う蝕検知液の必要性と、神経に触れた水平埋伏智歯の抜歯について
相談者:
pistachioさん (26歳:女性)
投稿日時:2020-06-24 21:47:58
こんにちは
@虫歯治療の際、う蝕検知液は必要でしょうか?
米国歯内治療専門医の先生がそもそもカリエスを完全に取り除くことは不可能なのに染め出してどうするの?アメリカでは検知液は使用しないとおっしゃっていました。
しかし、う蝕検知液について調べるとカリエスの取り残し削りすぎを防ぐと多くの先生がおっしゃっています。
主治医Dr.も検知液使っても確実にとりきれるわけじゃないからねーと言っていました。
私は、う蝕検知液は染まりすぎることもあると思いますが使った方がいいのでは、、と思っていますが先生方のお考えを教えてください。
A下顎両側の水平埋伏智歯が神経に接触しています。
左は排膿しており右は親知らずの影響で7番が少し歯茎に埋れています。
この7番は二次カリエスのため歯茎を切除して治療してもらう予定です。
排膿・痛みがあり、歯並びが悪いので矯正も考えていたのですが。
5月末に排膿がみつかり、親知らずを抜かないと右7番の治療ができないと言われ、親知らずは親知らず専門のとこで抜いた方がいいだろうと考えていたので別の医院を受診しました。
レントゲン、CTでの精査の結果左右とも神経に接触しており、抜くと麻痺が出るだろうとのこと。
やるなら麻痺リスクの低い二回法がいいとのことでしたが私の親知らずは神経に跨っており、根が2本、ガニ股という相当厄介な親知らずです。
二回法をしてもガニ股なので動かないかもしれない、その時は矯正を諦めて残った下半分の親知らずは抜かずに置いとく方がいいのではとも考えています。
7番のう蝕リスクや感染拡大などの不安があり一刻も早く抜きたいですがどうすればいいのかわかりません。
とりあえずおおきめの病院を予約しましたが二回法になるかどうかは担当医が判断するとのこと。
最短で8月下旬の予約になり開業医にも相談に行ってみようと考えています。
@虫歯治療の際、う蝕検知液は必要でしょうか?
米国歯内治療専門医の先生がそもそもカリエスを完全に取り除くことは不可能なのに染め出してどうするの?アメリカでは検知液は使用しないとおっしゃっていました。
しかし、う蝕検知液について調べるとカリエスの取り残し削りすぎを防ぐと多くの先生がおっしゃっています。
主治医Dr.も検知液使っても確実にとりきれるわけじゃないからねーと言っていました。
私は、う蝕検知液は染まりすぎることもあると思いますが使った方がいいのでは、、と思っていますが先生方のお考えを教えてください。
A下顎両側の水平埋伏智歯が神経に接触しています。
左は排膿しており右は親知らずの影響で7番が少し歯茎に埋れています。
この7番は二次カリエスのため歯茎を切除して治療してもらう予定です。
排膿・痛みがあり、歯並びが悪いので矯正も考えていたのですが。
5月末に排膿がみつかり、親知らずを抜かないと右7番の治療ができないと言われ、親知らずは親知らず専門のとこで抜いた方がいいだろうと考えていたので別の医院を受診しました。
レントゲン、CTでの精査の結果左右とも神経に接触しており、抜くと麻痺が出るだろうとのこと。
やるなら麻痺リスクの低い二回法がいいとのことでしたが私の親知らずは神経に跨っており、根が2本、ガニ股という相当厄介な親知らずです。
二回法をしてもガニ股なので動かないかもしれない、その時は矯正を諦めて残った下半分の親知らずは抜かずに置いとく方がいいのではとも考えています。
7番のう蝕リスクや感染拡大などの不安があり一刻も早く抜きたいですがどうすればいいのかわかりません。
とりあえずおおきめの病院を予約しましたが二回法になるかどうかは担当医が判断するとのこと。
最短で8月下旬の予約になり開業医にも相談に行ってみようと考えています。
[過去のご相談]
回答1
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2020-06-24 22:30:33
pistachioさん、こんにちは
>@虫歯治療の際、う蝕検知液は必要でしょうか?
個人的には必須だと思います。
>米国歯内治療専門医の先生がそもそもカリエスを完全に取り除くことは不可能なのに染め出してどうするの?アメリカでは検知液は使用しないとおっしゃっていました。
ちょっと信じられませんが、アメリカで実際に検知液をどれくらい使うのかわかりません。
アメリカだろうとどこだろうと、歯科医師によって考え方は違うとは思います。
また、特にアメリカの歯科治療が進んでいるとも思いませんので、アメリカの歯内療法専門医の1人の意見がどうであろうと、検知液の有用性はわからないと思います。
日本歯科保存学会の齲蝕治療ガイドラインには齲蝕検知液は使うべきものとして挙げられているので、少なくとも日本では齲蝕検知液が必須であることはコンセンサスであると考えます。
>主治医Dr.も検知液使っても確実にとりきれるわけじゃないからねーと言っていました。
検知液を使えば100%だとは思いませんが、だから使わないという理由にはならないと思います。
車を運転する時にシートベルトをしていたからといって絶対に安全というわけではないからシートベルトをしない、みたいな話だと思います。
齲蝕検知液を使うことはコスト(費用的、時間的、労力的に)がかかりますから、何とかして使わない理由が欲しい歯医者もいると思います。
ラバーダムでも、同様な話がよくあります。
>A下顎両側の水平埋伏智歯が神経に接触しています
なかなか厄介な状況のようですね。
外科処置は必ずリスクが付き物ですから、リスクを取るか何を求めるか、ということになってくると思います。
個別的な状況によると思うのでわかりません、外科系、矯正に強い先生の回答がつくと思います、専門性の高い先生にお任せしたいと思います。
>@虫歯治療の際、う蝕検知液は必要でしょうか?
個人的には必須だと思います。
>米国歯内治療専門医の先生がそもそもカリエスを完全に取り除くことは不可能なのに染め出してどうするの?アメリカでは検知液は使用しないとおっしゃっていました。
ちょっと信じられませんが、アメリカで実際に検知液をどれくらい使うのかわかりません。
アメリカだろうとどこだろうと、歯科医師によって考え方は違うとは思います。
また、特にアメリカの歯科治療が進んでいるとも思いませんので、アメリカの歯内療法専門医の1人の意見がどうであろうと、検知液の有用性はわからないと思います。
日本歯科保存学会の齲蝕治療ガイドラインには齲蝕検知液は使うべきものとして挙げられているので、少なくとも日本では齲蝕検知液が必須であることはコンセンサスであると考えます。
>主治医Dr.も検知液使っても確実にとりきれるわけじゃないからねーと言っていました。
検知液を使えば100%だとは思いませんが、だから使わないという理由にはならないと思います。
車を運転する時にシートベルトをしていたからといって絶対に安全というわけではないからシートベルトをしない、みたいな話だと思います。
齲蝕検知液を使うことはコスト(費用的、時間的、労力的に)がかかりますから、何とかして使わない理由が欲しい歯医者もいると思います。
ラバーダムでも、同様な話がよくあります。
>A下顎両側の水平埋伏智歯が神経に接触しています
なかなか厄介な状況のようですね。
外科処置は必ずリスクが付き物ですから、リスクを取るか何を求めるか、ということになってくると思います。
個別的な状況によると思うのでわかりません、外科系、矯正に強い先生の回答がつくと思います、専門性の高い先生にお任せしたいと思います。
相談者からの返信
相談者:
pistachioさん
返信日時:2020-06-24 23:04:07
回答2
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2020-06-24 23:21:39
pistachioさん、こんにちは。
そうだとすると、よほど齲蝕検知液は不要という信念を持たれているのでしょう。
>検知液を使用してもらいたいとお願いしてみてもよいのでしょうか。
お願いしてみるのは構わないと思います。
ただ、これだけ齲蝕検知液は不要だという信念を持っておられるようだと、そもそも診療室に置いていない可能性も考えられるかと思います。
もし置いているのでしたら使ってもらえると思いますが、先生のキャラクターによるかもしれません。
参考にされてください。
そうだとすると、よほど齲蝕検知液は不要という信念を持たれているのでしょう。
>検知液を使用してもらいたいとお願いしてみてもよいのでしょうか。
お願いしてみるのは構わないと思います。
ただ、これだけ齲蝕検知液は不要だという信念を持っておられるようだと、そもそも診療室に置いていない可能性も考えられるかと思います。
もし置いているのでしたら使ってもらえると思いますが、先生のキャラクターによるかもしれません。
参考にされてください。
回答3
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2020-06-25 12:14:48
> 米国歯内治療専門医の先生がそもそもカリエスを完全に取り除くことは不可能
カリエスの考え方には色々あると思います。
齲蝕検知液は軟化してはいるけれど細菌がいない層と、軟化していて細菌が存在する層を判別するためのものだと思います。
https://www.nishika.co.jp/product.php?mode=search&category_id=6
滝野先生の回答にあるように日本では推奨されている方法だと思います。
かなり前にはう蝕検知液の使用に関して保険点数があったと思います。
当時の厚生省のお墨付きがあったということだと思います。
しかしながら虫歯の除去の方法のグローバルスタンダードは「硬さ」だと思います。
「日本発の技術だから欧米での研究が少ないのでは?」というゲスの勘ぐりをしてしまいますね。
カリエスの判断基準は「色」「硬さ」「う蝕検知液」の三つを組み合わせていく方法が良いと思います。
カリエスの考え方には色々あると思います。
齲蝕検知液は軟化してはいるけれど細菌がいない層と、軟化していて細菌が存在する層を判別するためのものだと思います。
https://www.nishika.co.jp/product.php?mode=search&category_id=6
滝野先生の回答にあるように日本では推奨されている方法だと思います。
かなり前にはう蝕検知液の使用に関して保険点数があったと思います。
当時の厚生省のお墨付きがあったということだと思います。
しかしながら虫歯の除去の方法のグローバルスタンダードは「硬さ」だと思います。
「日本発の技術だから欧米での研究が少ないのでは?」というゲスの勘ぐりをしてしまいますね。
カリエスの判断基準は「色」「硬さ」「う蝕検知液」の三つを組み合わせていく方法が良いと思います。
回答4
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-06-25 12:50:41
こんにちは。
日本保存歯科学会が出したう蝕治療ガイドラインというものがネット上に公開されていますから参考にされたらよいと思いますが、
そこに掲載されているう蝕検知液の視認指標についてですが、実際に治療を行う上で非常に判別し難いという問題があるので臨床上では指標としていない歯科医もいると思います。
色の変化の段階性は実際に歯髄に近接している部位のう蝕のせめぎあい部位で色を見分けるのが難しい(ピンクスポットを読み間違えると露髄につながります)ということもあると思います(臨床は実験とは違うので)
色素の浸透性を視認して細菌感染部位を見分けるという方法は非常に時間がかかるために、保険点数で以前100円程度ついていたものが今は包括になっており手間賃以下の点数配分が問題であるということも同時に書かれています。
また、急性虫歯の場合このような手法は有効になると思いますが(慢性虫歯になっていると着色層があるためそもそも視認判別困難でその温存は意見がまだ分かれているため)、無麻酔での切削によっても再石灰化可能な部位の判別というのが可能になったり、切削具による硬さ判別でも熟練者には十分といわれていますから治療経験が多くなるほど利用されなくなる傾向もあるのではないかと思います。
(もちろん熟練者でもう蝕検知液の染色程度を指標にして治療を進められている歯科医も多くおられますが)
また急性虫歯を慢性化にしておいてその後虫歯除去を再アプローチする手法などを行う場合も多々あると思いますから、そのあたりはある程度は歯科医にお任せされておいてもよいのではないかと思います。
象牙質に細菌がどのくらい残っていると予後が不良になるか?ということはまだわかっていませんし(意見が分かれている)たまたま数個程度でも取り残された細菌を殺菌することを期待した方法も多様に考案されて実践されていますから、歯科医の考えによってそういう機器や薬剤も使用されるだろうと想像します。
う蝕検知液の使用は推奨グレードBで「科学的根拠があり行うよう推奨されるレベル」となっています。(2009年6月時点)
ちなみにその上の推進グレードAが強く推奨されるレベルです。
すべてを目視して治療を行ってもらうためには切削される健全な歯質も多量になります。
特に7番の遠心面であれば尚更です。
細かいことにこだわりすぎず、治療を行ってくれる歯科医にお任せすべきところはお任せいただかなければ治療は進まないと思います。
そうしているうちに虫歯は進行しますから歯髄保存できる時期を逸しないようにしてください。
>7番のう蝕リスクや感染拡大などの不安があり一刻も早く抜きたいですがどうすればいいのかわかりません。
8番の歯冠をなくせば7番を後方移動させることが可能になることがほとんどですが、危険を承知の上で歯根を抜歯しなければいけないと矯正歯科医に言われていますか??
矯正が必要で矯正専門医に治療を依頼された場合、親知らずは残しておいて小臼歯抜歯で対応することのほうが有利な場合もありそうです。
今回の親知らず抜歯は、7番の遠心の虫歯の治療を可能にするための抜歯であれば歯冠除去だけで充分なのではないでしょうか?
(2回法の1回目でけを行う方法)
7番の遠心の虫歯治療をきちんと成功させることがまず大切なのではないかと想像しますから、あれこれ考えられる前に難易度の高い8番抜歯を引き受けてくれる歯科で抜歯を行ってもらうことがまず必要ですよね。
日本保存歯科学会が出したう蝕治療ガイドラインというものがネット上に公開されていますから参考にされたらよいと思いますが、
そこに掲載されているう蝕検知液の視認指標についてですが、実際に治療を行う上で非常に判別し難いという問題があるので臨床上では指標としていない歯科医もいると思います。
色の変化の段階性は実際に歯髄に近接している部位のう蝕のせめぎあい部位で色を見分けるのが難しい(ピンクスポットを読み間違えると露髄につながります)ということもあると思います(臨床は実験とは違うので)
色素の浸透性を視認して細菌感染部位を見分けるという方法は非常に時間がかかるために、保険点数で以前100円程度ついていたものが今は包括になっており手間賃以下の点数配分が問題であるということも同時に書かれています。
また、急性虫歯の場合このような手法は有効になると思いますが(慢性虫歯になっていると着色層があるためそもそも視認判別困難でその温存は意見がまだ分かれているため)、無麻酔での切削によっても再石灰化可能な部位の判別というのが可能になったり、切削具による硬さ判別でも熟練者には十分といわれていますから治療経験が多くなるほど利用されなくなる傾向もあるのではないかと思います。
(もちろん熟練者でもう蝕検知液の染色程度を指標にして治療を進められている歯科医も多くおられますが)
また急性虫歯を慢性化にしておいてその後虫歯除去を再アプローチする手法などを行う場合も多々あると思いますから、そのあたりはある程度は歯科医にお任せされておいてもよいのではないかと思います。
象牙質に細菌がどのくらい残っていると予後が不良になるか?ということはまだわかっていませんし(意見が分かれている)たまたま数個程度でも取り残された細菌を殺菌することを期待した方法も多様に考案されて実践されていますから、歯科医の考えによってそういう機器や薬剤も使用されるだろうと想像します。
う蝕検知液の使用は推奨グレードBで「科学的根拠があり行うよう推奨されるレベル」となっています。(2009年6月時点)
ちなみにその上の推進グレードAが強く推奨されるレベルです。
すべてを目視して治療を行ってもらうためには切削される健全な歯質も多量になります。
特に7番の遠心面であれば尚更です。
細かいことにこだわりすぎず、治療を行ってくれる歯科医にお任せすべきところはお任せいただかなければ治療は進まないと思います。
そうしているうちに虫歯は進行しますから歯髄保存できる時期を逸しないようにしてください。
>7番のう蝕リスクや感染拡大などの不安があり一刻も早く抜きたいですがどうすればいいのかわかりません。
8番の歯冠をなくせば7番を後方移動させることが可能になることがほとんどですが、危険を承知の上で歯根を抜歯しなければいけないと矯正歯科医に言われていますか??
矯正が必要で矯正専門医に治療を依頼された場合、親知らずは残しておいて小臼歯抜歯で対応することのほうが有利な場合もありそうです。
今回の親知らず抜歯は、7番の遠心の虫歯の治療を可能にするための抜歯であれば歯冠除去だけで充分なのではないでしょうか?
(2回法の1回目でけを行う方法)
7番の遠心の虫歯治療をきちんと成功させることがまず大切なのではないかと想像しますから、あれこれ考えられる前に難易度の高い8番抜歯を引き受けてくれる歯科で抜歯を行ってもらうことがまず必要ですよね。
相談者からの返信
相談者:
pistachioさん
返信日時:2020-06-25 13:55:39
回答5
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-06-25 14:51:31
〉保存歯科学会のガイドラインを満たした歯科を探すとなると専門医に限られますね
専門医がきちんとガイドラインに沿った治療を行っていることが保証されていればよいですが、なかなか難しい面があるかもしれませんが、期待は出来ると思います。
早めに治療を進めて歯髄が残せればよいですね。
2回法が行えるならば全て取りきらないと感染が治らないとは限らないのではないかと想像します。
抜歯に関してはリスクが高いケースは本当に生活の質を長期間落としますから無理の無いように進めてもらうとよいでしょう。
治療を引き受けてくれる歯科医院で治療をしっかり受けてください。
専門医がきちんとガイドラインに沿った治療を行っていることが保証されていればよいですが、なかなか難しい面があるかもしれませんが、期待は出来ると思います。
早めに治療を進めて歯髄が残せればよいですね。
2回法が行えるならば全て取りきらないと感染が治らないとは限らないのではないかと想像します。
抜歯に関してはリスクが高いケースは本当に生活の質を長期間落としますから無理の無いように進めてもらうとよいでしょう。
治療を引き受けてくれる歯科医院で治療をしっかり受けてください。
回答6
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2020-06-25 16:35:50
pistachioさん、こんにちは
世界的に見れば虫歯治療の際に虫歯を判定する基準は「硬さ」で評価するというのが一般的です。
う蝕検知液は補助的手段とされています。
う蝕検知液は日本の学会の重鎮が開発したもので、日本においては一般的に使用されています。
当初はイギリスを中心に「削りすぎる」という批判的な研究が多く出ていましたが、補助的なものとしては有用であろうと思いますが、必ず必要なものではありません。
世界的に見れば虫歯治療の際に虫歯を判定する基準は「硬さ」で評価するというのが一般的です。
う蝕検知液は補助的手段とされています。
う蝕検知液は日本の学会の重鎮が開発したもので、日本においては一般的に使用されています。
当初はイギリスを中心に「削りすぎる」という批判的な研究が多く出ていましたが、補助的なものとしては有用であろうと思いますが、必ず必要なものではありません。
回答7
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2020-06-26 00:06:23
齲蝕検知液はメンドインジャパンなので、海外の先生はよく分からないなだと思います。
非常に科学的な見地からもエビデンスが確立しており、正しい使い方をすれば非常に効果的です。
親知らずは、先生の腕次第ですね。
神経抱え込んでると言うことは、少し抜くのが遅かったな、と思います。
それでも、歯が生える自然な方向に抜くならば麻痺の起きる確率はかなり低くできますよ。
腫れない痛くない、傷口の綺麗な腕の立つ先生を探して下さい。
どうしてもの場合、一昨年だかに出た九大の論文で、取れるところだけ取れば良い、と言うのもあります。
危ない根尖部は残す、と言うやり方です。
それでも、骨に取り込まれて行くか、長い年月の中で浮いて出て来て問題はないそうです。
九大の口腔外科から出てる論文ですから、かなりしっかりとしたものです。
なので、探されれば見付かると思います。
一番は腕の立つ、腫れない痛くない身体に優しい低侵襲な手術で抜いてくれる先生を探すこと、ですね。
非常に科学的な見地からもエビデンスが確立しており、正しい使い方をすれば非常に効果的です。
親知らずは、先生の腕次第ですね。
神経抱え込んでると言うことは、少し抜くのが遅かったな、と思います。
それでも、歯が生える自然な方向に抜くならば麻痺の起きる確率はかなり低くできますよ。
腫れない痛くない、傷口の綺麗な腕の立つ先生を探して下さい。
どうしてもの場合、一昨年だかに出た九大の論文で、取れるところだけ取れば良い、と言うのもあります。
危ない根尖部は残す、と言うやり方です。
それでも、骨に取り込まれて行くか、長い年月の中で浮いて出て来て問題はないそうです。
九大の口腔外科から出てる論文ですから、かなりしっかりとしたものです。
なので、探されれば見付かると思います。
一番は腕の立つ、腫れない痛くない身体に優しい低侵襲な手術で抜いてくれる先生を探すこと、ですね。
相談者からの返信
相談者:
pistachioさん
返信日時:2020-06-30 07:52:16
タイトル | う蝕検知液の必要性と、神経に触れた水平埋伏智歯の抜歯について |
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質問者 | pistachioさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 26歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 親知らずの抜歯 水平埋伏知歯(横向きに骨に埋まった親知らず) |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。