レジンを固める照射時間

相談者: やきいもチロさん (27歳:男性)
投稿日時:2022-01-30 12:16:21
レジンを詰めて固める時に紫外線を照射して固めると思いますが、使う機械によって照射時間は異なりますか?


今通っている歯医者さんでは奥歯治療のときも前歯の治療のときも機械を近付けてほんの一瞬ピッとやっただけでしたが、以前通っていた歯医者さんでは10秒くらい長く当てていたので、なぜ違うのか気になり質問させていただきました。

照射時間が短いとレジンの持ちや虫歯になりやすさも違うのではないかと少し不安に感じます。


よろしくお願い致します。
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2022-01-30 12:52:37
30年前は紫外線でしたが目に対して悪影響があるため今では可視光線だと思います。

光量が違うので照射時間の違いはありますね。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-01-30 17:46:48
こんにちは。


紫外線は身体に悪いので通常使われません。

可視光線でしょう。


光照射器には様々な出力のものが販売されていて光の出方もいろいろなタイプがあります。

ほんの一瞬ピッとやっただけでどれくらいの到達深度があるのか?はその歯科医院が使っている照射器の特性により異なると思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2022-01-31 10:39:16
柴田先生、船橋先生が書かれているように、出力・波長の違いで硬化時間は異なります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: やきいもチロさん
返信日時:2022-01-31 13:07:23
先生方お忙しい中ありがとうございました。


可視光線というものを使っているのですね。

照射器によって異なるということは、照射時間が一瞬だけでも十分に固まるという事もあり得るということなのですね。


ありがとうございました。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2022-02-01 12:27:35
20年前ぐらいの器材であればプラズマという超強力型のライトで照射時間3秒というものがありました。
 
ただ、この照射機100万ぐらいする為かなり高価で主流にはなりませんでした。
 
今の光源はLEDとなり照射時間も10秒程度当てることが一般的です。

 

レジンの硬化に関しては 「光強度×照射時間=光エネルギー」となります。
 
光が強ければ短時間で固まるという感じです。

短時間で固まるメリットはラバーダムなしの治療では、唾液や呼気の歯面汚染を最小限にできるなどあります。
 
デメリットとしては、詰め方によってはレジンの収縮量が大きくなる、熱が発生するなどでしょうか。

 

レジンの硬化は色々な要素があり、歯とライトの距離、ライトの特性も拡散型のライトか!?光による歯髄への影響など色々な要素があります。
 

今の考え方は光量が大きすぎるとレジンの収縮量が大きくなり歯との接着に悪影響が出るということでマイルドな光を少し長めにが良いとなってきていますが、そこまで心配しなくていいと問題だと思います。

 
おだいじに

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: やきいもチロさん
返信日時:2022-02-02 17:17:42
井野先生


詳しく教えてくださってありがとうございました。
勉強になりました。

そこまで心配しなくていいと言われて安心しました。

ありがとうございました。



タイトル レジンを固める照射時間
質問者 やきいもチロさん
地域 非公開
年齢 27歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ レジン(白いプラスチック)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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