クラウン、保険と自費で裏側の金属が見える面積は違いますか?

相談者: デンタルさくらさん (45歳:女性)
投稿日時:2011-10-23 22:49:05
参考:過去のご相談
〔写真あり〕歯周病の左下7番。グラついているなら抜歯して放置で良い?



いつも勉強させて頂きありがとうございます。
長文になって申し訳ありません。


下4,5番と上前歯左2〜右3番のクラウンについて質問ですが、

今まで、保険硬質レジン前装冠?というので被せていました。
前歯は表が白くて裏が金属です。
4,5番も片面だけ白いですが、内側はもちろん、上から見ても金属丸見えです。

保険だから、こんなもんだろうと思ってました。


※このサイトで、メタルボンドと硬質レジン前装冠を比較したら、金属が見える範囲は保険のものでも変わらないようですが、

★技術が進歩して、保険のクラウンも、金属が見える範囲が改善されたのでしょうか?
だとすれば、前歯、小臼歯、両方ともですか?


今回、4,5番をメタルボンドで被せて、金属は硬質レジン前装冠と比べたら、歯科の小さなミラーで見なければわかりません。

もし、保険でも見える金属が範囲が少ないなら、前歯を保険の硬質レジン前装冠でやりかえようかなと考えております。
今と同じように裏がしっかり見えるなら、貯金して、セラミックにしようと思っています。


お忙しい中恐れ入りますがよろしくお願いします。
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-10-23 23:05:01
こんばんは。

保険治療で新技術というのは基本的に20〜30年ほぼないのですが、レジンの耐変色性とか摩耗性なんかはメーカーの努力で多少良くなったかも知れません。


それと

>4,5番も片面だけ白いですが、

という点について、4、5番は正しくは全面銀歯になるルールです。
ただ実際にはサービス(というより金属代の節約?)で、自己判断で噛み合わせに関わらない部分を白くされる先生は時々おられる様です。

金属の範囲は保険(前歯のみ)の場合でも自費メタルボンドの場合でも、その歯の噛み合わせの状態や、削られた厚み、歯科医師技工士の好みなどで変わってきますので、一概に比較することは出来ません。



>もし、保険でも見える金属が範囲が少ないなら、前歯を保険の硬質レジン前装冠でやりかえようかなと考えております。

こういったご希望だと保険治療に必要な「病名」がつけられなく、「審美改善目的」になってしまうので、どちらにしても保険適用とは言い難いですね。。

再治療にはどんな場合もリスクも伴いますから、裏側の見た目だけの話ならやり替えないことをお勧めします・・。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: デンタルさくらさん
返信日時:2011-10-24 17:47:22
渡辺先生

ご回答ありがとうございます。

4,5番は、保険では銀なのですね。
表面だけでも白くしたら、歯科にとって金属代の節約、患者さんも喜ぶで、双方にとっていいことですね?



>>再治療にはどんな場合もリスクも伴いますから、裏側の見た目だけの話ならやり替えないことをお勧めします・・。

目から鱗です。
これまで、奥歯の治療で歯科受診したら、必ずと言っていいほど、前歯をやりかえましょう、と言われ、何度も保険で被せ直しました(複数の歯科医院)。

最後に被せてから15年くらい経ちますが、やりかえる→なるたけやりかえない、に前歯治療の方針が変わったのでしょうか?

保険が財政厳しくなり、認められなくなったりしたのでしょうか?
自覚症状もないし、何の病名だったか??です。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-10-25 09:58:25
>表面だけでも白くしたら、歯科にとって金属代の節約、患者さんも喜ぶで、双方にとっていいことですね?

そうですね。
しかしながら、それを認めていないのが保険のルールです。



>やりかえる→なるたけやりかえない、に前歯治療の方針が変わったのでしょうか?

どうなんでしょうね?
僕もノア先生同様、やり替えない方がよろしいかと思います。



>保険が財政厳しくなり、認められなくなったりしたのでしょうか?

そのような変更は無いと思います。



>自覚症状もないし、何の病名だったか??です。

自覚症状の無い虫歯だった可能性もありますから、何とも言えませんね。




タイトル クラウン、保険と自費で裏側の金属が見える面積は違いますか?
質問者 デンタルさくらさん
地域 非公開
年齢 45歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 保険のクラウン(前歯:レジン)
オールセラミック(陶器の被せ物)
クラウンの作り直し・再治療
その他(保険と保険外)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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