再根管治療後の再発について

相談者: フィットさん (57歳:男性)
投稿日時:2025-05-27 07:01:40
2020年9月から2021年9月までの9回にわたり、左下奥歯再根管治療を受けました。
大学病院保険治療でラバーダムマイクロスコープを使用して頂き、ガッタパーチャ単独で詰めてもらったようです。


再根管治療後、2024年6月に新型コロナに感染し、免疫力が低下した為なのか、左下奥歯の激痛が再発しました。

更に6か月後の12月、再度再発しています。


歯医者から処方してもらった抗生物質と市販の痛み止めで凌いでいる状況です。
痛みは3〜4日で治まりました。




そこで質問です。

1.保険治療では、約3年程度、再発してしまうのは一般的なのでしょうか?
それとも治療がうまくできていなかったのでしょうか?


2.今まで抗生物質は激痛になってから飲み始めていましたが、少しでも痛み始めてから飲んだ方がよろしいのでしょうか?
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2025-05-27 09:21:16
保険治療でも自費治療でも同じですよ。
再根管治療の成功率は上手な先生で8割ぐらいなので、どんなに上手な先生でも全ての歯がうまく行く訳ではありません。

 
>2.今まで抗生物質は激痛になってから飲み始めていましたが、少しでも痛み始めてから飲んだ方がよろしいのでしょうか?
 
ここでは薬の指示は禁止されているので、かかりつけの先生に聞かれた方がいいでしょう。
また心配であればもう一度大学病院に紹介状を書いてもらって受診されるのも1つでしょう。
 
おだいじに

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2025-05-27 12:59:55
Q1 井野先生の回答に追加として根管に穴が空いてたりファイルが残っていたりするとさらに成功率は約40%まで下がるようです。

一般開業医レベルではまだイクロスコープとかラバーダム保険診療で使う方がレアだと思います。
大学病院だからこそできる手技だと思います。

マイクロスコープの普及率は多分二割程度であり難しい下顎大臼歯で使える歯科医はもっと少ないと思います。

とてもレアな治療を激安で受けていると思います。


ただ根管治療がうまくいっていてもその後の支台築造時の感染だったり、クラウン等の精度によっては再度むし歯になって根管が再々感染することは充分考えられると思います。

回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2025-05-29 23:05:53
こんにちは。


本当に条件が悪い歯は誰がどう治療を行なっても難しいものだと思います。

マイクロスコープを使っての根管治療は裸眼や眼鏡下や拡大鏡下での治療よりも、情報量と情報共有力が上になるのが一般的ですから、どんなに条件が悪い歯なのかの説明をよりわかりやすい形で患者さんに理解いただくのに適しているのではないかと思っています。


せっかく2度も痛みが再発して再受診される機会があったわけですから、しっかり説明を受けられてご自身の歯の現状認識をされておくと良いのだろうと思いました。


本当に誰がどんなに精魂尽くしてみたところで無菌状態にならない歯というのはありますから、ご自身の免疫が下がった時に炎症は再燃しますから、急性の炎症症状を投薬で落ち着かせて使えるだけ使うという状態のときもあると思います。

最終的には抜歯に至るまでの経過処置でしょうが、レントゲンで病巣の変化だけは確認を受けられておいた方が良いと思います(多分、そうされているものと思います)

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: フィットさん
返信日時:2025-06-04 10:56:37
井野先生

お忙しいところご回答ありがとうございました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: フィットさん
返信日時:2025-06-04 11:07:32
柴田先生

お忙しいところご回答ありがとうございます。
大学病院保険治療では、シーラーを使うことはないのでしょうか?
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: フィットさん
返信日時:2025-06-04 11:25:39
船橋先生

お忙しいところご回答ありがとうございます。


大学病院には約6か月毎(痛みが発生した時はすぐに)、診てもらっています。

再根管治療前にあった病巣は消えているように見えると言われていますが、レントゲンの2次元画像でははっきりとわからないとのことです。
(CT検査は保険外となるとのことで、現状はレントゲン検査しかやってもらっていません)


担当医(教授レベルのベテランらしい)はやるべき治療はすべて行ったので、再度の根管治療は危険(歯が割れる等)を伴うので抜歯を推奨しています。

もし先生が患者のであれば、どうされますか?
1.現在の大学病院で再根管治療を受ける。
2.根管治療専門医で再根管治療を受ける。
3.今のところ、約6か月毎に3〜4日程度、痛みが発生するので、その都度、薬で様子を見る。
4.早めに抜歯
回答 回答4
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2025-06-04 13:29:27
保険外でもCT撮影してもらうと治療の評価が聞けるのではないでしょうか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: フィットさん
返信日時:2025-06-04 15:21:26
船橋先生

お忙しいところご回答ありがとうございます。


今後、大学病院でCT撮影をして、その結果として、担当医が再根管治療は危険が伴うので、抜歯を勧めてきた場合、船橋先生が患者だったら、どのようにされますか?

1.危険を承知の上、現在の大学病院で再根管治療を受ける。
2.根管治療専門医を受診して、再根管治療を受ける。
3.今のところ、約6か月毎に3〜4日程度、痛みが発生するので、その都度、薬で処置する(将来的にも抜歯はしない方向性)
4.治療は諦めて、早めに抜歯
回答 回答5
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2025-06-05 10:24:53
CT撮影により不十分ということが歯科医に認識されれば再根管治療になるのが普通だろうとおもいます。

大学病院のCT検査でも再根管治療の必要はなしとなれば、歯根は破折したら終わりですから(根管治療自体が成功しても破折したら抜歯になる)深追いはしないのが基本だと思います。

年の半分ずつは支障なく使えているようですし、仮に私が選択するならば3または4でしょうか。
3の場合、症状がなくても定期的にレントゲン検査を受けて(年に1回の歯周検査のためのレントゲン検査と一緒で良い)レントゲン透過像の異常拡大があれば抜歯選択に進むというのはいかがでしょうか?

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2025-06-20 13:53:27
意図的再植といって一度抜いて根尖病変嚢胞を除去後抜歯窩に抜いた歯を戻す治療法があると思います。




タイトル 再根管治療後の再発について
質問者 フィットさん
地域 非公開
年齢 57歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の失敗・再治療
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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