[写真あり] 歯髄に達しないC1の虫歯でも痛みを感じるのはなぜか

相談者: -ふみ-さん (41歳:男性)
投稿日時:2018-05-31 08:00:25
今回は初歩的な素朴な疑問です。

腕の皮膚をつねったとします。
この時、痛いと感じるのは、皮膚に神経が通っているからです。

歯にも、歯髄が通っています。
これが痛みを感じるものと言われていますが、虫歯になって、C1でも痛みを感じることがあります。
これはどういうことなのでしょうか?

歯髄以外にも、歯質の中にも実は神経が通っているのでしょうか?

通常、虫歯が象牙質まで達すると歯髄までの距離が近くなり、冷たいもので歯がしみるようになり、歯髄まで達するとジンジンする痛みになると思います。

ご回答お待ちしています。
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2018-05-31 08:08:21
>C1でも痛みを感じることがあります。
>これはどういうことなのでしょうか?

基本的にC1エナメル質内の虫歯で痛みが出ることはありません。
ただC2直前で象牙質までの距離が短くなると温熱刺激が象牙質に伝わるかもしれません。



歯髄以外にも、歯質の中にも実は神経が通っているのでしょうか?

通っていないと思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2018-05-31 08:14:50
正確にC1と診断されたものなら痛みを感じることはないと思います。
痛みを感じるとすればC1という診断が間違っているか別の原因の痛みだと思います。

歯を抜くか削らずに正確にC1を診断するとはかなり難しいと思います。

象牙質には象牙細管という細い穴が歯髄側からエナメル質側に向かって多数開いていると思います。
この構造がC2になると痛みを感じる元だと思います。
ここから先はいろんな理論があるように思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: -ふみ-さん
返信日時:2018-06-02 17:47:13
>細見 先生

ご回答ありがとうございます。
やはり、C1では痛みはないですか。

虫歯象牙質まで達したとしても、神経まで達していなければ、冷たいものでしみるでしょうけど、痛くはないですよね。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2018-06-02 17:56:19
C2の状態で歯髄内に細菌が侵入しているという病理標本はあると思います。
歯髄内の細菌侵入が歯髄炎を意味する訳ではありませんが。

痛くなくても削っていくと露髄といって神経が露出する事はあると思います。
その場合MTAセメントによる直接覆髄の成績が良いと思いますが自費になると思います。
またちゃんと使わないと材料の良さが出ないと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: -ふみ-さん
返信日時:2018-06-02 18:01:45
>柴田幸一郎 先生

ご回答ありがとうございます。

確かに、C1かどうかは、見ただけでは深さが分からないですね。

「象牙細管」理解しています。
だから、象牙質がむき出しになると、冷たいものでしみるようになるんですよね。
知覚過敏がそれですね。

歯髄があるから、歯がしみるというのは当然ですが、抜髄をしたら歯はしみないというのは絶対でしょうか?

画像のように、歯根の先では、歯髄として歯の中に入っていく神経と、歯根膜として歯根の表に貼り付いていくものに分かれる気がします。歯根膜にも神経が通い、それは抜髄でなくならない訳ですから、抜髄した歯がしみないというのは違う気がしますが、どうなのでしょうか?
歯周がしみることはあるように思います。
実際、歯肉を爪で押さえると痛いですよね。
痛いということは、神経が通っているということですよね。

画像1画像1



タイトル [写真あり] 歯髄に達しないC1の虫歯でも痛みを感じるのはなぜか
質問者 -ふみ-さん
地域 非公開
年齢 41歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯の痛み その他
虫歯その他
その他(写真あり)
回答者




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