麻酔をしたうえでの歯科治療なのに痛いこともあるのか?
相談者:
抹茶おれさん (23歳:女性)
投稿日時:2016-09-12 03:24:17
ふと疑問に思ったので質問します。
歯科治療時に痛みを感じさせないために麻酔をすることって多いと思うのですが。
麻酔をしたうえで、歯を削る時に
「痛かったら教えてね」
「痛くない?」
と執拗に(?)歯科医から確認されながら治療されたのですが麻酔をしていても痛いことってあるのですか?
また、仮に「痛い」と言った場合、そこを削るのはやめるのでしょうか。
それとも削るところは痛かろうと削るのでしょうか。
私自身は麻酔が効いていたのもあって全く痛くなかったのですが(だからこそ麻酔しているのに何で?と思っていました)、その後数ヶ月経った今でもしみるのが続くので(良くなってきてはいますが)もしかして削られすぎた?と思ったりしてしまいます。
あと、そこの歯科医院さんは麻酔を先生ではなくて衛生士さんがしていらしたのですが、後々になってそれはダメだと聞いたのでその点を含めて不安です。
歯科治療時に痛みを感じさせないために麻酔をすることって多いと思うのですが。
麻酔をしたうえで、歯を削る時に
「痛かったら教えてね」
「痛くない?」
と執拗に(?)歯科医から確認されながら治療されたのですが麻酔をしていても痛いことってあるのですか?
また、仮に「痛い」と言った場合、そこを削るのはやめるのでしょうか。
それとも削るところは痛かろうと削るのでしょうか。
私自身は麻酔が効いていたのもあって全く痛くなかったのですが(だからこそ麻酔しているのに何で?と思っていました)、その後数ヶ月経った今でもしみるのが続くので(良くなってきてはいますが)もしかして削られすぎた?と思ったりしてしまいます。
あと、そこの歯科医院さんは麻酔を先生ではなくて衛生士さんがしていらしたのですが、後々になってそれはダメだと聞いたのでその点を含めて不安です。
[過去のご相談]
回答1
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2016-09-12 08:35:36
ご相談ありがとうございます。
>麻酔をしていても痛いことってあるのですか?
ありえます。
ふつうはよく麻酔が効きますが、まれに効きにくい状況もあるからです。
>仮に「痛い」と言った場合、そこを削るのはやめるのでしょうか。
>それとも削るところは痛かろうと削るのでしょうか。
いいえ、初期の治療目的通りに終わらせるように、麻酔を追加するかどうか判断するためです。
>その後数ヶ月経った今でもしみるのが続くので(良くなってきてはいますが)もしかして削られすぎた?
ありえます。
>麻酔を先生ではなくて衛生士さんがしていらしたのですが、後々になってそれはダメだと聞いたのでその点を含めて不安です。
不安は解消することも歯科医療の一部です。
ダメではありません。
もちろん医療としても法的にも不適切でないことが絶対条件です。
先進国のスウェーデン、ニュージーランド、オランダ、などでは日常的に歯科衛生士が麻酔していますし、歯も削ったり、抜いたりしています。
歯科衛生士といっても男性も少なくありません。
日本でも法律上もダメではなく、一部の大学では実際にそういう教育が行われています。
安心できるよう、不適切ではないかどうか相談しましょう。
>麻酔をしていても痛いことってあるのですか?
ありえます。
ふつうはよく麻酔が効きますが、まれに効きにくい状況もあるからです。
>仮に「痛い」と言った場合、そこを削るのはやめるのでしょうか。
>それとも削るところは痛かろうと削るのでしょうか。
いいえ、初期の治療目的通りに終わらせるように、麻酔を追加するかどうか判断するためです。
>その後数ヶ月経った今でもしみるのが続くので(良くなってきてはいますが)もしかして削られすぎた?
ありえます。
>麻酔を先生ではなくて衛生士さんがしていらしたのですが、後々になってそれはダメだと聞いたのでその点を含めて不安です。
不安は解消することも歯科医療の一部です。
ダメではありません。
もちろん医療としても法的にも不適切でないことが絶対条件です。
先進国のスウェーデン、ニュージーランド、オランダ、などでは日常的に歯科衛生士が麻酔していますし、歯も削ったり、抜いたりしています。
歯科衛生士といっても男性も少なくありません。
日本でも法律上もダメではなく、一部の大学では実際にそういう教育が行われています。
安心できるよう、不適切ではないかどうか相談しましょう。
回答2
水川歯科医院(荒川区東日暮里)の水川です。
回答日時:2016-09-12 10:28:03
抹茶おれ さんこんにちは
>麻酔をしていても痛いことってあるのですか?
ありますよ。
>それとも削るところは痛かろうと削るのでしょうか。
通常は麻酔を追加してお痛みがないようにしてから治療を再開します。
中にはそのまま治療を続けられる先生もいらっしゃるようですが‥。
>その後数ヶ月経った今でもしみるのが続くので(良くなってきてはいますが)もしかして削られすぎた?
治療後しみるのはいろいろな原因が考えられます。
もちろん、削りすぎもあると思いますし、詰め物とご自身の歯の間に隙間があったりしてもしみることがあります。
歯にヒビがあっってもしみることがあります。
詳細については担当の先生にお聞きになられるのがよいとおもいます。
>麻酔を先生ではなくて衛生士さんがしていらした
歯科衛生士の麻酔については以前同じような内容がありましたので参考にされてください。
⇒衛生士による麻酔!?
>麻酔をしていても痛いことってあるのですか?
ありますよ。
>それとも削るところは痛かろうと削るのでしょうか。
通常は麻酔を追加してお痛みがないようにしてから治療を再開します。
中にはそのまま治療を続けられる先生もいらっしゃるようですが‥。
>その後数ヶ月経った今でもしみるのが続くので(良くなってきてはいますが)もしかして削られすぎた?
治療後しみるのはいろいろな原因が考えられます。
もちろん、削りすぎもあると思いますし、詰め物とご自身の歯の間に隙間があったりしてもしみることがあります。
歯にヒビがあっってもしみることがあります。
詳細については担当の先生にお聞きになられるのがよいとおもいます。
>麻酔を先生ではなくて衛生士さんがしていらした
歯科衛生士の麻酔については以前同じような内容がありましたので参考にされてください。
⇒衛生士による麻酔!?
回答3
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2016-09-12 11:42:08
こんにちは。
>麻酔をしていても痛いことってあるのですか?
麻酔が十分効いていれば痛みはありません。
>仮に「痛い」と言った場合、そこを削るのはやめるのでしょうか。
>それとも削るところは痛かろうと削るのでしょうか。
個人的にはもう一度麻酔をします、それでも効かなければほかの手を考えます。
>その後数ヶ月経った今でもしみるのが続くので(良くなってきてはいますが)もしかして削られすぎた?と思ったりしてしまいます。
しみるのが続いているとのことなので原因を調べるべきだと思います。
>麻酔を先生ではなくて衛生士さんがしていらしたのですが、後々になってそれはダメだと聞いたのでその点を含めて不安です。
私の場合任せたことはありません。
>麻酔をしていても痛いことってあるのですか?
麻酔が十分効いていれば痛みはありません。
>仮に「痛い」と言った場合、そこを削るのはやめるのでしょうか。
>それとも削るところは痛かろうと削るのでしょうか。
個人的にはもう一度麻酔をします、それでも効かなければほかの手を考えます。
>その後数ヶ月経った今でもしみるのが続くので(良くなってきてはいますが)もしかして削られすぎた?と思ったりしてしまいます。
しみるのが続いているとのことなので原因を調べるべきだと思います。
>麻酔を先生ではなくて衛生士さんがしていらしたのですが、後々になってそれはダメだと聞いたのでその点を含めて不安です。
私の場合任せたことはありません。
相談者からの返信
相談者:
抹茶おれさん
返信日時:2016-09-12 19:09:19
回答4
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2016-09-13 08:28:53
ご返信ありがとうございます。
>他院で治療した歯の染みる原因を探るには例えばどういったことをするのでしょうか?
とても難しい検査になります。
痛みの原因探しは難しく、さらに削られてしまったことが重なっているからです。
まずは本来初めに行うと効果の高いことですが、一般的に痛い原因を広く探す基礎検査をします。
単純に虫歯の穴を探して削って詰めれば治ると、皆さんが簡単に考えておられる以上に、歯の痛みの原因は複雑かつ繊細だからです。
病気の結果で出来た穴を探すのではなく、なぜ穴があいたのか、という病気の原因を探すことも含まれます。
医療であれば、病気の原因を検査する、って当たり前ですよね。
今まで、歯科でそれを受けていなかったから、受けないことが当たり前、でいいのかという選択となります。
もし削り過ぎが原因ではないこともあれば、それを見逃さないことが治療計画には大事な情報となるからです。
そして、その中の一部に、前の先生が治療した内容が痛みの原因となっているかどうかを含めますが、基礎検査でふるい分けをして必要ならばさらに追加・精密検査します。
その検査内容も目的やお一人ずつで違いが出ます。
短期間で結論を出す方法や長期間をかける方法などにも違いが出ます。
簡単にいえば、なにか実行する前に検査をして見通しを立てる、ということです。
その逆が、検査も無しで、穴だからとりあえず削ってみよう、じゃぁ神経を抜いてみよう、という当たって砕けろ方式とも呼べる方法です。
これはたまたま、あるいは名人が的の真ん中に命中させればあっという間に解決します。
でも的を外れれば結果は悪化します。
多くの場合、1本治療が終わったら、今度は反対側の別の歯が痛くなり、そんな繰り返しをしているうちに、巡り巡ってまた同じ歯に問題が起きて、前よりも大変な治療へと、負のスパイラルに陥りやすいともいえます。
よく相談しましょう。
>他院で治療した歯の染みる原因を探るには例えばどういったことをするのでしょうか?
とても難しい検査になります。
痛みの原因探しは難しく、さらに削られてしまったことが重なっているからです。
まずは本来初めに行うと効果の高いことですが、一般的に痛い原因を広く探す基礎検査をします。
単純に虫歯の穴を探して削って詰めれば治ると、皆さんが簡単に考えておられる以上に、歯の痛みの原因は複雑かつ繊細だからです。
病気の結果で出来た穴を探すのではなく、なぜ穴があいたのか、という病気の原因を探すことも含まれます。
医療であれば、病気の原因を検査する、って当たり前ですよね。
今まで、歯科でそれを受けていなかったから、受けないことが当たり前、でいいのかという選択となります。
もし削り過ぎが原因ではないこともあれば、それを見逃さないことが治療計画には大事な情報となるからです。
そして、その中の一部に、前の先生が治療した内容が痛みの原因となっているかどうかを含めますが、基礎検査でふるい分けをして必要ならばさらに追加・精密検査します。
その検査内容も目的やお一人ずつで違いが出ます。
短期間で結論を出す方法や長期間をかける方法などにも違いが出ます。
簡単にいえば、なにか実行する前に検査をして見通しを立てる、ということです。
その逆が、検査も無しで、穴だからとりあえず削ってみよう、じゃぁ神経を抜いてみよう、という当たって砕けろ方式とも呼べる方法です。
これはたまたま、あるいは名人が的の真ん中に命中させればあっという間に解決します。
でも的を外れれば結果は悪化します。
多くの場合、1本治療が終わったら、今度は反対側の別の歯が痛くなり、そんな繰り返しをしているうちに、巡り巡ってまた同じ歯に問題が起きて、前よりも大変な治療へと、負のスパイラルに陥りやすいともいえます。
よく相談しましょう。
タイトル | 麻酔をしたうえでの歯科治療なのに痛いこともあるのか? |
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質問者 | 抹茶おれさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 23歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 歯科治療中の歯の痛み |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。