フィステルが消失したのは治癒したからですか?
相談者:
コケッコーさん (38歳:男性)
投稿日時:2010-01-06 20:48:30
前回左下7番にできたフィステルの件で相談させていただきました。
過去のご相談
・再根管治療を繰り返し粘ったが、またフィステル。それでも歯を残したい
・根管治療中のチクっとした痛みについて
・虫歯治療で仮封をした状態で物を噛むと痛みがあります
他
先生方からは,抜歯が相当だろうとの意見でしたが,その後フィステルが消失し,3ヶ月ほど特に腫れも痛みもない状態が続いております。
歯科へは,全ての虫歯治療,歯周病治療を終えているため,2月の定期健診まで行く予定がありません。
そこで質問なのですが,フィステルができたのは一時的なもので回復して治癒したということもあるのでしょうか?
それともやはり経過観察ではなく,抜歯をしたほうがよいのでしょうか?
今のところ痛みもなく使える歯を抜くのは気が引けるため,このような質問をさせていただきました。
過去のご相談
・再根管治療を繰り返し粘ったが、またフィステル。それでも歯を残したい
・根管治療中のチクっとした痛みについて
・虫歯治療で仮封をした状態で物を噛むと痛みがあります
他
先生方からは,抜歯が相当だろうとの意見でしたが,その後フィステルが消失し,3ヶ月ほど特に腫れも痛みもない状態が続いております。
歯科へは,全ての虫歯治療,歯周病治療を終えているため,2月の定期健診まで行く予定がありません。
そこで質問なのですが,フィステルができたのは一時的なもので回復して治癒したということもあるのでしょうか?
それともやはり経過観察ではなく,抜歯をしたほうがよいのでしょうか?
今のところ痛みもなく使える歯を抜くのは気が引けるため,このような質問をさせていただきました。
[過去のご相談]
回答1
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2010-01-06 23:05:56
コケッコーさん、こんにちは、
フィステルというのは根尖部の病巣あるいは他の部位から膿が排出する出口です。
ということはフィステルができるということは、感染源が存在するということです。
そしてフィステルがなくなっても感染源はなくなっていないと思われます。
フィステルができた原因をきちんと明らかにして、治療を行うほうが良いでしょう。
原因歯が抜歯になるか否かはこの時点ではわかりませんのでコメントは控えますね。
参考になれば幸いです。
フィステルというのは根尖部の病巣あるいは他の部位から膿が排出する出口です。
ということはフィステルができるということは、感染源が存在するということです。
そしてフィステルがなくなっても感染源はなくなっていないと思われます。
フィステルができた原因をきちんと明らかにして、治療を行うほうが良いでしょう。
原因歯が抜歯になるか否かはこの時点ではわかりませんのでコメントは控えますね。
参考になれば幸いです。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2010-01-07 09:53:03
畑田先生と同じです。
残念ながら「自然治癒」は無いと思います。
人間の体は「バイキン」に対して「抵抗力」が優っている時は症状は出ません。
しかし、抵抗力が下がった時に見える形で症状が出ます。
つまり、コケッコー さんの場合、3か月前は忙しかったりストレスがあったりして抵抗力が低く、フィステルが出ていたが、ここ最近は体力的にも安定していてフィステルが出ていない…と考えられます。
皮膚や粘膜に出来た感染であれば、細胞のターンオーバーや免疫細胞が豊富なため消毒や抗生剤の投与で自然治癒する場合も多いのですが、歯には自然治癒能力は無く、慢性化して症状が無くても感染源は人為的に除去しない限り無くなりません。
したがって、レントゲンで病巣の状態を確認し、治療が可能であれば治療し、保存が不可能と言うことであれば残念ながら抜歯せざるを得ないと言う事になります。
過去の相談から「パーフォレーション」があるようですね。
そうすると、一般的に「保存は厳しいのではないか?」と思います。
どうしても抜歯を避けたければ「歯内療法専門医」レベルの治療を受けざるを得ません。
それでも保存できるかどうかは保証の限りではありませんが…。
以前の相談の時にも書きましたが、6番に悪影響を及ぼす可能性が高ければ、早めの抜歯をお勧めします。
おだいじにされてください。
残念ながら「自然治癒」は無いと思います。
人間の体は「バイキン」に対して「抵抗力」が優っている時は症状は出ません。
しかし、抵抗力が下がった時に見える形で症状が出ます。
つまり、コケッコー さんの場合、3か月前は忙しかったりストレスがあったりして抵抗力が低く、フィステルが出ていたが、ここ最近は体力的にも安定していてフィステルが出ていない…と考えられます。
皮膚や粘膜に出来た感染であれば、細胞のターンオーバーや免疫細胞が豊富なため消毒や抗生剤の投与で自然治癒する場合も多いのですが、歯には自然治癒能力は無く、慢性化して症状が無くても感染源は人為的に除去しない限り無くなりません。
したがって、レントゲンで病巣の状態を確認し、治療が可能であれば治療し、保存が不可能と言うことであれば残念ながら抜歯せざるを得ないと言う事になります。
過去の相談から「パーフォレーション」があるようですね。
そうすると、一般的に「保存は厳しいのではないか?」と思います。
どうしても抜歯を避けたければ「歯内療法専門医」レベルの治療を受けざるを得ません。
それでも保存できるかどうかは保証の限りではありませんが…。
以前の相談の時にも書きましたが、6番に悪影響を及ぼす可能性が高ければ、早めの抜歯をお勧めします。
おだいじにされてください。
相談者からの返信
相談者:
コケッコーさん
返信日時:2010-01-10 17:55:44
タイトル | フィステルが消失したのは治癒したからですか? |
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質問者 | コケッコーさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根の病気(根尖病変・根尖病巣) 歯茎の婁孔(ろうこう・フィステル) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。