4歳と2歳、フッ素による影響

相談者: ギッチョさん (38歳:男性)
投稿日時:2025-05-17 17:23:07
こんにちは。


現在4歳の子と2歳の子に毎日500ppmのフッ素歯磨きをしています。
歯磨き後はうがいをしていません。


最近フッ素は子のIQ低下やその他の弊害があるという情報を良く見ます。
本当でしょうか?

毎日500ppmのフッ素歯磨きは子のIQ低下や神経系への影響が出る可能性がありますか?
あと上記の事が本当なら,500ppmの歯磨きより250ppmのフッ素洗口液を毎日する方が子への害が少ないし虫歯予防効果が高いですか?
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2025-05-17 18:20:34
フッ素は子のIQ低下やその他の弊害があるという情報を良く見ます。本当でしょうか?

そういう意識を持つとどんどん情報が集まってきて不安になると思います。

ただ科学的根拠に基づく知見ではそういう心配は無いと思っています。


2023/1/1に日本口腔衛生学会、日本小児歯科学会、日本歯科保存学会、日本老年歯科医学会合同でフッ化物含有歯磨剤を強く推奨しています。

5歳までは1000ppm入りの製品が推奨されています。
うがいが必須では無くてティッシュ等で拭き取るか軽くはき出す方法です、

フッ素洗口も歯科専売品は450ppmなので一度歯科医院で相談されて下さい。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2025-05-19 10:44:24
こんにちは。


歯科フッ素に関しては歯科医師会がまとめていますからご参照ください。

https://www.jda.or.jp/park/prevent/index05_16.html


フッ素によりIQ低下や神経系への影響があるか?に関しては、わかりかねます。

ただ、50年前には容易にフッ素入り歯磨き粉は入手不可能だったと思いますが、その頃のお子さんを取り巻く社会環境とも大いに異なってきましたから、一体何が昨今のIQ低下に繋がっているのか?実証はできないと思います。


一説にはテレビの視聴に、ゲームやパソコン使用が拍車をかけているという説がありますね。

双方向スクリーンをほとんど使わずに育った子どもは、感情面での認知発達や機能レベルの点で、スクリーンに接していた「典型的な」聡明な子どもを上回ることが考えられ、スクリーンタイムがなくなると、脳内化学物質のバランスが調整され、概日リズムが再び正常に戻る。過剰な刺激を受けたネットワークが鎮まり、ストレスホルモンが減少し、血流が前頭葉に戻ってくると推測する人もいて、それも納得できそうな推測ということになりますよね。

https://toyokeizai.net/articles/-/593556(一例)


昨今のお子さんはフッ素入り歯磨き粉を使用されていて50年前と比べ物にならないほど、虫歯がないお子さんがほとんどになって来ていますが、虫歯がないと自信が持て成長発育も良い社交性の高い積極的なお子さんに育っていると感じることがあります。

また長い人生において非常にプラスですね。
(日本では80歳で20本以上の歯があるというのを目標にしています)

いずれにしろ薬剤ですから害がない範疇で適度な使用を推奨していると思います。




タイトル 4歳と2歳、フッ素による影響
質問者 ギッチョさん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ フッ素
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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