療法学会の認定医がいらっしゃるとホームページで見て通い始めたのですが、今治療をしてもらってる先生は別の方です。
根管治療が本格的に始まったら、認定医の方がされるのかと思ったんですが、違いました。
治療は他のこともされる歯科医院だと思います。
柴田先生、膿がたまってるのは不確かというのはどういうことでしょうか?
骨が溶けているのは膿のせいじゃないってことですか?
回答5
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-01-23 12:13:17
こんにちは。
人口の少ない田舎では根管治療の専門医だけで経営していけるようなエリアはほぼないですし、根管治療が自費で10万円くらいになり、更に土台と冠の治療も自費しか選択できなくなれば、一般人にはとても手が出にくいですよね。
一般開業医からは、それだけで経営している専門医であれば紹介しやすいですが、何でもしている一般開業医に紹介することは転院と同じ意味になりますから、紹介し難いという負の仕組みになっています。
>日本歯内療法学会の認定医がいらっしゃるとホームページで見て通い始めたのですが、今治療をしてもらってる先生は別の方です。
>根管治療が本格的に始まったら、認定医の方がされるのかと思ったんですが違いました。
>治療は他のこともされる歯科医院だと思います。
せっかく認定医制度を頼りに探された歯科医院だったのであれば、お願いして認定医に担当してもらう事はできなかったのでしょうか?
自費での治療を依頼されることが必要だったのかもしれませんね。
歯内療法だけで経営可能なエリア(一般開業医からも根管治療だけを依頼して紹介してもらい経営可能なエリア)は非常に少ないですから、地方では歯内療法の認定医の扱いが難しいように想像します。
保険診療から自費診療への移行は可能ですが、自費診療から保険診療への移行はできませんから、根管治療を自費でしてしまうとその後の修復治療まで自費になりとても高額な治療になります。
人口の少ない田舎では根管治療の専門医だけで経営していけるようなエリアはほぼないですし、根管治療が自費で10万円くらいになり、更に土台と冠の治療も自費しか選択できなくなれば、一般人にはとても手が出にくいですよね。
一般開業医からは、それだけで経営している専門医であれば紹介しやすいですが、何でもしている一般開業医に紹介することは転院と同じ意味になりますから、紹介し難いという負の仕組みになっています。
>日本歯内療法学会の認定医がいらっしゃるとホームページで見て通い始めたのですが、今治療をしてもらってる先生は別の方です。
>根管治療が本格的に始まったら、認定医の方がされるのかと思ったんですが違いました。
>治療は他のこともされる歯科医院だと思います。
せっかく認定医制度を頼りに探された歯科医院だったのであれば、お願いして認定医に担当してもらう事はできなかったのでしょうか?
自費での治療を依頼されることが必要だったのかもしれませんね。
歯内療法だけで経営可能なエリア(一般開業医からも根管治療だけを依頼して紹介してもらい経営可能なエリア)は非常に少ないですから、地方では歯内療法の認定医の扱いが難しいように想像します。
保険診療から自費診療への移行は可能ですが、自費診療から保険診療への移行はできませんから、根管治療を自費でしてしまうとその後の修復治療まで自費になりとても高額な治療になります。
タイトル | 右上6番、根管治療でラバーダムをしているが水や薬液が喉に流れる |
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質問者 | ようよさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 36歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
神経の無い(神経を取った)歯の痛み ラバーダム 根管治療に関するトラブル 歯医者への不信感 歯医者への不満・グチ |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。