前歯ブリッジを審美面で再治療、抜髄が必要な様です

相談者: ぞんさん (53歳:男性)
投稿日時:2010-05-24 20:26:24
先生方にはいつもお世話になっておりますが、
今回も宜しくお願い致します。

参考:過去のご相談
ブリッジの素材選び。担当医の思いに「商売」の側面もあると思うと不安
前歯ブリッジを審美面で再治療、ブリッジかインプラントか迷います


現在は上前歯の右2番から左3番までの合計5本のメタルボンドブリッジ(左1番2番が欠損)を使用中で、そのブリッジの作り変えで現在歯科に通院中です。

3本の支台(右1番2番、左3番)の中で、右2番のみ無髄歯です。

現在のブリッジは36〜37年前の装着したもので、ブラックマージンブラックトライアングルが気になる為に、作り変えを考えました。(現在はブリッジの作り変えをする前の歯茎の手入れ中です)


デンタルレントゲンを撮り、担当医の説明では

「ブリッジの作り変えをするためには、現在支台になっている有髄歯の右1番と左3番は抜髄が必要で、コアも必要でしょう。
また無髄歯で支台になっている右2番に折れたリーマが有り、根の先に小さな病巣が有るので、その再治療もします。」

との説明でした。

確かに右2番は15年前ぐらいに一度、フィステルが出来た事が有りました。
その時には抗生剤を服用し治まりました。


そこで質問があるのですが、

1、審美的な事に関しては主観の問題なので判断がしにくいでしょが、歯を道具として考えた場合に、抜髄しコアを立ててまでのブリッジの作り変えと言う事は考え方としてどうでしょうか?。

2、支台の歯が有髄歯と言う事も有って35年以上も保てたのかな?と思う事と、抜髄にも抵抗が有ります。
抜髄歯は弱くなる等の話を聞きますし・・。

3、しかし、ブラックマージンからの2次カリエス等と、リーマが残存したために、小さな病巣が有る歯をそのまま使用するのも不安があります。

しかし、一方では歯根の再治療の成功率は高くないとも聞きますし、フィステルが1度出来たとは言え、それから15年以上も落ち着いているので、そっとして置いた方が良いのかな?とも思いますが、その辺はどうなのでしょうか?。
(ちなみに担当医はマイクロスコープを使用します)


先生方には何時もご面倒をお掛けしますが、何かご意見を頂ければ大変に有り難いです。

宜しくお願い致します。
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2010-05-24 21:01:19
1、2については答えようがありません。(スミマセン 実際に診ないと分からないです)
担当医との話し合いのみでしか解決出来ない問題だと思います。


3について、担当医の方から提案があったとすれば、自信をもっておられる様子は想像されます。

可能でしたら、折れたリーマーを除去して清掃して貰ったほうが好ましいのではないでしょうか?

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-05-24 21:16:28
ぞんさん

担当の先生とよく相談されたようでなによりだと思います。


1・2に関して

できれば有髄歯のままで再度ブリッジが可能であれば、それに越したことは無いと思います。
しかし、有髄歯にこだわるあまり2次カリエスを取り残したり、ブリッジに薄い部分ができて壊れやすくなったりしてはいけないと思います。

出来る限り有髄のままにしたいと伝えてみてはどうでしょう。


3に関して

おそらく担当の先生も迷われたと思います。
その上で処置するリスクよりも、メリットが上回ると判断されたのだと思います。

再治療が不安はあります。
ブリッジが完成してすぐに再治療が必要になり、ブリッジを壊して治療をすることになっても納得できるのなら、そう申し出てはどうでしょう。

マイクロスコープを使ってもだめな時はだめですし。



実際に見ておられる担当の先生と相談するのが一番です。
あまり質問、相談できないとすればそれが最大の問題です。


ご参考まで・・・

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぞんさん
返信日時:2010-05-25 11:04:07
藤森先生、杉原先生、ご意見を有難う御座います。

担当医の説明では

リーマの除去は難しいので、残存するリーマはそのままに、そのリーマが残存する歯根の脇にバイパスを通す様にして、リーマの先に有る病巣を治療するとの事でした。(折れたリーマは歯根の先端の近くに有ります。)


私もなるべく抜髄は避けたいので、担当医に

「支台となる左3番と右1番の抜髄は避ける事は出来ないでしょうか?。」

とお聞きしましたが、

「神経を取らないと後から浸みて仕方が無いと思いますよ。」

との説明でした

また、(担当医にも確認をするつもりですが・・)ブリッジを作り終えて装着し、その後に歯根の不具合が有った場合には、再々治療のために同然また作り変えが必要になると思いますが、通常、その際のブリッジの作成費は患者側の負担となるのでしょうか?。

現在使用しているブリッジの状態は表面的には動揺も痛みも無く、担当医の先生の話でも、

「実際の所は開けて見ないと解りませんが・・、
見たところでは、ブラックマージンさえ気にしなければ問題が無く使用が出来ていますね。」

と言っていましたので、それだけに私も悩みます。

最悪のパターンはブリッジの作り変えを、そのための歯根治療が上手くいかず、結局は支台となる歯が抜歯となってしまう事です。

治療には100パーセント成功が無い事は解っていますが・・、現在は不具合の有る状態では無いだけに悩んでしまいます。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-05-25 14:07:36
ぞんさん

悩みは尽きませんね。

>不具合が有った場合には、再々治療のために同然また作り変えが必要になると思いますが、通常、その際のブリッジの作成費は患者側の負担となるのでしょうか?。

担当医の考え方次第でしょうが、負担が0にはならないと思います。



>見たところでは、ブラックマージンさえ気にしなければ問題が無く使用が出来ていますね。」
>と言っていましたので、それだけに私も悩みます。

ぞんさんが何を優先したいかです。
100%望みを叶えるのは無理でしょう。
歯科医は診断しアドバイスはしますが、決定できるのはご本人だけです。

ご参考まで・・・

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぞんさん
返信日時:2010-05-26 23:32:48
杉原先生、再度のご助言を有難う御座いましす。

私の優先順位としましては、1番目はしっかり不具合が無く使用が出来れば「まあ良し」と考えています。

審美的な部分も気にはなりますが、それは2番目です。

ただ現在の所は一応不具合が無く使用が出来ていると言っても、35年以上前のブリッジですから、表面からでは解らない部分で、2次カリエスが存在しているかも知れませんので、一度ブリッジを外しチェックをしたい気持ちも有ります。

又このまま放置し、やがてブラックマージン等からの2次カリエスを考えますと、やはり作り変えも必要なのかとも・・。

ただ、再治療が100パーセント成功とは限らないので・・。


私が感じるに、歯以外の身体の病を診るいわゆる内科や外科等・・の医師達に診て貰う時よりも、歯科の先生方の方が、もちろん治療の基本的なルーティーンは有るのでしょうが、先生によって同じ様な状態の患者に対してでも、治療のアプローチの仕方が様々なんだなあ・・と感じました。

その上、保険治療か自費治療か、素材は何にするか?、から始まって、何かと患者側の意向が反映される部分が多いために(これはとても良い事で有ると思っていますが・・)それだけに患者側も勉強が必要ですし、その分悩みも多いですね。

まあこれは贅沢な悩み度とは思っていますが・・。

患者側にしても歯では命に関わる様な病気は少ないだけに、つい歯の疾患については軽く考えがちで・・、(以前の私がそうでした・・、しかし今の私は違います。)

でも、その割には費用が掛かる場合も多いために要求も多く、ただ、「歯の痛みが取れれば良い」「噛めれば良い」と言う次元だけでは満足しなくなっているだけに、先生方も大変だと思っています。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-05-28 14:39:29
ぞんさん

お気遣いありがとうございます、大変なんですよ。

医科も先生によってずいぶん違いますよ。
歯科は選択肢が医科より多いということです。


医療に限らず、現代は専門分野が細分化されているので、全てにおいて情報格差ができてしまうのでしょう。
悩み出したらトマト一つ買うだけでも大変ですからね。


担当の先生とよく相談してください。




タイトル 前歯ブリッジを審美面で再治療、抜髄が必要な様です
質問者 ぞんさん
地域 非公開
年齢 53歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療その他
ブリッジ治療法
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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