外科矯正の術後矯正で奥歯が噛めないことはありますか?

相談者: danditさん (51歳:男性)
投稿日時:2017-09-15 10:37:48
よろしくお願いします。


顎変形症の治療をお願いしようと思っている大学病院で、同様の治療をされた方のブログを見たところ、術前矯正は1年半の予定のところ2年半になり、術後矯正は6ヶ月の予定が1年半に伸びたとの記載がありました。

更に一方の奥歯で上下の歯が当たらず、噛めない状態で終了になったとのことが記載されていました。
反対側の奥歯で食べているそうですが、担当医からは大きく動かしたからこれ以上は無理、との回答だったそうです。



そこで質問です。

1.かみ合わせを治す治療なのに、奥歯の一方が噛みあわないなんて事で終わってしまうことはあるのでしょうか?

2.歯並びがきれいに並べば機能がついてくるとの説明のようでしたが、歯並びと噛みあわせは別のものではないのでしょうか?

3.術後矯正の最終に噛みあわせを合わせる時は健康な歯を削ってあわせる事があるのでしょうか?

4.最初に示された治療期間が2倍に伸びることは珍しいことではないのでしょうか?
私は術前1年半、術後6ヶ月と言われましたが、正直疑っています。治療期間を長く言うと患者が嫌がるから短く言っているのか?などと考えてしまいます。
術前、術後期間は術者の腕でも異なるのでしょうか?


よろしくお願いします。
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2017-09-15 10:55:08
基本的には、しっかり噛む状態で治療は終わると思います。

ただ、手術や歯の状況によっては、そのようになる可能性は0でないかもしれませんし、治療期間についても同様です。

治療期間が延びる人もいると思いますが、逆に短くなる人もいると思います。

歯の動き自体、ヒトの体が相手なので、実際にやってみないとどれくらいの速さで動くのかわからないというの部分もあると思います。

また、矯正歯科医の指示した補助道具などの使用を怠れば、治療期間の延長やきちんとしたかみ合わせの確立に至らないこともあると思います。


もともとの歯の形態が良くない場合には、矯正治療の途中にわずかに削って調節する場合もあると思います。



個人的には、悪い情報は目に留まりやすく記憶に残りやすいですが、実際はそうでない場合の方が多いと思います。
(食べ物屋の口コミなどもそうだと思います)

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: danditさん
返信日時:2017-09-15 19:28:51
伊藤先生 丁寧なご回答をありがとうございます。


かなり安心しました。
netも良し悪しなのは日々感じていますが、つい検索してしまいますし、動揺してしまいます。
でも先生の仰るとおり、悪い話は目に付きますね。

仮に自分だったら良い話というのは余程の事が無いとわざわざアップはしませんし、人間の心理というのはそうなのでしょうね。
また、悪い話も自分以外の責任にしたがりますし。


心理的にはとてもありがたいご回答です。
感謝いたします。



タイトル 外科矯正の術後矯正で奥歯が噛めないことはありますか?
質問者 danditさん
地域 非公開
年齢 51歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
外科矯正
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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